日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

アロキシ静注0.75mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:パロノセトロン塩酸塩注射液

製薬会社:大鵬薬品

薬価・規格: 14851円(0.75mg5mL1瓶) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

5-HT3受容体拮抗薬詳しく見る

  • 抗がん薬による嘔吐中枢への刺激を阻害し、悪心(吐き気)・嘔吐を抑える薬
5-HT3受容体拮抗薬の代表的な商品名
  • カイトリル
  • ナゼア
  • シンセロン
  • アロキシ

効能・効果詳しく見る

  • 抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐><遅発期を含む>

注意すべき副作用詳しく見る

便秘頭痛血管痛QT延長γ−GTP上昇高ビリルビン血症発疹しゃっくりAST上昇ALT上昇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • パロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

便秘頭痛血管痛QT延長γ−GTP上昇高ビリルビン血症発疹しゃっくりAST上昇ALT上昇眩暈

重大な副作用

ショックアナフィラキシーそう痒感発赤胸部苦悶感呼吸困難血圧低下

上記以外の副作用

不眠症糖尿食欲不振高血糖高カリウム血症上室性期外収縮高血圧低血圧下痢口内乾燥上腹部痛腹部膨満腹痛肝機能検査値異常耳鳴LDH上昇Al−P上昇倦怠感疲労注射部位反応注射部位疼痛注射部位紅斑潮紅静脈炎発熱悪寒不安多幸感傾眠過眠症末梢感覚性ニューロパシー異常感覚低カリウム血症電解質変動低カルシウム血症食欲減退頻脈徐脈心筋虚血洞性頻脈洞性不整脈静脈退色静脈拡張消化不良尿閉アレルギー性皮膚炎乗り物酔い眼刺激弱視関節痛インフルエンザ様症状熱感無力症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 消化管通過障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

処方理由

5−HT3受容体拮抗型制吐薬この薬をファーストチョイスする理由(2019年6月更新)もっと見る

  • ・血中半減期が長く、5−HT3受容体に対して高い親和性と選択性を有するため、24時間以降に発現する遅発性悪心・嘔吐にも有効である。(50歳代開業医、消化器外科)
  • ・急性期および遅延性の悪心・嘔吐にも有用性が高いので頻用している。(60歳代病院勤務医、産科・婦人科)
  • ・遅発性嘔吐にもある程度、対応できる。アプレピタントとの併用で、ほとんどの方で嘔気なく治療することができている印象。(30歳代病院勤務医、上記以外の内科系診療科)
  • ・点滴で長期間の効果が得られること。ただ、便秘が多く、高価である。(60歳代病院勤務医、上記以外の内科系診療科)
  • ・アロキシ、カイトリル、オンダンセトロン、いずれも化学療法の副作用マネジメントとして使用しています。(30歳代病院勤務医、上記以外の外科系診療科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    シスプラチン等の抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐><遅発期を含む>。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    本剤は強い悪心、嘔吐が生じる抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)の投与の場合に限り使用する。

    用法・用量(添付文書全文)

    パロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤は、30秒以上かけて緩徐に投与し、抗悪性腫瘍剤投与前に投与を終了する。
    2.本剤の消失半減期は約40時間であり、短期間に反復投与を行うと過度に血中濃度が上昇する恐れがある(1週間未満の間隔で本剤をがん患者へ反復投与した経験はないため、短期間での反復投与は避ける)。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内で実施された臨床試験(治験)において、安全性の評価対象となった総症例数1,343症例中、460例(34.3%)に副作用が報告されている。主な副作用は便秘222例(16.5%)、頭痛52例(3.9%)、血管痛42例(3.1%)等であった。また、主な臨床検査値の異常については、ALT(GPT)上昇73例(5.4%)、QT延長58例(4.3%)、AST(GOT)上昇49例(3.6%)、血中ビリルビン増加31例(2.3%)及びγ−GTP上昇28例(2.1%)等であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):ショック、アナフィラキシー(そう痒感、発赤、胸部苦悶感、呼吸困難、血圧低下等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次の副作用が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    1).国内臨床試験:
    (1).精神神経系:(1〜10%未満)頭痛、(1%未満)眩暈、不眠症。
    (2).代謝:(1%未満)糖尿、食欲不振、高血糖、高カリウム血症。
    (3).心臓・循環器:(1〜10%未満)QT延長、(1%未満)上室性期外収縮、高血圧、低血圧。
    (4).消化器:(10%以上)便秘、(1%未満)下痢、口内乾燥、上腹部痛、腹部膨満、腹痛。
    (5).肝臓:(1〜10%未満)高ビリルビン血症、(1%未満)肝機能検査値異常。
    (6).皮膚:(1〜10%未満)発疹。
    (7).呼吸器:(1〜10%未満)しゃっくり。
    (8).耳:(1%未満)耳鳴。
    (9).臨床検査:(1〜10%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、(1%未満)LDH上昇、Al−P上昇。
    (10).その他:(1〜10%未満)血管痛、(1%未満)倦怠感、疲労、注射部位反応(注射部位疼痛、注射部位紅斑)、潮紅、静脈炎、発熱、悪寒。
    2).海外臨床試験:
    (1).精神神経系:(1%未満)不安、多幸感、傾眠、過眠症、末梢感覚性ニューロパシー、異常感覚。
    (2).代謝:(1%未満)低カリウム血症、電解質変動、低カルシウム血症、食欲減退。
    (3).心臓・循環器:(1%未満)頻脈、徐脈、心筋虚血、洞性頻脈、洞性不整脈、静脈退色、静脈拡張。
    (4).消化器:(1%未満)消化不良。
    (5).腎臓・泌尿器:(1%未満)尿閉。
    (6).皮膚:(1%未満)アレルギー性皮膚炎。
    (7).耳:(1%未満)乗り物酔い。
    (8).眼:(1%未満)眼刺激、弱視。
    (9).その他:(1%未満)関節痛、インフルエンザ様症状、熱感、無力症。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (重要な基本的注意)
    本剤の投与により消化管運動低下が現れることがあるので、消化管通過障害の症状のある患者は、本剤投与後観察を十分に行う。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているため、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(ラット)で胎仔への移行が報告されている]。
    2.授乳婦に投与する場合は授乳を中止させる[動物実験(ラット)で、乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
    (適用上の注意)
    保存時:紙箱から取り出して長期間保存した場合は、光によりわずかに分解することがあるため、紙箱から取り出した後は速やかに使用するか又は遮光を考慮する。

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