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グーフィス錠5mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:エロビキシバット水和物錠

製薬会社:EAファーマ

薬価・規格: 105.8円(5mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

エロビキシバット(胆汁酸トランスポーター阻害薬)詳しく見る

  • 胆汁酸の輸送に関わる胆汁酸トランスポーターの働きを阻害し胆汁酸の再吸収を抑え胆汁酸の大腸への移行を促すことで、大腸管腔内への水分分泌や消化管運動を促進し便秘を改善する薬
エロビキシバット(胆汁酸トランスポーター阻害薬)の代表的な商品名
  • グーフィス

効能・効果詳しく見る

  • 慢性便秘症<器質的疾患による便秘を除く>

注意すべき副作用詳しく見る

腹痛下痢下腹部痛腹部膨満肝機能検査異常ALT増加AST増加頭痛浮動性眩暈ほてり

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • エロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する
    • なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 腸閉塞
    • ヘルニアによる腸閉塞
    • 腫瘍による腸閉塞

副作用

主な副作用

腹痛下痢下腹部痛腹部膨満肝機能検査異常ALT増加AST増加頭痛浮動性眩暈ほてり悪心

上記以外の副作用

上腹部痛腹部不快感軟便鼓腸口渇便意切迫嘔吐胃腸音異常便秘口内炎過敏症蕁麻疹発疹好酸球数増加貧血ビタミンE増加CK増加CPK増加月経困難症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 腸閉塞
    • ヘルニアによる腸閉塞
    • 腫瘍による腸閉塞
  • 慎重投与
    • 胆道閉塞
    • 重篤な肝障害
    • 胆汁酸分泌低下
  • 注意
    • 症候性便秘
    • 薬剤性便秘

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
胆汁酸製剤<服用> 作用が減弱
ウルソデオキシコール酸<服用> 作用が減弱
ケノデオキシコール酸<経口> 作用が減弱
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> 本剤の作用が減弱
スクラルファート<経口> 本剤の作用が減弱
アルジオキサ<経口> 本剤の作用が減弱
コレスチラミン<経口> 本剤の作用が減弱
コレスチミド<経口> 本剤の作用が減弱
ジゴキシン 血中濃度が上昇し作用が増強
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 血中濃度が上昇し作用が増強
ミダゾラム 血中濃度が低下し作用が減弱

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    慢性便秘症<器質的疾患による便秘を除く>。
    <効能又は効果に関連する使用上の注意>
    薬剤性便秘及び症候性便秘に対する使用経験はない。

    用法・用量(添付文書全文)

    エロビキシバットとして10mgを1日1回食前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、最高用量は1日15mgとする。
    <用法及び用量に関連する使用上の注意>
    本剤投与中は腹痛や下痢が現れる恐れがあるので、症状に応じて減量、休薬又は中止を考慮し、本剤を漫然と継続投与しないよう、定期的に本剤の投与継続の必要性を検討する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの国内の臨床試験では631例中292例(46.3%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められている。主な副作用は腹痛120例(19.0%)、下痢99例(15.7%)であった。
    その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
    1.肝臓:(1〜5%未満)肝機能検査異常(ALT増加(GPT増加)、AST増加(GOT増加))[このような症状については観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する]。
    2.精神神経系:(1%未満)頭痛、浮動性眩暈。
    3.循環器:(1%未満)ほてり。
    4.消化器:(5%以上)腹痛(19.0%)、下痢(15.7%)、下腹部痛、腹部膨満、(1〜5%未満)悪心、上腹部痛、腹部不快感、軟便、(1%未満)鼓腸、口渇、便意切迫、嘔吐、胃腸音異常、便秘、口内炎。
    5.過敏症:(1%未満)蕁麻疹、発疹[このような症状が発現した場合には、投与を中止する]。
    6.血液:(1%未満)好酸球数増加、貧血、ビタミンE増加。
    7.その他:(1〜5%未満)CK増加(CPK増加)、(1%未満)月経困難症。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.腫瘍による腸閉塞、ヘルニアによる腸閉塞等腸閉塞が確認されている又は疑われる患者[腸閉塞を悪化させる恐れがある]。
    (慎重投与)
    重篤な肝障害のある患者[胆道閉塞や胆汁酸分泌低下している患者等では本剤の効果が期待できない場合がある]。
    (相互作用)
    本剤は、P−糖蛋白質の阻害作用を有する。
    併用注意:
    1.胆汁酸製剤<経口>(ウルソデオキシコール酸<経口>、ケノデオキシコール酸<経口>)[これらの薬剤の作用が減弱する恐れがある(本剤の胆汁酸トランスポーター(IBAT)阻害作用により、胆汁酸製剤の再吸収が阻害される恐れがある)]。
    2.アルミニウム含有制酸剤<経口>(スクラルファート水和物<経口>、アルジオキサ<経口>等)[本剤の作用が減弱する恐れがある(これらの薬剤は、消化管内で胆汁酸を吸着するため、本剤の作用が減弱する恐れがある)]。
    3.コレスチラミン<経口>、コレスチミド<経口>[本剤の作用が減弱する恐れがある(これらの薬剤は、胆汁酸を吸着するため、本剤の作用が減弱する恐れがある)]。
    4.ジゴキシン、ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩[これらの薬剤の血中濃度が上昇し作用が増強する恐れがある(本剤のP−糖蛋白質に対する阻害作用による)]。
    5.ミダゾラム[ミダゾラムの血中濃度が低下し作用が減弱する恐れがある(機序は不明である)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与する[動物実験(ラット)で大量経口投与により、母体毒性(1000mg/kg/日)並びに出生仔生存性に影響、出生仔成長に影響及び出生仔発達に影響(350mg/kg/日以上)がみられた]。
    2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[14C−エロビキシバットを用いた動物実験(ラット)で、放射能の乳汁中への移行が報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (保管上の注意)
    気密容器(アルミ袋開封後は高温、湿気を避けて保存する)。

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