処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ヒマシ油「司生堂」の基本情報
基本情報
小腸や大腸などを刺激することで排便を促す薬
- ヒマシ油
- プルゼニド
- アローゼン
- アジャストA ヨーデルS
- ラキソベロン
- 手術前後の腸管内容物の排除
- 消化管検査時の腸管内容物の排除
- 食中毒の腸管内容物の排除
- 便秘症
- ヒマシ油として、15〜30mL(増量限度60mL)、小児は5〜15mL、乳幼児は1〜5mLを、それぞれそのまま又は水、牛乳などに浮かべて頓用する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 急性腹症
- 痙攣性便秘
- 重症硬結便
- 脂溶性物質による中毒時
- 脂溶性駆虫剤投与中
- 希望禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 乳児
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 希望禁止
- 乳児(0日〜364日)
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- ヘノポジ油
- 中毒
- メンマ
- 中毒
- 脂溶性駆虫剤投与中
- 中毒
- リン
- 吸収が促進
- ナフタリン
- 吸収が促進
- 脂溶性物質による中毒時
- 吸収が促進
処方理由
添付文書
便秘症、食中毒における腸管内容物の排除、消化管検査時又は手術前後における腸管内容物の排除。
ヒマシ油として、15〜30mL(増量限度60mL)、小児は5〜15mL、乳幼児は1〜5mLを、それぞれそのまま又は水、牛乳などに浮かべて頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、腹痛等の症状が現れることがある。
2.過敏症:(頻度不明)過敏症状が現れた場合には投与を中止する。
(禁忌)
1.急性腹症が疑われる患者[症状が悪化する恐れがある]。
2.痙攣性便秘の患者[症状が悪化する恐れがある]。
3.重症硬結便のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
4.ヘノポジ油、メンマ等の脂溶性駆虫剤投与中の患者[これらの薬剤の吸収を促進して中毒を起こす恐れがある]。
5.リン、ナフタリンなどの脂溶性物質による中毒時[これらの物質の吸収が促進される恐れがある]。
(重要な基本的注意)
小腸の消化吸収を妨げ全身の栄養状態に影響を及ぼすことがあるので連用を避ける。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・授乳婦への投与)
1.子宮収縮を誘発して流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい。
2.ヒト母乳中に移行し乳児の下痢を起こすことがあるので、授乳中の婦人には投与しないことが望ましい。
(その他の注意)
即効性であるので就寝前の服用を避けさせる。
(取扱い上の注意)
1.空気中に放置すると酸敗しやすい。
2.火気注意。
(保管上の注意)
気密容器に保存。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。