日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

テプレノンカプセル50mg「トーワ」の基本情報

後発品(加算対象)
一般名
製薬会社
薬価・規格
6.3円(50mg1カプセル)
添付文書

基本情報

薬効分類
防御因子増強薬(消化性潰瘍などの治療薬)

消化性潰瘍などに対して、胃粘液などの防御因子を増強することで胃腸粘膜保護作用などをあらわす薬

防御因子増強薬(消化性潰瘍などの治療薬)
  • アルサルミン
  • プロマック
  • ガストローム
  • セルベックス
  • ムコスタ
効能・効果
  • 胃潰瘍
  • 急性胃炎の胃粘膜病変の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜出血の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜発赤の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜浮腫の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜糜爛の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜出血の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜発赤の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜浮腫の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜糜爛の改善
注意すべき副作用
肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 Al−P上昇 、 便秘 、 下痢 、 嘔気 、 口渇
用法・用量(主なもの)
  • テプレノンとして150mgを1日3回に分けて食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

副作用

主な副作用
便秘 、 下痢 、 嘔気 、 口渇 、 腹痛 、 腹部膨満感 、 頭痛 、 過敏症 、 発疹 、 そう痒感 、 総コレステロール上昇
重大な副作用
肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 Al−P上昇
上記以外の副作用
眼瞼発赤 、 眼瞼熱感 、 血小板減少

注意事項

患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

防御因子増強薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年2月更新)
  • ・小腸潰瘍への効果やEGFR−TKIの有害事象予防効果など、様々な効果も報告されていることから処方を続けています。(50歳代病院勤務医、呼吸器外科)

  • ・相互作用が特になく、口当たりもよい。効果も悪くなく、患者さんも「あの胃薬をまたください」と言われる。(60歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・分3で内服する製剤であり、その他の薬剤との内服機会に合わせて使っている(30歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・NSAIDsを使うときには必ず併用する。安全でよい薬だと思う。(50歳代病院勤務医、脳神経外科)

防御因子増強薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年6月更新)
  • ・主にPPIやH2ブロッカーを処方していますが、使い慣れたテプレノンを中心に、アズノールやガスロンN、プロマックやムコスタを使い分けることもあります。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・飲みやすいから。特に、散剤は水なしでも飲めると言われた飲みやすさです。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・細粒は飲みやすいように味が付いているので、服薬を拒否する患者でも比較的飲んでもらえることが多く、頻用しています。(30歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・剤型が豊富で、患者のニーズに対応できる。(50歳代病院勤務医、一般内科)

防御因子増強薬
この薬をファーストチョイスする理由(2016年4月更新)
  • ・細粒製剤が、少し甘くて飲みやすいと好評である。ストレス性胃炎にも有効な印象。(60歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・最近処方例が少なくなっています。鎮痛薬投与時の消化管粘膜保護を目的に、あるいは老人に多い逆流性食道炎に、ジェネリックのランソプラゾールODを用いることが多くなりました。(60歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・気休めかもしれないが、昔から使用しています。自分で飲んでも、飲まないときよりはいい印象です。PPIやH2ブロッカー投与するまでもない、単発処方の時は重宝しています。(50歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・胃粘膜防除因子増強剤については、どれも大して効果は変わらないように感じます。H2ブロッカーやPPIなどを併用するのに使い慣れていて、副作用が少ないので使用しています。(60歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・セルベックス細粒は、胃部症状に対して即効性も感じられる。(50歳代病院勤務医、上記以外の診療科)

  • ・副作用なく、カプセルも細粒も飲みやすい製剤です。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・患者さんから「内服後に胃部の不快感が取れる」と言われ、処方希望が多い。(40歳代病院勤務医、脳神経外科)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜糜爛、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
2.胃潰瘍。

用法・用量(添付文書全文)

テプレノンとして150mgを1日3回に分けて食後に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、Al−P上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).消化器:便秘、下痢、嘔気、口渇、腹痛、腹部膨満感。
2).肝臓:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
3).精神神経系:頭痛。
4).過敏症:発疹、そう痒感[このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
5).その他:総コレステロール上昇、眼瞼発赤・眼瞼熱感、血小板減少。

使用上の注意(添付文書全文)

(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、テプレノンカプセル50mg「トーワ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。