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コルドリン錠12.5mgの基本情報
基本情報
咳を引き起こす咳中枢の抑制作用や気道を広げる作用などにより咳などの呼吸器症状を緩和する薬
- アストミン
- フスタゾール
- メジコン
- 急性気管支炎の咳嗽
- 急性上気道炎の咳嗽
- クロフェダノール塩酸塩として1回25mg1日3回経口投与する
- 年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 希望禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 乳児
- 虚弱者(衰弱者を含む)
- 慎重投与
- 新生児(0日〜27日)
- 乳児(0日〜364日)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 中枢抑制剤
- 本剤の作用が増強
- 中枢興奮剤
- 本剤の作用が減弱
処方理由
添付文書
次記疾患に伴う咳嗽:急性気管支炎、急性上気道炎。
クロフェダノール塩酸塩として1回25mg1日3回経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
総症例8,938例中331例(3.7%)に副作用が認められ、その主な副作用は嘔気・嘔吐69例(0.8%)、食欲不振65例(0.7%)、眩暈61例(0.7%)であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用(頻度不明)
1).ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、冷汗、呼吸困難、喉頭浮腫、血圧低下等の異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行う。
2).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形滲出性紅斑:皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形滲出性紅斑が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).消化器:(0.1〜5%未満)食欲不振、胃痛、胃重感、胃部不快感、嘔気・嘔吐、腹痛、便秘、下痢、口渇、(0.1%未満)口内炎等。
2).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、頭重感、のぼせ感、眩暈感、眠気、(0.1%未満)手指の震え、浮遊感、四肢しびれ感、筋痙攣等。
3).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)そう痒等[投与を中止する]。
4).循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進。
5).その他:(0.1〜5%未満)口中しびれ感、(0.1%未満)喀出困難、舌しびれ、倦怠感、苦味感、味覚低下等。
(慎重投与)
1.新生児、乳児[安全性が確立していない]。
2.衰弱者[中枢性鎮咳剤であるため]。
(相互作用)
併用注意:
1.中枢神経抑制薬[本剤の作用が増強されることがあるので、慎重に投与する(本剤は咳中枢に作用し、咳嗽抑制作用を示す)]。
2.中枢神経興奮薬[本剤の作用が減弱されることがあるので、慎重に投与する(本剤は咳中枢に作用し、咳嗽抑制作用を示す)]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するように指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
動物実験(ラット)の長期大量投与時に肝細胞に可逆性の中性脂肪沈着及び肝細胞に可逆性のミエリン体出現が認められている。
(保管上の注意)
気密容器。
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