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MDSコーワ錠150の基本情報
基本情報
- 高トリグリセリド血症
- 1日デキストラン硫酸エステルナトリウムとして450〜900mgを3〜4回に分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 重篤な腎疾患
- 出血傾向
- 出血性素因
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 血液凝固阻止剤
- 出血傾向を促す
- ワルファリンカリウム
- 出血傾向を促す
処方理由
添付文書
高トリグリセリド血症。
1日デキストラン硫酸エステルナトリウムとして450〜900mgを3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2,944例中副作用が報告されたのは112例(3.80%)で、食欲不振23件(0.78%)、胃部不快感9件(0.31%)など胃腸障害が主なものであった。一般臨床検査値には一定の変動は認められなかった(再評価集計結果)。
1.重大な副作用
ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、嘔吐、血圧低下等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).血液:(頻度不明)出血傾向[抗凝血作用が現れることがあるので観察を十分に行う]。
2).皮膚:(0.1%未満)発疹等。
3).消化器:(0.1%〜5%未満)食欲不振、胃部膨満感、下痢等。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.出血性素因又は出血傾向のある患者[出血をおこす恐れがある]。
2.重篤な腎疾患のある患者[類薬(デキストラン40)投与による腎不全の報告がある]。
(重要な基本的注意)
血液凝固能検査等出血管理を十分行いつつ使用する[弱い抗トロンビン作用を持っており、フィブリン形成を抑制し、血液凝固能を低下させる恐れがある]。
(相互作用)
併用注意:抗凝血剤(ワルファリンカリウム等)[出血傾向を促す恐れがあるので、観察を十分に行い慎重に投与する(本剤の持つ弱い抗凝固作用により、相互的に作用を及ぼす恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
2.調剤時:本剤の使用にあたり乳鉢等ですりつぶさない。
(その他の注意)
ラットの雌雄で、臨床用量の65倍(1119〜1209mg/kg/日)を長期間経口投与した試験において、下部消化管粘膜の増殖性病変(直腸粘膜の増殖性病変、肛門粘膜の増殖性病変)の発生頻度が、対照群に比し高いとの報告がある。
(保管上の注意)
開封後防湿。
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