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ベルベリン硫酸塩注2mg「日新」の基本情報
基本情報
- 下痢症
- ベルベリン硫酸塩水和物として、1日4〜30mgを皮下又は筋肉内に注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 出血性大腸炎
- 重篤な細菌性下痢
- 原則禁止
- 細菌性下痢
- 希望禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
下痢症。
ベルベリン硫酸塩水和物として、1日4〜30mgを皮下又は筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
(禁忌)
出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。
(原則禁忌)
細菌性下痢患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
1.調製時:結晶が析出することがあるので他剤と混注しない。
2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に注意する。
1).筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ、必要最小限に行う。なお、特に筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意する。
2).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
3.アンプルカット時:本剤はワンポイントアンプルであるが、アンプルカット部分をエタノール綿等で清拭し、カットすることが望ましい。
(取扱い上の注意)
安定性試験:ベルベリン硫酸塩注2mg「日新」は、最終包装製品を用いた長期保存試験(室温保存、3年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、室温保存における3年間の安定性が確認された。
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