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ムコサール−Lカプセル45mgの基本情報
基本情報
- 気管支拡張症の去痰
- 気管支喘息の去痰
- 急性気管支炎の去痰
- 塵肺症の去痰
- 肺結核の去痰
- 慢性気管支炎の去痰
- 手術後の喀痰喀出困難の去痰
- 1回アンブロキソール塩酸塩として45mgを1日1回経口投与する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
次記疾患の去痰:急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難。
1回アンブロキソール塩酸塩として45mgを1日1回経口投与する。
承認時及びその後の使用成績調査での安全性評価対象4,713例中60例(1.3%)に69件の副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が認められた。主な副作用は、胃不快感9件(0.2%)、嘔気7件(0.2%)等であった。
なお、本剤及び帝人(株)集計によるムコソルバン錠、液及びシロップを併せた総症例33,196例中副作用(臨床検査値の異常変動を含む)が報告されたのは221例(0.7%)であり、主な副作用は、胃不快感34件(0.1%)、嘔気27件(0.08%)等の消化器症状で、副作用全体の約60%であった(全剤形共に、承認時及び再審査終了時までの集計)。
1.重大な副作用
1).ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)(頻度不明):皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).消化器:(0.1〜5%未満)胃不快感、(0.1%未満)胃痛、腹部膨満感、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部膨満感、胸やけ等)。
2).過敏症:(0.1%未満)発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒、(頻度不明)血管浮腫(顔面浮腫、眼瞼浮腫、口唇浮腫等)[発現した場合には、投与を中止し、適切な処置を行う]。
3).肝臓:(0.1%未満)肝機能障害[AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等]。
4).その他:(0.1%未満)口内しびれ感、上肢のしびれ感、(頻度不明)眩暈。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意し、なお、減量が必要な場合には、錠剤等他の剤形を使用する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
早朝覚醒時に喀痰喀出困難を訴える患者には、夕食後投与が有用である。
(保管上の注意)
気密容器。
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