基本情報

薬効分類

カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)詳しく見る

  • 末梢血管や冠動脈を広げることで血圧を下げたり、狭心症の発作を予防する薬
カルシウム拮抗薬(ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬)の代表的な商品名
  • アムロジン ノルバスク
  • アダラート
  • アテレック
  • カルブロック
  • コニール

効能・効果詳しく見る

  • 腎実質性高血圧症
  • 狭心症
  • 高血圧症

注意すべき副作用詳しく見る

動悸顔面紅潮頭痛肝機能異常ビリルビン上昇Al−P上昇LDH上昇BUN上昇クレアチニン上昇白血球減少

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • 1.高血圧症、腎実質性高血圧症:ベニジピン塩酸塩として1日1回2〜4mgを朝食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1日1回8mgまで増量することができる
    • 但し、重症高血圧症には1日1回4〜8mgを朝食後経口投与する
  • 2.狭心症:ベニジピン塩酸塩として1回4mgを1日2回朝・夕食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 心原性ショック
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 妊婦・産婦

副作用

主な副作用

動悸顔面紅潮頭痛肝機能異常ビリルビン上昇Al−P上昇LDH上昇BUN上昇クレアチニン上昇白血球減少好酸球増加

重大な副作用

肝機能障害黄疸AST上昇ALT上昇γ−GTP上昇

上記以外の副作用

ほてり血圧低下頭重眩暈ふらつき立ちくらみ便秘発疹浮腫顔浮腫下腿浮腫手浮腫CK上昇CPK上昇血小板減少期外収縮下痢嘔吐過敏症光線過敏症歯肉肥厚女性化乳房結膜充血霧視発汗胸部重圧感徐脈頻脈眠気しびれ感腹部不快感嘔気胸やけ口渇そう痒感耳鳴手指発赤手指熱感肩こり咳嗽頻尿倦怠感カリウム上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 心原性ショック
  • 慎重投与
    • 過度に血圧の低い
    • 重篤な肝機能障害

患者の属性に応じた注意事項

  • 禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高血圧症の高齢者(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高血圧症の高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
降圧作用を有する薬剤 血圧が過度に低下
シメチジン 血圧が過度に低下
イトラコナゾール 血圧が過度に低下
ジゴキシン ジギタリス中毒
リファンピシン類 降圧作用が減弱

飲食物との相互作用

  • グレープフルーツジュース

処方理由

Ca拮抗薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年3月更新)もっと見る

  • ・狭心症の適応もあり、同種薬剤と比較して下腿浮腫の副作用が少ないから。(60代開業医、一般内科)
  • ・腎輸出動脈の拡張作用があり、冠動脈拡張性があり、使いやすい。(50代開業医、一般内科)
  • ・糸球体内圧の低下作用と尿蛋白減少効果を期待する一方、作用時間の短さが気になることがある。(40代診療所勤務医、その他の診療科)
  • ・1日2回まで使用することができるから。(30代病院勤務医、一般内科)
  • ・効果は比較的マイルドだが、慢性腎臓病や糖尿病腎症併発の患者さんが多く、アンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)に追加している。(50代病院勤務医、消化器内科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.高血圧症、腎実質性高血圧症。
    2.狭心症。

    用法・用量(添付文書全文)

    1.高血圧症、腎実質性高血圧症:ベニジピン塩酸塩として1日1回2〜4mgを朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1日1回8mgまで増量することができる。但し、重症高血圧症には1日1回4〜8mgを朝食後経口投与する。
    2.狭心症:ベニジピン塩酸塩として1回4mgを1日2回朝・夕食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時及び1997年10月までの使用成績調査において、4,679例中、副作用及び臨床検査値異常の発現例は219例(発現率4.7%)で、361件であった。主な副作用は動悸24件(0.5%)、顔面紅潮22件(0.5%)、頭痛20件(0.4%)等であった(再審査終了時)。
    1.重大な副作用
    肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害や黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次記のような副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行う。
    1).肝臓:(0.1〜5%未満)肝機能異常[AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇、Al−P上昇、LDH上昇等]。
    2).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、クレアチニン上昇。
    3).血液:(0.1〜5%未満)白血球減少、好酸球増加、(頻度不明)血小板減少。
    4).循環器:(0.1〜5%未満)動悸、顔面紅潮、ほてり、血圧低下、(0.1%未満)胸部重圧感、徐脈、頻脈、(頻度不明)期外収縮。
    5).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、頭重、眩暈、ふらつき、立ちくらみ、(0.1%未満)眠気、しびれ感。
    6).消化器:(0.1〜5%未満)便秘、(0.1%未満)腹部不快感、嘔気、胸やけ、口渇、(頻度不明)下痢、嘔吐。
    7).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、(0.1%未満)そう痒感、(頻度不明)光線過敏症[投与を中止する]。
    8).口腔:(頻度不明)歯肉肥厚。
    9).その他:(0.1〜5%未満)浮腫(顔浮腫・下腿浮腫・手浮腫)、CK上昇(CPK上昇)、(0.1%未満)耳鳴、手指発赤・手指熱感、肩こり、咳嗽、頻尿、倦怠感、カリウム上昇、(頻度不明)*女性化乳房[*:投与を中止する]、結膜充血、霧視、発汗。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.心原性ショックの患者[症状が悪化する恐れがある]。
    2.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
    (慎重投与)
    1.過度に血圧の低い患者。
    2.重篤な肝機能障害のある患者[肝機能障害が悪化する恐れがある]。
    3.高齢者。
    (重要な基本的注意)
    1.カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行う。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意する。
    2.本剤の投与により、過度の血圧低下を起こし、一過性意識消失等が現れる恐れがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行う。
    3.降圧作用に基づく眩暈等が現れることがあるので高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させる。
    (相互作用)
    本剤は、主としてCYP3A4で代謝される。
    併用注意:
    1.降圧作用を有する薬剤[血圧が過度に低下することがある(降圧作用が増強される)]。
    2.ジゴキシン[ジギタリス中毒が現れる恐れがあるので、ジゴキシンの血中濃度と心臓の状態をモニターし、異常が認められた場合には、ジゴキシンの用量の調節又は本剤の投与を中止する(カルシウム拮抗剤が、ジゴキシンの尿細管分泌を阻害し、血中ジゴキシン濃度を上昇させるとの報告がある)]。
    3.シメチジン[血圧が過度に低下する恐れがある(シメチジンが肝ミクロソームにおけるカルシウム拮抗剤の代謝酵素を阻害する一方で胃酸を低下させ薬物の吸収を増加させるとの報告がある)]。
    4.リファンピシン[降圧作用が減弱される恐れがある(リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、カルシウム拮抗剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させるとの報告がある)]。
    5.イトラコナゾール[血圧が過度に低下することがある(イトラコナゾールが、肝臓における本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する恐れがある)]。
    6.グレープフルーツジュース[血圧が過度に低下することがある(グレープフルーツジュースが、肝臓における本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する)]。
    (高齢者への投与)
    一般的に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされていることから、高血圧症の高齢者に使用する場合は、低用量(2mg/日)から投与を開始するなど経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与を避ける[動物実験(ラット、ウサギ)で胎仔毒性が、また妊娠末期に投与すると妊娠期間延長及び分娩時間延長することが報告されている]。
    2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    過量投与により過度の血圧低下を起こす恐れがあるので、著しい血圧低下が認められた場合には下肢の挙上、輸液投与、昇圧剤投与等の適切な処置を行う(なお、本剤は蛋白結合率が高いため、透析による除去は有用ではない)。
    (適用上の注意)
    1.分割使用時:分割後は早めに使用する(分割後は遮光のうえ、なるべく60日以内に使用する)。
    2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    CAPD(持続的外来腹膜透析)施行中の患者の透析排液が白濁することが報告されているので、腹膜炎等との鑑別に留意する。
    (取扱い上の注意)
    本製剤(割線入り錠剤)は、錠剤半切機には適用できないことがある[均等に二分割できない場合がある]。

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