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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

次硝酸ビスマス「三恵」の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
8.3円(1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
止瀉薬

腸の粘膜の刺激緩和、抗炎症作用、腸運動抑制作用などにより下痢の症状を改善する薬

止瀉薬
  • ロペミン
  • 次硝酸ビスマス
  • タンニン酸アルブミン タンナルビン
  • アドソルビン
  • フェロベリン
効能・効果
  • 下痢症
注意すべき副作用
間代性痙攣 、 昏迷 、 錯乱 、 運動障害 、 精神神経系障害 、 不安 、 不快感 、 記憶力減退 、 頭痛 、 無力感
用法・用量(主なもの)
  • 次硝酸ビスマスとして、1日2gを2〜3回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
    • 細菌性下痢

副作用

主な副作用
嘔気 、 食欲不振 、 粘膜の青色又は青黒色の着色
重大な副作用
間代性痙攣 、 昏迷 、 錯乱 、 運動障害 、 精神神経系障害 、 不安 、 不快感 、 記憶力減退 、 頭痛 、 無力感 、 注意力低下 、 振戦 、 亜硝酸中毒 、 メトヘモグロビン血症 、 血圧降下 、 皮膚紅潮 、 便秘 、 血管拡張 、 メトヘモグロビン形成毒

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 重篤な消化管潰瘍
    • 出血性大腸炎
    • 慢性消化管通過障害
    • 重篤な細菌性下痢
  • 原則禁止
    • 細菌性下痢
  • 慎重投与
    • 回腸瘻造設術
    • 結腸瘻造設術
    • 消化管憩室
    • 人工肛門造設術
    • 便秘
患者の属性に応じた注意事項
  • 注意
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 妊婦・産婦
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

下痢症。

用法・用量(添付文書全文)

次硝酸ビスマスとして、1日2gを2〜3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).精神神経系:ビスマス塩類(次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス)1日3〜20gの連続経口投与(1カ月〜数年間)により、間代性痙攣、昏迷、錯乱、運動障害等の精神神経系障害(初期症状:不安、不快感、記憶力減退、頭痛、無力感、注意力低下、振戦等)が現れたとの報告がある(これらの報告によれば、症状は投与中止後数週間〜数カ月で回復している)。
2).血液:亜硝酸中毒(メトヘモグロビン血症、血圧降下、皮膚紅潮)が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には投与を中止する。また、便秘が現れた場合には、亜硝酸中毒をおこす恐れがあるので、減量、休薬など適切な処置を行う[次硝酸ビスマスは腸内で亜硝酸となるので、血管拡張薬となると同時にメトヘモグロビン形成毒ともなる]。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).消化器:嘔気、食欲不振。
2).粘膜:歯齦縁、舌、口腔内等に粘膜の青色又は青黒色の着色[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.慢性消化管通過障害又は重篤な消化管潰瘍のある患者[ビスマスが吸収されやすいため、血液中に移行する量が多くなる恐れがある]。
2.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。
(原則禁忌)
細菌性下痢患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。
(慎重投与)
1.便秘の患者。
2.結腸瘻造設術、回腸瘻造設術又は人工肛門造設術を受けた患者。
3.消化管憩室のある患者[ビスマスが吸収されやすいため、血液中に移行する量が多くなる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
精神神経系障害が現れる恐れがあるので、長期連続投与を避け、やむをえない場合には、原則として1カ月に20日程度(1週間に5日以内)の投与にとどめる[血液中のビスマス濃度が上昇する]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいので、投与量、投与期間等に注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、投与量、投与期間等に注意する。
(小児等への投与)
安全性は確立していないので、小児には、投与量、投与期間等に注意して投与する。
(過量投与)
1.症状:
1).過量投与時、口臭、口内炎と歯肉炎、金属味、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、不快感と脱力感、発熱、リウマチ様疼痛、蕁麻疹、落屑性皮膚炎、歯肉黒色線条及び頬粘膜黒色斑点、血圧低下、腎障害(近位尿細管障害、腎不全)、肝障害。
2).小児に次硝酸ビスマスを大量投与した結果、メトヘモグロビン血症を起こして死亡した例がある。
2.解毒剤・治療法:
1).過量投与時、胃洗浄。
2).過量投与時、下剤;硫酸マグネシウム(30g→水200mL)、又はマクロゴール250mL。
3).過量投与時、輸液(肝保護剤を加える)。
4).過量投与時、キレート剤(BAL(ジメルカプロール1A=100mg/1mL))の筋注;ジメルカプロールとして通常成人1回2.5mg/kgを第1日目は6時間間隔で4回、第2日目以降6日間は毎日1回筋肉内注射し、重症緊急の場合はジメルカプロールとして通常成人1回2.5mg/kgを最初の2日間は4時間ごとに1日6回、3日目には1日4回、以降10日間あるいは回復するまで毎日2回筋肉内注射する[(注)腎機能低下のある場合には体内に蓄積するためBALを減量投与する]。
5).過量投与時、チオ硫酸ナトリウムの静注(デトキソール)。
6).過量投与時、対症療法。
(適用上の注意)
浣腸には使用しない。
(その他の注意)
本剤の服用によって便の色が黒くなることがある[ビスマスが黒色の硫化ビスマスになるため]。
(取扱い上の注意)
配合変化:炭酸塩、ヨウ化物、タンニン、硫酸塩と配合すると分解する。
(保管上の注意)
密閉容器。

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