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リオナ錠250mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:クエン酸第二鉄水和物錠

製薬会社:日本たばこ産業

薬価・規格: 81.2円(250mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

高リン血症治療薬詳しく見る

  • リンを吸着し排泄させることで高リン血症を改善し、動脈硬化や骨折などを予防する薬
高リン血症治療薬の代表的な商品名
  • レナジェル フォスブロック
  • ホスレノール
  • キックリン
  • リオナ
  • カルタン

効能・効果詳しく見る

  • 慢性腎臓病の高リン血症の改善

注意すべき副作用詳しく見る

下痢便秘腹部不快感血清フェリチン増加胃腸障害腹部膨満腹痛十二指腸潰瘍排便回数増加悪心

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • クエン酸第二鉄として1回500mgを開始用量とし、1日3回食直後に経口投与する
  • 以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日6000mgとする

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用

下痢便秘腹部不快感血清フェリチン増加胃腸障害腹部膨満腹痛十二指腸潰瘍排便回数増加悪心嘔吐

上記以外の副作用

便通不規則血中アルミニウム増加γ−グルタミルトランスフェラーゼ増加ヘマトクリット増加ヘモグロビン増加赤血球増加症肝機能異常食欲減退そう痒症高血圧

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
  • 慎重投与
    • 胃腸疾患
    • 炎症性腸疾患
    • 肝炎
    • 消化性潰瘍
    • 発作性夜間血色素尿症
    • ヘモクロマトーシス
    • 鉄過剰
    • C型慢性肝炎
    • 鉄含有製剤投与中
  • 注意
    • 赤血球造血刺激因子製剤と併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
鉄イオン含有製剤 鉄過剰症を引き起こす
赤血球造血刺激因子製剤と併用 過剰造血
甲状腺製剤<経口> 作用を減弱
レボチロキシン<経口> 作用を減弱
キノロン系抗菌剤<経口> 作用を減弱
シプロフロキサシン<経口> 作用を減弱
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 作用を減弱
テトラサイクリン<経口> 作用を減弱
セフジニル<経口> 作用を減弱
抗パーキンソン剤<経口> 作用を減弱
ベンセラジド・レボドパ<経口> 作用を減弱
エルトロンボパグ オラミン<経口> 作用を減弱
アルミニウム<服用> 他のクエン酸製剤との併用で血中アルミニウム濃度が上昇
水酸化アルミニウム<服用> 他のクエン酸製剤との併用で血中アルミニウム濃度が上昇
合成ケイ酸アルミニウム<経口> 他のクエン酸製剤との併用で血中アルミニウム濃度が上昇

飲食物との相互作用

  • アルミニウムを含むもの
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    慢性腎臓病患者における高リン血症の改善。

    用法・用量(添付文書全文)

    クエン酸第二鉄として1回500mgを開始用量とし、1日3回食直後に経口投与する。
    以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日6000mgとする。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.本剤投与開始時又は用量変更時には、1〜2週間後に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
    2.増量を行う場合は、増量幅をクエン酸第二鉄として1日あたりの用量で1500mgまでとし、1週間以上の間隔をあけて行う。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    国内における本剤の主要な臨床試験において、801例中204例(25.5%)に副作用が認められた。主な副作用は、下痢、便秘、腹部不快感、血清フェリチン増加であった(承認時)。
    その他の副作用:次記の副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合は適切な処置を行う。
    1.胃腸障害:(2%以上)下痢(10.1%)、便秘(3.2%)、腹部不快感(2.5%)、(2%未満)腹部膨満、腹痛、十二指腸潰瘍、排便回数増加、胃腸障害、悪心、嘔吐、便通不規則。
    2.臨床検査:(2%以上)血清フェリチン増加(2.7%)、(2%未満)血中アルミニウム増加、γ−グルタミルトランスフェラーゼ増加、ヘマトクリット増加、ヘモグロビン増加。
    3.その他:(2%未満)赤血球増加症、肝機能異常、食欲減退、そう痒症、高血圧。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.消化性潰瘍、炎症性腸疾患等の胃腸疾患のある患者[病態を悪化させる恐れがある]。
    2.ヘモクロマトーシス等の鉄過剰である患者[病態を悪化させる恐れがある]。
    3.C型慢性肝炎等の肝炎患者[病態を悪化させる恐れがある]。
    4.血清フェリチン等から鉄過剰が疑われる患者[鉄過剰症を引き起こす恐れがある]。
    5.他の鉄含有製剤投与中の患者[鉄過剰症を引き起こす恐れがある]。
    6.発作性夜間血色素尿症の患者[溶血を誘発し病態を悪化させる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤は、血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮する。
    2.本剤は、定期的に血清リン濃度、血清カルシウム濃度及び血清PTH濃度を測定しながら投与する(血清リン、血清カルシウム及び血清PTH濃度の管理目標値及び測定頻度は、学会のガイドライン等、最新の情報を参考にする)。低カルシウム血症の発現あるいは低カルシウム血症悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与を考慮し、カルシウム受容体作動薬が使用されている場合には、カルシウム受容体作動薬の減量等も考慮する。また、二次性副甲状腺機能亢進症の発現あるいは二次性副甲状腺機能亢進症悪化がみられた場合には、活性型ビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシウム受容体作動薬の投与あるいは他の適切な治療法を考慮する。
    3.本剤は消化管内で作用する薬剤であるが、本剤の成分である鉄が一部吸収されるため、血清フェリチン等を定期的に測定し、鉄過剰に注意する。また、ヘモグロビン等を定期的に測定し、特に赤血球造血刺激因子製剤と併用する場合には、過剰造血に注意する。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.甲状腺ホルモン剤<経口>(レボチロキシン<経口>等)、キノロン系抗菌剤<経口>(シプロフロキサシン<経口>等)、テトラサイクリン系抗生物質<経口>(テトラサイクリン<経口>等)、セフジニル<経口>、抗パーキンソン剤<経口>(ベンセラジド・レボドパ<経口>等)、エルトロンボパグ オラミン<経口>[これら薬剤の作用を減弱させる恐れがあるので、併用する場合にはこれらの薬剤の作用を観察する(これら薬剤と結合し、吸収を減少させる恐れがある)]。
    2.経口アルミニウム製剤(水酸化アルミニウムゲル<経口>、合成ケイ酸アルミニウム<経口>)[他のクエン酸製剤との併用で血中アルミニウム濃度が上昇したとの報告があるので、同時に服用させないなど注意する(クエン酸との併用により、吸収が促進されるとの報告がある)]。経口アルミニウム製剤は透析療法を受けている患者へは投与禁忌である。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、産婦及び授乳婦には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[これら患者への投与に関する安全性は確立していない]。
    (小児等への投与)
    小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.本剤の投与により便が黒色を呈することがある。
    2.腹部のX線又はMRI検査で、本剤が存在する胃腸管の画像に未消化錠が写る可能性がある。
    3.イヌを用いた長期反復投与毒性試験において、最大臨床用量の鉄として約5倍に相当する用量より、鉄の過剰蓄積に伴う肝臓組織障害(慢性肝臓炎症巣、細胆管増生及び肝実質線維化)が認められ、これらの変化は休薬による回復性はなく、休薬期間中に病態の進行が認められた。
    (取扱い上の注意)
    アルミピロー開封後防湿。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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