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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

オーキシス9μgタービュヘイラー60吸入の基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
2859.8円(540μg1キット(9μg))
添付文書

基本情報

薬効分類
長時間作用型β2刺激薬(吸入LABA)

長時間にわたり気管支を拡張させてCOPDなどの咳や息苦しさなどを改善する薬

長時間作用型β2刺激薬(吸入LABA)
  • オンブレス
  • セレベント
  • オーキシス
効能・効果
  • 肺気腫の気道閉塞性障害の諸症状の緩解
  • 慢性気管支炎の気道閉塞性障害の諸症状の緩解
  • 慢性閉塞性肺疾患の気道閉塞性障害の諸症状の緩解
注意すべき副作用
発疹 、 蕁麻疹 、 接触性皮膚炎 、 過敏症状 、 睡眠障害 、 動悸 、 不整脈 、 心房細動 、 上室性頻脈 、 期外収縮
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人には1回1吸入(ホルモテロールフマル酸塩水和物として9μg)を1日2回吸入投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤を他の長時間作動型β2刺激剤又は長時間作動型β2刺激剤を含む配合剤と同時に使用しないこと

副作用

主な副作用
発疹 、 蕁麻疹 、 接触性皮膚炎 、 過敏症状 、 睡眠障害 、 動悸 、 不整脈 、 心房細動 、 上室性頻脈 、 期外収縮 、 狭心症
重大な副作用
重篤な血清カリウム値低下
上記以外の副作用
高血糖 、 気管支痙攣 、 悪心 、 頭痛 、 振戦 、 めまい 、 味覚障害 、 激越 、 情緒不安 、 頻脈 、 血圧上昇 、 筋痙攣

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 気管支喘息
    • 高血圧
    • 甲状腺機能亢進症
    • 心疾患
    • 低カリウム血症
    • 低酸素血症
    • 糖尿病
    • 重度肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
カテコールアミン製剤
不整脈
エピネフリン
不整脈
イソプロテレノール
不整脈
カテコールアミン製剤
心停止
エピネフリン
心停止
イソプロテレノール
心停止
キサンチン系薬剤
低カリウム血症による不整脈
テオフィリン
低カリウム血症による不整脈
アミノフィリン製剤
低カリウム血症による不整脈
全身性ステロイド剤
低カリウム血症による不整脈
全身性プレドニゾロン
低カリウム血症による不整脈
全身性ベタメタゾン
低カリウム血症による不整脈
利尿剤
低カリウム血症による不整脈
フロセミド
低カリウム血症による不整脈
β−遮断剤
本剤の作用を減弱
アテノロール
本剤の作用を減弱
QTを延長する薬剤
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
抗不整脈剤
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大
三環系抗うつ剤
QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大

処方理由

吸入LABA
この薬をファーストチョイスする理由(2020年9月更新)
  • ・シムビコートを使用している症例が多いため、多くの症例で使用に抵抗感がない。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・タービュヘイラーが確実に吸入できていることを確認しやすい。(50歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・効果が良いから。(50歳代病院勤務医、総合診療科)

吸入LABA
この薬をファーストチョイスする理由(2019年1月更新)
  • ・シムビコートで、ホルモテロール吸入の効果を実感しているため、安心して使える。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・症状の改善効果が速い。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・デバイスが慣れている(50歳代開業医、一般内科)

吸入LABA
この薬をファーストチョイスする理由(2017年5月更新)
  • ・1日2回使用できるので、夕方以降に息切れ症状が出た際にも使用できる点が良い。(40歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・気管支拡張作用が優れていると感じる。発現時間の早さも良い。(40歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・効果発現が早いので、発作時にも使用できる。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・気管支拡張効果を一番期待できると思う。(50歳代開業医、一般内科)

吸入LABA
この薬をファーストチョイスする理由(2016年2月更新)
  • ・効果の持続が長く、吸入デバイスも使いやすい。(60歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・粒子径が小さく、末梢気道系への到達が期待でき、価格も安価。(60歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・1日2回なので、症状が出る前の使用により患者さんの効果実感が高い。(40歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・比較的速やかに効果が現れる。LAMAと違い前立腺肥大症や緑内障を合併した高齢者に処方しやすい。(50歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・COPD治療薬としてLAMAと同等の推奨を受けているが、患者さんへ処方した印象はオーキシスよりもスピリーバの方が患者さんの評判がいい(症状改善という意味で)。前立腺肥大症の患者さんや肥大症の存在がわからない患者さんに適している。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・1日1回だとどうしても症状が出てくる患者さんに1日2回で使用できる。サルメテロールよりもより末梢に到達しやすく、サルメテロールからの変更でも症状軽快がみられました。(50歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・気管支拡張作用の発現が早く、長時間持続する。慢性閉塞性肺疾患において吸入後速やかに労作時の呼吸困難が改善する。(60歳代開業医、循環器内科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 本剤は慢性閉塞性肺疾患の症状の長期管理に用いること。本剤は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪の治療を目的として使用する薬剤ではない。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人には1回1吸入(ホルモテロールフマル酸塩水和物として9μg)を1日2回吸入投与する。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 本剤を他の長時間作動型β2刺激剤又は長時間作動型β2刺激剤を含む配合剤と同時に使用しないこと。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 重篤な血清カリウム値低下(頻度不明)〔9.1.7、10.2参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(0.1〜1%未満)発疹、蕁麻疹、接触性皮膚炎等の過敏症状。
2). 口腔・呼吸器:(頻度不明)気管支痙攣[短時間作動型吸入β2刺激剤を投与するなどの適切な処置を行うこと]。
3). 消化器:(頻度不明)悪心。
4). 精神神経系:(0.1〜1%未満)睡眠障害、(頻度不明)頭痛、振戦、めまい、味覚障害、激越、情緒不安。
5). 循環器:(0.1〜1%未満)動悸、不整脈(心房細動、上室性頻脈、期外収縮等)、狭心症、(頻度不明)頻脈、血圧上昇。
6). 筋・骨格系:(頻度不明)筋痙攣。
7). 内分泌:(0.1〜1%未満)高血糖。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当ではないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。
8.2. 過度に本剤の使用を続けた場合、不整脈、場合により心停止を起こすおそれがあるので、用法・用量を超えて投与しないよう注意すること。また、患者に対し、本剤の過度の使用による危険性について理解させ、用法・用量を超えて使用しないよう注意を与えること〔13.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 甲状腺機能亢進症の患者:甲状腺機能亢進症の症状を悪化させるおそれがある。
9.1.2. 高血圧の患者:血圧を上昇させるおそれがある。
9.1.3. 心疾患のある患者:β1作用により症状を増悪させるおそれがある。
9.1.4. 糖尿病の患者:グリコーゲン分解作用により症状を増悪させるおそれがある。
9.1.5. 低カリウム血症の患者:Na+/K+ATPaseを活性化し細胞外カリウムを細胞内へ移動させることにより低カリウム血症を増悪させるおそれがある。
9.1.6. 気管支喘息を合併した患者:気管支喘息を合併した患者の場合、気管支喘息の管理が十分行われるよう注意すること。
9.1.7. 低酸素血症の患者:血清カリウム値をモニターすることが望ましい(低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある)〔11.1.1参照〕。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 重度肝機能障害のある患者:本剤は主に肝臓で代謝されるため血中濃度が上昇する可能性がある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(ホルモテロール3mg/kg/日あるいは15mg/kg/日の経口投与により、ラット母動物では、着床数減少及び吸収胚数増加並びに出生仔損失増加がみられ、同腹仔数低下及び同腹仔重量低下したことが報告されている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ホルモテロールのヒト乳汁への移行は不明であるが、ラット乳汁への移行が報告されている)。
(小児等)
小児等に対する臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). カテコールアミン(アドレナリン、イソプレナリン等)[不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと(併用により、アドレナリン作動性神経刺激の増大が起きる。そのため、不整脈を起こすことがある)]。
2). キサンチン誘導体(テオフィリン、アミノフィリン等)〔11.1.1参照〕[低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがあるので、血清カリウム値のモニターを行うことが望ましい(キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することがある)]。
3). 全身性ステロイド剤(全身性プレドニゾロン、全身性ベタメタゾン等)〔11.1.1参照〕、利尿剤(フロセミド等)〔11.1.1参照〕[低カリウム血症による不整脈を起こすおそれがあるので、血清カリウム値のモニターを行うことが望ましい(全身性ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる)]。
4). β遮断剤(アテノロール等)[本剤の作用を減弱する可能性がある(β受容体において競合的に拮抗する)]。
5). QT間隔延長を起こすことが知られている薬剤(抗不整脈剤、三環系抗うつ剤等)[QT間隔が延長され心室性不整脈等のリスクが増大するおそれがある(いずれもQT間隔を延長させる可能性がある)]。
(過量投与)
13.1. 症状
本剤の過量投与により、動悸、頻脈、不整脈、振戦、頭痛及び筋痙攣等、β刺激剤の薬理学的作用による全身作用が発現する可能性がある(また、重篤な症状として、血圧低下、代謝性アシドーシス、低カリウム血症、高血糖、心室性不整脈あるいは心停止等が発現する可能性がある)〔8.2参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
14.1.1. 吸入前
(1). 本剤の投与にあたって、吸入器の操作法、吸入法等を十分に説明すること。
(2). 患者に本剤を交付する際には、包装中に添付している患者用説明文書を渡し、使用方法を指導すること。
(3). 初めて本剤を投与する患者には、本剤が十分に気道に到達するよう吸入方法をよく説明したうえ、吸入の訓練をさせること。
14.1.2. 吸入時:本剤は口腔内への吸入投与のみに使用すること。
14.1.3. 保管時
(1). 使用後は必ずキャップ(カバー)を閉めて保管すること。
(2). マウスピースの外側を週に1〜2回乾燥した布で清拭する(水洗いはしない)。
(保管上の注意)
室温保存。

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