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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ミルマグ錠350mgの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
5.7円(350mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
塩類下剤

便の水分バランスなどを改善させ排便を促す薬

塩類下剤
  • 酸化マグネシウム マグラックス マグミット 重カマ
  • ミルマグ
  • マグコロール
効能・効果
  • 胃炎の症状の改善
  • 胃炎の制酸作用
  • 胃潰瘍の症状の改善
  • 胃潰瘍の制酸作用
  • 胃下垂症の症状の改善
  • 胃下垂症の制酸作用
  • 胃酸過多症の症状の改善
  • 胃酸過多症の制酸作用
  • 急性胃炎の症状の改善
  • 急性胃炎の制酸作用
  • 十二指腸潰瘍の症状の改善
  • 十二指腸潰瘍の制酸作用
  • 上部消化管機能異常の症状の改善
  • 上部消化管機能異常の制酸作用
  • 神経性食思不振の症状の改善
  • 神経性食思不振の制酸作用
  • 便秘症
  • 慢性胃炎の症状の改善
  • 慢性胃炎の制酸作用
  • 薬剤性胃炎の症状の改善
  • 薬剤性胃炎の制酸作用
注意すべき副作用
代謝異常 、 高マグネシウム血症 、 下痢
用法・用量(主なもの)
  • 水酸化マグネシウムとして、制酸剤としては1日0.9〜2.4gを数回に分割経口投与、緩下剤としては1日0.9〜2.1gを頓用又は数回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 牛乳に対しアレルギー

副作用

主な副作用
代謝異常 、 高マグネシウム血症 、 下痢

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 牛乳に対しアレルギー
  • 慎重投与
    • 下痢
    • 高マグネシウム血症
    • 心機能障害
    • 腎障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
テトラサイクリン系抗生物質<経口>
吸収が低下し効果が減弱
テトラサイクリン<経口>
吸収が低下し効果が減弱
ミノサイクリン<経口>
吸収が低下し効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口>
吸収が低下し効果が減弱
シプロフロキサシン<経口>
吸収が低下し効果が減弱
トスフロキサシン<経口>
吸収が低下し効果が減弱
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用>
吸収が低下し効果が減弱
エチドロン酸二ナトリウム<経口>
吸収が低下し効果が減弱
リセドロン酸ナトリウム水和物<経口>
吸収が低下し効果が減弱
セフジニル<経口>
吸収が低下し効果が減弱
デラビルジン<服用>
吸収が低下し効果が減弱
ペニシラミン製剤<服用>
吸収が低下し効果が減弱
ミコフェノール酸モフェチル<経口>
吸収が低下し効果が減弱
ロスバスタチン<服用>
血中濃度が低下し効果が減弱
ガバペンチン<服用>
血中濃度が低下し効果が減弱
セレコキシブ
血中濃度が低下し効果が減弱
アジスロマイシン
血中濃度が低下
ラベプラゾール
血中濃度が低下
ジギタリス<経口>
当該薬剤の吸収・排泄に影響
ジゴキシン<服用>
当該薬剤の吸収・排泄に影響
フェキソフェナジン<服用>
当該薬剤の吸収・排泄に影響
鉄剤<服用>
当該薬剤の吸収・排泄に影響
ポリカルボフィルカルシウム<経口>
当該薬剤の効果が減弱
高カリウム血症改善イオン交換樹脂<経口・注腸>
当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸>
当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸>
当該薬剤の効果が減弱
高カリウム血症改善イオン交換樹脂<経口・注腸>
全身性アルカローシス
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸>
全身性アルカローシス
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸>
全身性アルカローシス
活性型ビタミンD3製剤
高マグネシウム血症
アルファカルシドール
高マグネシウム血症
カルシトリオール
高マグネシウム血症
カルシウム製剤
milk−alkali syndrome
カルシウム製剤
高カルシウム血症
カルシウム製剤
高窒素血症
カルシウム製剤
アルカローシス
ミソプロストール
下痢
飲食物との相互作用
  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患における制酸作用と症状の改善:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃炎(急性胃炎・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)。
2.便秘症。

用法・用量(添付文書全文)

水酸化マグネシウムとして、制酸剤としては1日0.9〜2.4gを数回に分割経口投与、緩下剤としては1日0.9〜2.1gを頓用又は数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤は塩類下剤のため、緩下剤として投与の際、できるだけ多くの水(約180mL)を飲むとより効果的である。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
その他の副作用(頻度不明)
1.代謝異常:高マグネシウム血症[長期大量投与によりこのような症状が発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行う]。
2.消化器:下痢。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
牛乳に対しアレルギーのある患者(本剤は添加物としてカゼインを含有する)。
(慎重投与)
1.腎障害のある患者[マグネシウムの排泄が阻害され貯留を起こす恐れがある]。
2.心機能障害のある患者[徐脈を起こす恐れがある]。
3.下痢のある患者[緩下作用があるので、下痢を悪化させる恐れがある]。
4.高マグネシウム血症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
(相互作用)
併用注意:
1.テトラサイクリン系抗生物質<服用>(テトラサイクリン<服用>、ミノサイクリン<服用>等)、ニューキノロン系抗菌剤<服用>(シプロフロキサシン<服用>、トスフロキサシン<服用>等)、ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用>(エチドロン酸二ナトリウム<服用>、リセドロン酸ナトリウム<服用>等)[併用薬剤の吸収が低下し効果が減弱する恐れがあるので、同時に服用させないなど注意する(併用薬剤と錯体を形成し、併用薬剤の吸収を阻害する)]。
2.セフジニル<服用>、デラビルジン<服用>、ペニシラミン<服用>[併用薬剤の吸収が低下し効果が減弱する恐れがあるので、同時に服用させないなど注意する(機序不明)]。
3.ロスバスタチン<服用>、ガバペンチン<服用>[併用薬剤の血中濃度が低下し効果が減弱する恐れがあるので、同時に服用させないなど注意する(機序不明)]。
4.セレコキシブ[併用薬剤の血中濃度が低下し効果が減弱する恐れがある(機序不明)]。
5.ミコフェノール酸 モフェチル<服用>[併用薬剤の吸収が低下し効果が減弱する恐れがある(機序不明)]。
6.アジスロマイシン、ラベプラゾール[併用薬剤の血中濃度が低下するとの報告がある(機序不明)]。
7.ジギタリス製剤<服用>(ジゴキシン<服用>等)、フェキソフェナジン<服用>[併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、同時に服用させないなど注意する(消化管内で本剤と吸着することにより併用薬剤の吸収が阻害されると考えられる)]。
8.鉄剤<服用>[併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、同時に服用させないなど注意する(本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、併用薬剤の吸収が阻害されると考えられる)]。
9.ポリカルボフィル カルシウム<服用>[併用薬剤の効果が減弱する恐れがある(併用薬剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される)]。
10.高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤<経口・注腸>(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸>、ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸>)[併用薬剤の効果が減弱する恐れがあり、併用により全身性アルカローシス等の症状が現れたとの報告がある(マグネシウムが併用薬剤と結合する)]。
11.活性型ビタミンD3製剤(アルファカルシドール、カルシトリオール等)[高マグネシウム血症をおこす恐れがある(併用薬剤によるマグネシウムの腸管吸収促進が考えられる(特に腎障害のある患者))]。
12.大量の牛乳、カルシウム製剤[milk−alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する(機序は不明であるが、本剤による血中pHの上昇(代謝性アルカローシス)が血清カルシウムの上昇に関与すると考えられる)]。
13.ミソプロストール[下痢が発現しやすくなる(併用薬剤は小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水、Naの吸収を阻害し下痢を引き起こすが、本剤には緩下作用があるので、両者の併用により下痢が発現しやすくなる)]。
14.併用薬剤[併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある(本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇による)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
長期・大量投与により胃結石・腸管内結石を形成し、腸閉塞を起こしたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
1.本剤は吸湿性が強いので、開封後はなるべく速やかに使用する。開封後の保管にあたっては特に防湿に注意する(吸湿によりわずかに着色することがある)。
2.金属と擦れると黒色になることがある。
3.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、3年)の結果、含量等は規格の範囲内であり、ミルマグ錠350mgは通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
吸湿注意。

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