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セレキノン細粒20%の基本情報
基本情報
- 過敏性腸症候群
- 慢性胃炎の曖気
- 慢性胃炎の悪心
- 慢性胃炎の消化器症状
- 慢性胃炎の腹部疼痛
- 慢性胃炎の腹部膨満感
- 1.慢性胃炎における消化器症状に使用する場合:トリメブチンマレイン酸塩として、1日量300mg(細粒:1.5g)を3回に分けて経口投与する
- 年齢、症状により適宜増減する
- 2.過敏性腸症候群に使用する場合:トリメブチンマレイン酸塩として、1日量300〜600mg(細粒:1.5〜3.0g)を3回に分けて経口投与する
副作用
注意事項
- 原則禁止
- 授乳婦
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.慢性胃炎における消化器症状(腹部疼痛、悪心、曖気、腹部膨満感)。
2.過敏性腸症候群。
1.慢性胃炎における消化器症状に使用する場合:トリメブチンマレイン酸塩として、1日量300mg(細粒:1.5g)を3回に分けて経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
2.過敏性腸症候群に使用する場合:トリメブチンマレイン酸塩として、1日量300〜600mg(細粒:1.5〜3.0g)を3回に分けて経口投与する。
臨床試験(治験):総症例1,515例中、副作用が報告されたのは74例(4.88%)で、主な副作用は便秘20件(1.32%)、口渇10件(0.66%)、下痢8件(0.53%)等であった。
使用成績調査(承認時〜再審査終了時):総症例61,246例中、副作用が報告されたのは198例(0.32%)で、主な副作用は発疹51件(0.08%)、下痢32件(0.05%)、便秘22件(0.04%)、そう痒感18件(0.03%)、口渇14件(0.02%)等であった。
1.重大な副作用
肝機能障害(0.1%未満)、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).消化器:(0.1%未満)便秘、下痢、腹鳴、口渇、口内しびれ感、悪心、嘔吐。
2).循環器:(0.1%未満)心悸亢進。
3).精神神経系:(0.1%未満)眠気、眩暈、倦怠感、頭痛。
4).過敏症:(0.1%未満)発疹、蕁麻疹、そう痒感。
5).泌尿器:(0.1%未満)排尿障害、尿閉。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(なお、再審査時の15歳未満の調査例数381例で副作用は認められなかった)。
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