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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

次硝酸ビスマス「メタル」の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
9.9円(1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
止瀉薬

腸の粘膜の刺激緩和、抗炎症作用、腸運動抑制作用などにより下痢の症状を改善する薬

止瀉薬
  • ロペミン
  • 次硝酸ビスマス
  • タンニン酸アルブミン タンナルビン
  • アドソルビン
  • フェロベリン
効能・効果
  • 下痢症
注意すべき副作用
間代性痙攣 、 昏迷 、 錯乱 、 運動障害 、 精神神経系障害 、 不安 、 不快感 、 記憶力減退 、 頭痛 、 無力感
用法・用量(主なもの)
  • 次硝酸ビスマスとして、1日2gを2〜3回に分割経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
    • 細菌性下痢

副作用

主な副作用
嘔気 、 食欲不振 、 粘膜の青色又は青黒色の着色
重大な副作用
間代性痙攣 、 昏迷 、 錯乱 、 運動障害 、 精神神経系障害 、 不安 、 不快感 、 記憶力減退 、 頭痛 、 無力感 、 注意力低下 、 振戦 、 亜硝酸中毒 、 メトヘモグロビン血症 、 血圧降下 、 皮膚紅潮 、 便秘

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
  • 原則禁止
    • 細菌性下痢
  • 慎重投与
    • 回腸瘻造設術
    • 結腸瘻造設術
    • 消化管憩室
    • 人工肛門造設術
    • 便秘
患者の属性に応じた注意事項
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

下痢症。

用法・用量(添付文書全文)

次硝酸ビスマスとして、1日2gを2〜3回に分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(いずれも頻度不明)
1).精神神経系:ビスマス塩類(次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス)1日3〜20gの連続経口投与(1カ月〜数年間)により、間代性痙攣、昏迷、錯乱、運動障害等の精神神経系障害(初期症状:不安、不快感、記憶力減退、頭痛、無力感、注意力低下、振戦等)が現れたとの報告がある(これらの報告によれば、症状は投与中止後数週間〜数カ月で回復している)。
2).血液:亜硝酸中毒(メトヘモグロビン血症、血圧降下、皮膚紅潮)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止する。また、便秘が現れた場合には、亜硝酸中毒を起こす恐れがあるので、減量、休薬など適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).消化器:嘔気、食欲不振。
2).粘膜:歯齦縁、舌、口腔内等に粘膜の青色又は青黒色の着色[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.慢性消化管通過障害又は重篤な消化管潰瘍のある患者[ビスマスの吸収による副作用が起こる恐れがある]。
2.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。
(原則禁忌)
細菌性下痢のある患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。
(慎重投与)
1.便秘の患者[本剤は下痢症を適応とするため、症状が悪化する恐れがある]。
2.結腸瘻造設術、回腸瘻造設術又は人工肛門造設術を受けた患者。
3.消化管憩室のある患者[ビスマスが吸収されやすいため、血液中に移行する量が多くなる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
精神神経系障害が現れる恐れがあるので長期連続投与を避け、やむを得ない場合には、原則として1カ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめる。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、投与量、投与期間等に注意して投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等には投与量、投与期間等に注意して投与する[小児等に対する安全性は確立していない]。
(過量投与)
1.症状:過量投与した場合には次のような症状が現れることがある。
1).過量投与した場合には、臭い口臭、口内炎と歯肉炎、金属味、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、不快感と脱力感、発熱、リウマチ様疼痛、蕁麻疹、落屑性皮膚炎、歯肉黒色線条及び頬粘膜黒色斑点、血圧低下、腎障害(近位尿細管障害、腎不全)、肝障害。
2).小児に次硝酸ビスマスを大量投与した結果、メトヘモグロビン血症を起こして死亡した例がある。
2.処置:過量投与した場合には次の治療を行うことが望ましい。
1).過量投与した場合には、胃洗浄。
2).過量投与した場合には、下剤として硫酸マグネシウム(30g→水200mL)又はマグコロールP(1包→水200mL)の投与。
3).過量投与した場合には、輸液(肝保護剤を加える)。
4).過量投与した場合には、キレート剤(重傷の場合のみ)としてBAL(100mg/A)筋注:最初の2日間は4時間毎に1日6回、3日目は1日4回、以後回復するまで毎日2回投与(1回投与量2.5mg/kg)、キレート剤(中等症まで)としてBAL(100mg/A)筋注:初日、6時間毎に4回、2日目以降6日間1日1回投与(1回投与量2.5mg/kg)、(注意)腎機能低下のある場合には体内に蓄積するためBALを減量投与する。
5).過量投与した場合には、チオ硫酸ナトリウムの静注(デトキソール)。
6).過量投与した場合には、塩化アンモニウムの点滴(コンクライトA)。
7).過量投与した場合には、血液透析(HD):ビスマスの血中濃度が非常に高い場合。
8).過量投与した場合には、対症療法。
(適用上の注意)
浣腸には使用しない。
(その他の注意)
本剤の服用によって便の色が黒くなることがある[ビスマスが黒色の硫化ビスマスになるため]。
(取扱い上の注意)
炭酸塩、ヨウ化物、有機酸塩と配合すると分解する。

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