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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

dl−塩酸メチルエフェドリン散10%「メタル」の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
7.7円(10%1g)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 咽喉頭炎の咳嗽
  • 感冒の咳嗽
  • 気管支喘息の咳嗽
  • 急性気管支炎の咳嗽
  • 湿疹
  • 上気道炎の咳嗽
  • 蕁麻疹
  • 肺結核の咳嗽
  • 鼻カタルの咳嗽
  • 慢性気管支炎の咳嗽
注意すべき副作用
心悸亢進 、 顔面蒼白 、 頭痛 、 不眠 、 眩暈 、 眠気 、 神経過敏 、 疲労 、 悪心 、 食欲不振
用法・用量(主なもの)
  • 1回0.25〜0.50gを1日3回経口投与する(dl−メチルエフェドリン塩酸塩として、1回25〜50mg)
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • カテコールアミン製剤投与中

副作用

主な副作用
心悸亢進 、 顔面蒼白 、 頭痛 、 不眠 、 眩暈 、 眠気 、 神経過敏 、 疲労 、 悪心 、 食欲不振 、 腹部膨満感
重大な副作用
重篤な血清カリウム値低下 、 血清カリウム値低下作用が増強
上記以外の副作用
口渇 、 熱感 、 過敏症 、 発疹

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • カテコールアミン製剤投与中
  • 慎重投与
    • 高血圧症
    • 甲状腺機能亢進症
    • 心疾患
    • 糖尿病
  • 注意
    • キサンチン誘導体併用
    • ステロイド剤併用
    • 利尿剤併用
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 注意
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
カテコールアミン製剤
不整脈
エピネフリン
不整脈
イソプロテレノール
不整脈
カテコールアミン製剤
心停止
エピネフリン
心停止
イソプロテレノール
心停止
モノアミン酸化酵素阻害剤
作用が増強
甲状腺ホルモン剤
作用が増強
チロキシン製剤
作用が増強
リオチロニン
作用が増強
キサンチン系薬剤
血清カリウム値が低下
テオフィリン
血清カリウム値が低下
副腎皮質ホルモン剤
血清カリウム値が低下
プレドニゾロン
血清カリウム値が低下
利尿剤
血清カリウム値が低下
アミノフィリン製剤
血清カリウム値が低下

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患に伴う咳嗽:気管支喘息、感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)。
2.蕁麻疹、湿疹。

用法・用量(添付文書全文)

1回0.25〜0.50gを1日3回経口投与する(dl−メチルエフェドリン塩酸塩として、1回25〜50mg)。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
重篤な血清カリウム値の低下:β2刺激剤により重篤な血清カリウム値低下が報告されている。また、キサンチン誘導体併用、ステロイド剤併用及び利尿剤併用により、β2刺激剤による血清カリウム値低下作用が増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意する。特に、低酸素血症においては、血清カリウム値を観察することが望ましい。
2.その他の副作用:このような副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進、顔面蒼白等。
2).精神神経系:(頻度不明)熱感、(0.1〜5%未満)頭痛、不眠、眩暈、眠気、神経過敏、疲労等。
3).消化器:(0.1〜5%未満)悪心、食欲不振、腹部膨満感等。
4).過敏症:(頻度不明)発疹等。
5).その他:(0.1〜5%未満)口渇。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
カテコールアミン製剤投与中(エピネフリン、イソプロテレノール等)の患者。
(慎重投与)
1.甲状腺機能亢進症の患者[交感神経刺激作用により甲状腺機能亢進症を悪化させる恐れがある]。
2.高血圧症の患者[交感神経刺激作用により高血圧症状を悪化させる恐れがある]。
3.心疾患のある患者[交感神経刺激作用により心拍数が増加し、心臓に過負荷をかけることがあるため、症状を悪化させる恐れがある]。
4.糖尿病の患者[交感神経刺激作用により糖代謝を促進し、血中グルコースを増加させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合は、本剤が適当でないと考えられるので、投与を中止する。なお、小児に投与する場合には、使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行う。
2.過度に使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れがあるので、使用が過度にならないように注意する。
(相互作用)
1.併用禁忌:カテコールアミン製剤(エピネフリン、イソプロテレノール等)[不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れがあるので併用を避ける(相加的に作用(交感神経刺激作用)を増強させる)]。
2.併用注意:
1).MAO阻害剤、甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニン等)[作用が増強される恐れがあるので、減量するなど慎重に投与する]。
2).キサンチン誘導体(テオフィリン)、ステロイド剤(プレドニゾロン)、利尿剤(アミノフィリン)[血清カリウム値が低下する恐れがあるので、併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意する(相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強し、β2刺激剤はcAMPを活性化しNa−Kポンプを刺激する)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(保管上の注意)
遮光。

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。