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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

カリメート経口液20%の基本情報

準先発品
一般名
製薬会社
薬価・規格
77.8円(20%25g1包)
添付文書

基本情報

薬効分類
陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)

腸管内で薬剤に含まれる陽イオンをカリウムイオンと交換しカリウムイオンを排泄させて血液中のカリウム値を下げる薬

陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)
  • カリメート
  • アーガメイト
  • ケイキサレート
効能・効果
  • 急性腎不全の高カリウム血症
  • 慢性腎不全の高カリウム血症
注意すべき副作用
便秘 、 悪心 、 嘔気 、 食欲不振 、 胃部不快感 、 低カリウム血症 、 腸管穿孔 、 腸閉塞 、 大腸潰瘍 、 高度便秘
用法・用量(主なもの)
  • 通常成人1日75〜150g(ポリスチレンスルホン酸カルシウムとして1日15〜30g)を2〜3回に分け、経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 腸閉塞

副作用

主な副作用
便秘 、 悪心 、 嘔気 、 食欲不振 、 胃部不快感 、 低カリウム血症 、 過敏症 、 発疹
重大な副作用
腸管穿孔 、 腸閉塞 、 大腸潰瘍 、 高度便秘 、 持続する腹痛 、 嘔吐 、 下血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 腸閉塞
  • 注意
    • 消化管潰瘍
    • 多発性骨髄腫
    • 副甲状腺機能亢進症
    • 便秘
    • 腸管狭窄
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
ジギタリス剤
中毒作用が増強
ジゴキシン
中毒作用が増強
アルミニウム含有制酸剤
本剤の効果が減弱
マグネシウム含有制酸剤
本剤の効果が減弱
カルシウム含有制酸剤
本剤の効果が減弱
アルミニウムを含有する緩下剤
本剤の効果が減弱
マグネシウム含有緩下剤
本剤の効果が減弱
カルシウム含有緩下剤
本剤の効果が減弱
水酸化アルミニウム
本剤の効果が減弱
水酸化マグネシウム
本剤の効果が減弱
沈降炭酸カルシウム
本剤の効果が減弱
アルミニウムを含有する制酸剤<経口>
全身性アルカローシス
マグネシウム含有制酸剤<経口>
全身性アルカローシス
カルシウム含有制酸剤<経口>
全身性アルカローシス
アルミニウムを含有する緩下剤<服用>
全身性アルカローシス
マグネシウム含有緩下剤<経口>
全身性アルカローシス
カルシウム含有緩下剤<経口>
全身性アルカローシス
水酸化アルミニウム<服用>
全身性アルカローシス
水酸化マグネシウム<経口>
全身性アルカローシス
沈降炭酸カルシウム<経口>
全身性アルカローシス
甲状腺製剤<経口>
当該薬剤の効果が減弱
レボチロキシン<経口>
当該薬剤の効果が減弱
アルギン酸ナトリウム
消化管内に不溶性のゲル

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

急性腎不全及び慢性腎不全に伴う高カリウム血症。

用法・用量(添付文書全文)

通常成人1日75〜150g(ポリスチレンスルホン酸カルシウムとして1日15〜30g)を2〜3回に分け、経口投与する。なお、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 腸管穿孔、腸閉塞、大腸潰瘍(いずれも頻度不明):これらの病態を疑わせる高度便秘、持続する腹痛、嘔吐、下血等の異常が認められた場合には、投与を中止し、聴診、触診、画像診断等を実施し、適切な処置を行うこと〔8.1、9.1.1−9.1.3参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)発疹。
2). 消化器:(5%以上)*便秘、(0.1〜5%未満)悪心、嘔気、食欲不振、胃部不快感。
3). 電解質:(0.1〜5%未満)低カリウム血症。
発現頻度はカリメート散の臨床試験及び副作用頻度調査に基づく。
*)〔8.1参照〕。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
腸閉塞の患者[腸管穿孔を起こすおそれがある]。
(重要な基本的注意)
8.1. 腸管穿孔、腸閉塞、大腸潰瘍があらわれることがあるので、高度便秘、持続する腹痛、嘔吐、下血等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと〔9.1.1−9.1.3、11.1.1、11.2参照〕。
8.2. 本剤を経口投与するにあたっては、患者に排便状況を確認させ、便秘に引き続き腹痛、腹部膨満感、嘔吐等の症状があらわれた場合には、医師等に相談するように指導すること〔14.1.1参照〕。
8.3. 過量投与を防ぐため、規則的に血清カリウム値及び血清カルシウム値を測定しながら投与すること。また異常を認めた場合には、減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 便秘を起こしやすい患者:腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.2. 腸管狭窄のある患者:腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.3. 消化管潰瘍のある患者:症状を増悪させるおそれがある〔8.1、11.1.1参照〕。
9.1.4. 副甲状腺機能亢進症の患者:イオン交換で血中カルシウム濃度上昇するおそれがある。
9.1.5. 多発性骨髄腫の患者:イオン交換で血中カルシウム濃度上昇するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2. 併用注意:
1). ジギタリス剤(ジゴキシン等)[ジギタリス中毒作用が増強されることがある(本剤の血清カリウム値低下作用による)]。
2). アルミニウム、マグネシウム又はカルシウムを含有する制酸剤又は緩下剤:
①. アルミニウムを含有する制酸剤、マグネシウムを含有する制酸剤又はカルシウムを含有する制酸剤又はアルミニウムを含有する緩下剤、マグネシウムを含有する緩下剤又はカルシウムを含有する緩下剤(乾燥水酸化アルミニウムゲル、水酸化マグネシウム、沈降炭酸カルシウム等)[本剤の効果が減弱するおそれがある(非選択的に併用薬剤の陽イオンと交換する可能性がある)]。
②. アルミニウムを含有する制酸剤<服用>、マグネシウムを含有する制酸剤<服用>又はカルシウムを含有する制酸剤<服用>又はアルミニウムを含有する緩下剤<服用>、マグネシウムを含有する緩下剤<服用>又はカルシウムを含有する緩下剤<服用>(乾燥水酸化アルミニウムゲル<服用>、水酸化マグネシウム<服用>、沈降炭酸カルシウム<服用>等)[全身性アルカローシスなどの症状があらわれたとの報告がある(腸管内に分泌された重炭酸塩の中和を妨げる)]。
3). 甲状腺ホルモン製剤<服用>(レボチロキシン<服用>等)[併用薬剤の効果が減弱することがあるので、服用時間をずらすなど注意すること(本剤が消化管内で併用薬剤を吸着することにより、これらの薬剤の吸収を阻害すると考えられる)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
14.1.1. 消化管への蓄積を避けるため、便秘を起こさせないように注意すること〔8.2参照〕。
14.1.2. 服用直前に開封し、服用後の残液は廃棄すること。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
15.1.1. ポリスチレンスルホン酸カルシウムのソルビトール懸濁液を経口投与し、結腸狭窄、結腸潰瘍等を起こした症例が報告されている。
15.1.2. 類薬(ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)で、そのソルビトール懸濁液を経口投与し、小腸穿孔、腸粘膜壊死、大腸潰瘍、結腸壊死等を起こした症例が報告されている。
15.1.3. ポリスチレンスルホン酸カルシウムとアルギン酸ナトリウムとの併用により、消化管内に不溶性のゲルを生じたとの報告がある。
(取扱い上の注意)
高温になる所には保管しないこと。
(保管上の注意)
室温保存。

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