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アプレース錠100mgの基本情報
基本情報
消化性潰瘍などに対して、胃粘液などの防御因子を増強することで胃腸粘膜保護作用などをあらわす薬
- アルサルミン
- プロマック
- ガストローム
- セルベックス
- ムコスタ
- 胃潰瘍
- 急性胃炎の胃粘膜病変の改善
- 急性胃炎の胃粘膜出血の改善
- 急性胃炎の胃粘膜発赤の改善
- 急性胃炎の胃粘膜浮腫の改善
- 急性胃炎の胃粘膜糜爛の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜出血の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜発赤の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜浮腫の改善
- 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜糜爛の改善
- トロキシピドとして1回100mgを1日3回食後に経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
1.胃潰瘍。
2.次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜糜爛、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
トロキシピドとして1回100mgを1日3回食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
総症例12,092例中、91例(0.75%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められ、主な副作用は便秘23例(0.19%)、AST(GOT)上昇21例(0.17%)、ALT(GPT)上昇30例(0.25%)であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用
1).ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、呼吸困難、血圧低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).消化器:(0.1〜5%未満)便秘、(0.1%未満)腹部膨満感、胸やけ、嘔気等。
2).過敏症:(0.1%未満)そう痒、発疹等。
3).その他:(0.1%未満)頭重感、動悸、全身倦怠感等、(頻度不明)浮腫。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性が確立していない]。
2.本剤投与中は授乳を避けさせる[ラットにおいて乳汁への移行が認められている]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
1.ラット亜急性毒性試験で臨床用量の170倍(1000mg/kg/日)以上を経口投与したとき、膀胱炎症及び膀胱出血によると考えられる尿潜血が対照群に比較して多いという報告がある。
2.動物実験でプロラクチン分泌異常に由来すると推定される性周期の乱れが報告されているので、月経異常、乳汁分泌などの観察を十分に行い、異常が認められた場合には、休薬又は中止等の適切な処置を行う。
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