処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ガランターゼ散50%の基本情報
基本情報
消化管内で乳糖をブドウ糖とガラクトースに分解して乳糖不耐症などの消化器症状を改善する薬
- ミルラクト
- ガランターゼ
- 一次性乳糖不耐症
- 感冒性下痢症
- 急性消化不良症
- 単一症候性下痢症
- 二次性乳糖不耐症
- 白色便性下痢症
- 慢性下痢症
- 新生児下痢
- 乳糖不耐の下痢の改善
- 未熟児下痢
- 乳児の乳糖不耐の消化不良の改善
- 1.乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には、1回0.25〜0.5g(β−ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)として0.125〜0.25g)を哺乳時同時に経口投与する
- 2.経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善には、摂取乳糖量10gに対して1g(β−ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)として0.5g)を食餌とともに投与する
- なお、症状により増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 気管支喘息
- 食物アレルギー
- 蕁麻疹
- 薬剤に対する過敏症
- 注意
- 乳児
- 注意
- 乳児(0日〜364日)
相互作用
処方理由
添付文書
1.乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善。
1).一次性乳糖不耐症。
2).二次性乳糖不耐症:単一症候性下痢症、急性消化不良症、感冒性下痢症、白色便性下痢症、慢性下痢症、未熟児下痢・新生児下痢。
2.経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善。
1.乳児の乳糖不耐により生ずる消化不良の改善には、1回0.25〜0.5g(β−ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)として0.125〜0.25g)を哺乳時同時に経口投与する。
2.経管栄養食、経口流動食など摂取時の乳糖不耐により生ずる下痢などの改善には、摂取乳糖量10gに対して1g(β−ガラクトシダーゼ(アスペルギルス)として0.5g)を食餌とともに投与する。
なお、症状により増減する。
乳児:総症例数6,218例中24例(0.39%)26件の副作用が報告されている。主な副作用は発疹4件(0.06%)、腹部膨満感4件(0.06%)、嘔吐3件(0.05%)等であった(承認時〜1976年4月までの集計)。
成人:総症例数395例中4例(1.01%)4件の副作用が報告されている。副作用の内訳は便秘3件(0.76%)、発疹1件(0.25%)であった(効能追加承認時)。
1.重大な副作用
ショック(頻度不明):ショック症状、四肢冷感、顔面蒼白、チアノーゼ、下痢、腹部膨満、嘔吐等の症状が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には直ちに中止する(なお、症状に応じて輸液、副腎皮質ホルモン製剤の投与など適切な処置を行う)。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1%未満)発疹[このような場合には投与を中止する]。
2).消化器:(0.1%未満)便秘、腹部膨満、嘔吐。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
本人又は両親、兄弟に蕁麻疹、気管支喘息、他の薬剤に対する過敏症、食物アレルギー等のみられる患者。
(重要な基本的注意)
1.乳糖不耐によると判断される患者に対して使用する。
1).乳児の場合は便のpH及び便中の糖を測定し、原則として次の点を基準として使用する:(1)便のpHが5.5以下、(2)便のpHが5.6〜6.5で、かつ便中の糖が0.5g/dL以上、(3)便中の糖が0.75g/dL以上。
2).1回の食餌中の乳糖量が、原則としておおよそ20g以上の経管栄養食又は経口流動食を摂取している患者で、下痢、その他乳糖不耐によると思われる症状を生じた場合に使用する。
2.便性の改善・便回数の減少がみられない場合には、投与を中止する。
(保管上の注意)
吸湿しやすいので、開封後防湿。
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