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スパカール細粒10%の基本情報
基本情報
- 胆管炎の鎮痙
- 胆管炎の利胆
- 胆石症の鎮痙
- 胆石症の利胆
- 胆嚢炎の鎮痙
- 胆嚢炎の利胆
- 胆嚢切除後症候群の鎮痙
- 胆嚢切除後症候群の利胆
- 胆道ジスキネジーの鎮痙
- 胆道ジスキネジーの利胆
- 慢性膵炎の胃腸症状の改善
- 慢性膵炎の疼痛の改善
- 1回400mg(トレピブトンとして40mg)を1日3回食後直ちに経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.次記疾患に伴う鎮痙・利胆:胆石症、胆嚢炎、胆管炎、胆道ジスキネジー、胆嚢切除後症候群。
2.慢性膵炎に伴う疼痛並びに胃腸症状の改善。
1回400mg(トレピブトンとして40mg)を1日3回食後直ちに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤の副作用集計対象となった10,648例中、161例(1.51%)に臨床検査値の異常を含む副作用が認められた。その主なものは、悪心(0.25%)、便秘(0.20%)、膨満感(0.18%)、下痢(0.17%)等の消化器症状及び発疹(0.18%)等であった[再審査終了時の集計]。
次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1.過敏症:(0.1〜1%未満)発疹、そう痒[投与を中止する]。
2.消化器:(0.1〜1%未満)悪心、便秘、膨満感、下痢、胃部不快感、食欲不振、嘔吐、(0.1%未満)口渇、唾液分泌過多。
3.肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等肝機能検査値異常。
4.その他:(0.1%未満)眩暈、頭重感、倦怠感。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(高齢者への投与)
高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が現れやすいので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(取扱い上の注意)
使用期限内であっても開封後はなるべく速やかに使用する。
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