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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

シスダイン錠500mgの基本情報

後発品(加算対象)
一般名
製薬会社
薬価・規格
7.9円(500mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
去痰薬

病原体や異物などを痰や鼻汁によって体外へ排出しやすくすることで気管支の炎症や喘息、慢性副鼻腔炎などによる症状を和らげる薬

去痰薬
  • ビソルボン
  • ムコソルバン
  • ムコダイン
効能・効果
  • 咽頭炎の去痰
  • 気管支拡張症の去痰
  • 気管支喘息の去痰
  • 急性気管支炎の去痰
  • 喉頭炎の去痰
  • 上気道炎の去痰
  • 肺結核の去痰
  • 慢性気管支炎の去痰
  • 慢性副鼻腔炎の排膿
注意すべき副作用
皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 中毒性表皮壊死症 、 Lyell症候群 、 肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 LDH上昇
用法・用量(主なもの)
  • カルボシステインとして、1回500mgを1日3回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
食欲不振 、 下痢 、 腹痛 、 悪心 、 嘔吐 、 腹部膨満感 、 口渇 、 過敏症 、 発疹 、 湿疹 、 紅斑
重大な副作用
皮膚粘膜眼症候群 、 Stevens−Johnson症候群 、 中毒性表皮壊死症 、 Lyell症候群 、 肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 LDH上昇 、 ショック 、 アナフィラキシー様症状 、 呼吸困難 、 浮腫 、 蕁麻疹
上記以外の副作用
発熱 、 そう痒感

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 心障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

処方理由

去痰薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年9月更新)
  • ・痰の性状にもよりますが、一番幅広く使いやすい(上気道炎や慢性副鼻腔炎にも適応あり)ことから愛用しています。(50歳代開業医、一般内科)

  • ・粉、DS、錠剤、シロップと剤形が多く、小児で昔から使われてきたこと。大きな副作用がないこと。(50歳代病院勤務医、小児科)

  • ・ムコダインは使用経験が多く、特にCOPD患者にはエビデンスもあるため、好んで使用している。(30歳代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・特別大きな副作用を経験していない。原因物質の排除促進など、理にかなっているように思う。(30歳代病院勤務医、消化器内科)

  • ・以前はムコソルバンを使っていたが、ムコダインの方が切れがよい。(50歳代診療所勤務医、一般内科)

去痰薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年3月更新)
  • ・去痰作用だけでなく、粘性鼻汁の排泄作用もあるので感冒の治療には効果的であり、他剤と比べて使いやすい。(60歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・副作用が少ないです。患者さんによってはサラサラする感じを嫌がる人もいます。(50歳代病院勤務医、一般内科)

  • ・シロップ、ドライシロップ、錠剤と剤型が多く、患者の年齢によって使い分けがしやすい。(40歳代病院勤務医、小児科)

  • ・痰の喀出がスムーズな印象。咽頭周囲の症状もきちんと改善される。(50歳代開業医、消化器内科)

  • ・去痰薬はどれも効果がいまひとつだが、カルボシステインは他剤より喀痰の量が減る。(60歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・錠剤が大きいというデメリットはありますが、ドライシロップ製剤があるので小児にも処方しやすいです。副鼻腔炎様の症状を伴っている感冒例や、後鼻漏合併例に処方しています。(30歳代病院勤務医、内科系専門科)

  • ・風邪などの時は、アストミンとムコダインを併用する事が多いです。喘息やCOPDなど長期投与になる場合には、ムコソルバンの処方が多いです。(50歳代診療所勤務医、一般内科)

  • ・小児用の剤型があり、上気道炎の適応もあるため使いやすい。(50歳代病院勤務医、小児科)

去痰薬
この薬をファーストチョイスする理由(2015年7月更新)
  • ・使い慣れている、定番の薬だから。(40代病院勤務医、一般内科)

  • ・上気道にも下気道にも効くから。(50代開業医、代謝・内分泌内科)

  • ・粘性の強い痰や鼻汁に有効で、適応病名が多いから。(50代診療所勤務医、一般内科)

  • ・繊毛運動の活性化を促進し、慢性副鼻腔炎、滲出性中耳炎にも効果があるため。(40代診療所勤務医、耳鼻咽喉科)

  • ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪を予防するエビデンスがあるから。(40代病院勤務医、呼吸器内科)

  • ・嚥下性肺炎の患者に使うことが多いので、痰を減らす作用のあるカルボシステインをよく処方します。(40代病院勤務医、消化器内科)

  • ・シロップ、細粒、錠剤と剤形が豊富で、副作用も少なく、上気道炎に適応がある点がよい。(50代病院勤務医、小児科)

  • ・ムコダイン錠剤500mgの去痰作用が抜群ですが、錠剤の大きさは改善の余地があると思います。(60代開業医、耳鼻咽喉科)

  • ・細粒の味が良い。錠剤は大きすぎて、高齢者には使いにくい。(50代開業医、一般内科)

  • ・ドライシロップが出て、より内服しやすい味になったが、クラリスドライシロップと混ぜると苦みが強くなるのが難点。(40代病院勤務医、小児科)

  • ・ムコフィリンはアセトアミノフェン中毒用にとっておくとして、気管支炎、かぜ症候群にはムコダイン、市中肺炎にはアンブロキソールかブロムヘキシンにネオフィリンを併用しています。(50代病院勤務医、一般内科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患の去痰:上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核。
2.慢性副鼻腔炎の排膿。

用法・用量(添付文書全文)

カルボシステインとして、1回500mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、LDH上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
3).ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、浮腫、蕁麻疹等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用(頻度不明)
1).消化器:食欲不振、下痢、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、口渇等。
2).過敏症:発疹、湿疹、紅斑、浮腫、発熱、呼吸困難等[投与を中止する]。
3).その他:そう痒感。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.肝障害のある患者[肝機能障害のある患者に投与した時、肝機能が悪化することがある]。
2.心障害のある患者[類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(取扱い上の注意)
安定性試験:加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。