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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

レナジェル錠250mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
21.3円(250mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
高リン血症治療薬

リンを吸着し排泄させることで高リン血症を改善し、動脈硬化や骨折などを予防する薬

高リン血症治療薬
  • レナジェル フォスブロック
  • ホスレノール
  • キックリン
  • リオナ
  • カルタン
効能・効果
  • 慢性腎不全の高リン血症の改善
注意すべき副作用
便秘 、 便秘増悪 、 腹部膨満 、 腸閉塞 、 高度便秘 、 持続する腹痛 、 腹痛 、 嘔吐 、 消化管出血 、 消化管潰瘍
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人には、セベラマー塩酸塩として1回1〜2gを1日3回食直前に経口投与する
    • なお、年齢、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日9gとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 沈降炭酸カルシウムを使用していない場合血清リン濃度が8.0mg/dL未満の場合は1回1gから、8.0mg/dL以上の場合は1回2gから投与を開始し、その後血清リン濃度の程度により適宜増減する
  • 7.2. 沈降炭酸カルシウムから切り替える場合沈降炭酸カルシウムの投与量が1日3g未満の場合は1回1gから、1日3g以上の場合は1回2gから投与を開始し、その後血清リン濃度の程度により適宜増減する
  • 7.3. 投与量の増減方法次の基準を目安に投与量は血清リン濃度が6.0mg/dL未満となるよう、適宜増減する
  • 1). 血清リン濃度6.0mg/dL以上:1回0.25〜0.5g(1〜2錠)増量する
  • 2). 血清リン濃度4.0〜6.0mg/dL:投与量を維持する
  • 3). 血清リン濃度4.0mg/dL未満:1回0.25〜0.5g(1〜2錠)減量する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 腸閉塞

副作用

主な副作用
ALT上昇 、 悪心 、 腹部不快感 、 下痢 、 軟便 、 消化不良 、 食欲不振 、 胃炎 、 胃炎増悪 、 おくび 、 嚥下障害
重大な副作用
便秘 、 便秘増悪 、 腹部膨満 、 腸閉塞 、 高度便秘 、 持続する腹痛 、 腹痛 、 嘔吐 、 消化管出血 、 消化管潰瘍 、 吐血 、 下血 、 胃潰瘍 、 十二指腸潰瘍 、 結腸潰瘍 、 直腸潰瘍 、 腸管穿孔 、 憩室炎 、 虚血性腸炎 、 肝機能障害 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 著しいγ−GTP上昇
上記以外の副作用
痔核 、 肝機能異常 、 LDH上昇 、 総胆汁酸上昇 、 Al−P上昇 、 血中重炭酸塩減少 、 ビタミンK上昇 、 ビタミンK減少 、 血中亜鉛減少 、 血中銅減少 、 血中カルシウム減少 、 ビタミンA上昇 、 低比重リポ蛋白減少 、 トリグリセリド上昇 、 血液pH低下 、 PO2上昇 、 鉄代謝障害 、 貧血 、 皮膚そう痒症 、 発疹 、 上皮小体ホルモン上昇 、 関節痛 、 低カルシウム血症 、 水分過負荷

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 腸閉塞
  • 注意
    • 嚥下障害
    • 痔疾患
    • 出血傾向
    • 消化管潰瘍
    • 便秘
    • 腸管狭窄
    • 腸管憩室
    • 重度消化管運動障害
    • 腹部手術
    • 胃切除術
    • 腸切除術
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
抗てんかん剤<経口>
吸収を遅延あるいは減少
不整脈用剤<経口>
吸収を遅延あるいは減少
シプロフロキサシン<経口>
バイオアベイラビリティが低下
甲状腺ホルモン剤
甲状腺刺激ホルモン<TSH>濃度が上昇
レボチロキシン
甲状腺刺激ホルモン<TSH>濃度が上昇

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

次記患者における高リン血症の改善:透析中の慢性腎不全患者。
(効能又は効果に関連する注意)
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないため、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人には、セベラマー塩酸塩として1回1〜2gを1日3回食直前に経口投与する。
なお、年齢、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日9gとする。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 沈降炭酸カルシウムを使用していない場合
血清リン濃度が8.0mg/dL未満の場合は1回1gから、8.0mg/dL以上の場合は1回2gから投与を開始し、その後血清リン濃度の程度により適宜増減する。
7.2. 沈降炭酸カルシウムから切り替える場合
沈降炭酸カルシウムの投与量が1日3g未満の場合は1回1gから、1日3g以上の場合は1回2gから投与を開始し、その後血清リン濃度の程度により適宜増減する。
7.3. 投与量の増減方法
次の基準を目安に投与量は血清リン濃度が6.0mg/dL未満となるよう、適宜増減する。
1). 血清リン濃度6.0mg/dL以上:1回0.25〜0.5g(1〜2錠)増量する。
2). 血清リン濃度4.0〜6.0mg/dL:投与量を維持する。
3). 血清リン濃度4.0mg/dL未満:1回0.25〜0.5g(1〜2錠)減量する。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 腸管穿孔(0.1%)、腸閉塞(0.2%):腸管穿孔、腸閉塞の病態を疑わせる高度便秘、持続する腹痛、嘔吐等の異常が認められた場合には、速やかに投与を中止し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を実施し、適切な処置を行うこと〔2.2、8.1、9.1.1−9.1.3参照〕。
11.1.2. 憩室炎、虚血性腸炎(いずれも頻度不明):憩室炎、虚血性腸炎の病態が進行し腸管穿孔等の重篤な状態に至らぬよう、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと〔9.1.2参照〕。
11.1.3. 消化管出血(0.4%)、消化管潰瘍(0.2%):吐血、下血及び胃潰瘍、十二指腸潰瘍、結腸潰瘍、直腸潰瘍等の潰瘍があらわれることがある〔9.1.5参照〕。
11.1.4. 肝機能障害(頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ−GTP上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。
11.1.5. 便秘・便秘増悪(25.0%)、腹痛(3.4%)、腹部膨満(9.6%)〔8.1、9.1.5、9.1.6参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 消化器:(1〜5%未満)悪心、腹部不快感、下痢・軟便、消化不良、嘔吐、(0.5〜1%未満)食欲不振、(0.5%未満)胃炎・胃炎増悪、おくび、嚥下障害、痔核。
2). 肝臓:(0.5〜1%未満)肝機能異常(ALT上昇、LDH上昇、総胆汁酸上昇)。
3). 代謝:(0.5〜1%未満)Al−P上昇、(0.5%未満)血中重炭酸塩減少、ビタミンK上昇、ビタミンK減少、血中亜鉛減少、血中銅減少、血中カルシウム減少、ビタミンA上昇、低比重リポ蛋白減少、トリグリセリド上昇、血液pH低下、PO2上昇、鉄代謝障害、(頻度不明)低カルシウム血症、水分過負荷。
4). 血液:(0.5〜1%未満)貧血。
5). 皮膚:(0.5%未満)皮膚そう痒症、発疹。
6). 内分泌:(0.5%未満)上皮小体ホルモン上昇。
7). 骨格・筋:(0.5%未満)関節痛。
発現頻度は製造販売後調査等を含む。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2. 腸閉塞の患者〔8.1、9.1.1、11.1.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1. 腸管穿孔、腸閉塞があらわれることがあるので、次記の点に留意すること。
・ 投与開始に先立ち、患者の日常の排便状況を確認すること〔2.2、9.1.1−9.1.6、11.1.1、11.1.5参照〕。
・ 患者には排便状況を確認させるとともに、便秘の悪化、腹部膨満感等の症状があらわれた場合には、医師等に相談するように指導すること〔2.2、9.1.1−9.1.6、11.1.1、11.1.5参照〕。
8.2. 本剤の使用にあたっては、定期的に血清リン濃度及び血清カルシウム濃度を測定すること。低カルシウム血症の発現あるいは発現のおそれがある場合には、ビタミンD製剤やカルシウム製剤の投与を考慮すること。
8.3. 本剤の使用にあたっては、定期的に血清クロル濃度及び血清重炭酸濃度を測定すること。過塩素血症性アシドーシスの発現あるいは発現のおそれがある場合には過塩素血症性アシドーシスの補正を考慮すること。
8.4. 脂溶性ビタミン<A・D・E・K>吸収阻害あるいは葉酸塩吸収阻害が起こる可能性があるので、観察を十分に行い、長期間投与の際には脂溶性ビタミン(A、D、E、K)あるいは葉酸塩の補給を考慮すること〔9.1.7参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 腸管狭窄のある患者又は便秘のある患者:本剤が腸管内で膨潤し、腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある〔2.2、8.1、11.1.1参照〕。
9.1.2. 腸管憩室のある患者:腸管穿孔を起こした例が報告されている〔8.1、11.1.1、11.1.2参照〕。
9.1.3. 腹部手術歴のある患者:腸閉塞を起こした例が報告されている〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.4. 痔疾患のある患者:本剤が腸管内で膨潤し、症状を悪化させるおそれがある〔8.1参照〕。
9.1.5. 消化管潰瘍又はその既往歴のある患者:本剤が腸管内で膨潤し、症状を悪化又は再発させるおそれがある〔8.1、11.1.3、11.1.5参照〕。
9.1.6. 重度消化管運動障害を有する患者:本剤が腸管内で膨潤し、症状を悪化させるおそれがある〔8.1、11.1.5参照〕。
9.1.7. 出血傾向を有する患者:ビタミンKの吸収阻害により出血傾向を増強するおそれがある〔8.4参照〕。
9.1.8. 胃切除術又は腸切除術の既往を有する患者:これらの患者は臨床試験では除外されている。
9.1.9. 嚥下障害を有する患者:これらの患者は臨床試験では除外されている。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(小児等)
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
消化器症状等の副作用に注意すること(高齢者において認められた副作用の種類及び副作用発現率は、非高齢者との間に差は認められていないが、一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
本剤は同時に経口投与された場合に、併用薬の吸収を遅延あるいは減少させるおそれがあるので、抗てんかん剤<経口>、不整脈用剤<経口>等安全性及び有効性に臨床上重大な影響を及ぼす可能性のある経口薬剤を併用する場合は、可能な限り間隔をあけて投与し、併用薬の作用の変化についても慎重に観察すること。
1). シプロフロキサシン<経口>[健康成人における本剤とシプロフロキサシンの同時経口投与試験の結果、シプロフロキサシンのバイオアベイラビリティが低下したとの報告がある(機序は不明である)]。
2). 甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン等)[本剤とレボチロキシンとの併用患者において、甲状腺刺激ホルモン<TSH>濃度が上昇したとの報告がある(消化管内で併用薬剤と結合し、吸収を抑制すると考えられている)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
14.1.1. 口中に長く留めていると膨潤するため、咀嚼せず速やかに嚥下させる(なお、粉砕しての服用は避ける)。
14.1.2. PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
ラットの24カ月間混餌投与がん原性試験において、膀胱移行上皮乳頭腫及び膀胱移行上皮癌の発現頻度が3.0g/kg/日群の雄で増加した。尿性状の変化及び尿中での結晶形成により本動物種に特異的に生じた腫瘍で、マウスの24カ月間混餌投与がん原性試験では、本剤による腫瘍発現頻度の増加は認められなかった。
(取扱い上の注意)
アルミピロー包装開封後は湿気を避けて保存すること。
(保管上の注意)
室温保存。

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