処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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イルソグラジンマレイン酸塩細粒0.8%「日医工」の基本情報
基本情報
消化性潰瘍などに対して、胃粘液などの防御因子を増強することで胃腸粘膜保護作用などをあらわす薬
- アルサルミン
- プロマック
- ガストローム
- セルベックス
- ムコスタ
- 胃潰瘍
- 急性胃炎の胃粘膜病変の改善
- 急性胃炎の胃粘膜出血の改善
- 急性胃炎の胃粘膜発赤の改善
- 急性胃炎の胃粘膜浮腫の改善
- 急性胃炎の胃粘膜糜爛の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜出血の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜発赤の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜浮腫の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜糜爛の改善
- イルソグラジンマレイン酸塩として1日4mg(細粒0.8%:0.5g)を1〜2回に分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.胃潰瘍。
2.次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜糜爛、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
イルソグラジンマレイン酸塩として1日4mg(細粒0.8%:0.5g)を1〜2回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.消化器:(頻度不明)便秘、下痢、嘔気・嘔吐。
2.肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇等。
3.皮膚:(頻度不明)発疹、皮膚そう痒感、発赤、湿疹、多形滲出性紅斑、浮腫性紅斑[投与を中止する]。
4.その他:(頻度不明)胸部圧迫感、発熱。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、低用量(例えば2mg/日)から投与を開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(その他の注意)
健康人における本薬の血漿中からの消失半減期は約150時間である。
(取扱い上の注意)
安定性試験:本品につき加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)を行った結果、イルソグラジンマレイン酸塩細粒0.8%「日医工」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
(保管上の注意)
気密容器。
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