日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

スクラルファート内用液10%「タイヨー」の基本情報

後発品(加算対象)
一般名
製薬会社
薬価・規格
2.3円(10%1mL)
添付文書

基本情報

薬効分類
防御因子増強薬(消化性潰瘍などの治療薬)

消化性潰瘍などに対して、胃粘液などの防御因子を増強することで胃腸粘膜保護作用などをあらわす薬

防御因子増強薬(消化性潰瘍などの治療薬)
  • アルサルミン
  • プロマック
  • ガストローム
  • セルベックス
  • ムコスタ
効能・効果
  • 胃潰瘍
  • 急性胃炎の胃粘膜病変の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜出血の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜発赤の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜浮腫の改善
  • 急性胃炎の胃粘膜糜爛の改善
  • 十二指腸潰瘍
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜出血の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜発赤の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜浮腫の改善
  • 慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜糜爛の改善
注意すべき副作用
便秘 、 嘔気 、 口渇 、 悪心 、 発疹 、 蕁麻疹 、 過敏症 、 アナフィラキシー反応 、 アルミニウム脳症 、 アルミニウム骨症
用法・用量(主なもの)
  • 1回10mLを1日3回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 透析療法

副作用

主な副作用
便秘 、 嘔気 、 口渇 、 悪心 、 発疹 、 蕁麻疹 、 過敏症 、 アナフィラキシー反応 、 アルミニウム脳症 、 アルミニウム骨症 、 貧血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 透析療法
  • 慎重投与
    • 腎障害
    • リン酸塩の欠乏
  • 注意
    • 経管栄養処置中
    • 新生児発育不全
患者の属性に応じた注意事項
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児発育不全(0日〜27日)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
クエン酸製剤<服用>
血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸カリウム<服用>
血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸ナトリウム<服用>
血中アルミニウム濃度が上昇
血清カリウム抑制イオン交換樹脂
当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸カルシウム
当該薬剤の効果が減弱
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
当該薬剤の効果が減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口>
吸収を遅延又は阻害
ノルフロキサシン<経口>
吸収を遅延又は阻害
塩酸シプロフロキサシン<服用>
吸収を遅延又は阻害
ジギタリス<経口>
吸収を遅延又は阻害
ジゴキシン<服用>
吸収を遅延又は阻害
フェニトイン<服用>
吸収を遅延又は阻害
テトラサイクリン系抗生物質<経口>
吸収を遅延又は阻害
スルピリド<服用>
吸収を遅延又は阻害
甲状腺製剤<経口>
吸収を遅延又は阻害
レボチロキシン<経口>
吸収を遅延又は阻害
胆汁酸製剤<服用>
吸収を遅延又は阻害
ウルソデオキシコール酸<服用>
吸収を遅延又は阻害
ケノデオキシコール酸<経口>
吸収を遅延又は阻害
テオフィリン徐放性製剤<服用>
AUCが低下
キニジン
排泄が遅延
飲食物との相互作用
  • クエン酸を含むもの

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.胃潰瘍・十二指腸潰瘍。
2.次記疾患の胃粘膜病変(胃粘膜糜爛、胃粘膜出血、胃粘膜発赤、胃粘膜浮腫)の改善:急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。

用法・用量(添付文書全文)

1回10mLを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.次のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行う。
1).消化器:(頻度不明)便秘、嘔気、口渇、悪心等。
2).皮膚:(頻度不明)発疹、蕁麻疹等。
3).過敏症:(頻度不明)アナフィラキシー反応。
2.長期投与:長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、慎重に投与する。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れることがある]。
(慎重投与)
1.腎障害のある患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等が現れる恐れがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリホスファターゼ等の測定を行う]。
2.リン酸塩の欠乏している患者[アルミニウムは消化管内でリン酸塩と結合し、その吸収を阻害する]。
(相互作用)
併用注意:
1.クエン酸製剤<服用>(クエン酸カリウム<服用>、クエン酸ナトリウム水和物<服用>等)[血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので、同時に服用させないなど注意する(キレートを形成し、アルミニウムの吸収が促進されると考えられる)]。
2.血清カリウム抑制イオン交換樹脂(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)[血清カリウム抑制イオン交換樹脂の効果が減弱する恐れがある(アルミニウムイオンと非選択的に交換すると考えられる)]。
3.ニューキノロン系抗菌剤<服用>(ノルフロキサシン<服用>、塩酸シプロフロキサシン<服用>等)[同時に服用することにより、これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害する恐れがあるが、この相互作用は併用薬を本剤の2時間以上前に服用することにより、弱まるとの報告がある(アルミニウムイオンと併用薬剤が不溶性のキレートを形成し、消化管からの吸収を遅延又は阻害する)]。
4.ジギタリス製剤<服用>(ジゴキシン<服用>等)、フェニトイン<服用>、テトラサイクリン系抗生物質<服用>、スルピリド<服用>等[同時に服用することにより、これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害する恐れがあるが、この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより、弱まるとの報告がある(本剤が併用薬剤を吸着し、消化管からの吸収を遅延又は阻害する)]。
5.甲状腺ホルモン剤<服用>(レボチロキシンナトリウム水和物<服用>等)、胆汁酸製剤<服用>(ウルソデオキシコール酸<服用>、ケノデオキシコール酸<服用>)[同時に服用することにより、これら併用薬剤の吸収を遅延又は阻害することがあるが、これらの作用は薬剤の服用時間をずらすことにより、弱まると考えられる(消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害される)]。
6.テオフィリン徐放性製剤<服用>[同時に服用することにより、テオフィリン徐放性製剤のAUCが低下する恐れがある(本剤がテオフィリン徐放性製剤の吸収を阻害するとの報告がある)]。
7.キニジン等[制酸剤(乾燥水酸化アルミニウムゲル等)の投与により、併用薬剤の排泄が遅延することが知られている(制酸剤による尿のpH上昇による)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので用量に注意する。
(その他の注意)
経管栄養処置中の成人患者、低出生体重児及び新生児発育不全において、胃石・食道結石がみられたとの報告があるので、観察を十分に行い、これらが疑われた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行う。
(取扱い上の注意)
1.用時よく振盪して均等な懸濁液とする。
2.安定性試験結果の概要:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、スクラルファート内用液10%「タイヨー」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。