処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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トラベルミン配合錠の基本情報
基本情報
- 動揺病の悪心
- 動揺病の嘔吐
- 動揺病の眩暈
- メニエル症候群の悪心
- メニエル症候群の嘔吐
- メニエル症候群の眩暈
- 1回1錠を経口投与する
- 必要により1日3〜4回経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 下部尿路に閉塞性疾患
- 前立腺肥大
- 閉塞隅角緑内障
- 慎重投与
- 開放隅角緑内障
- 急性腎炎
- 甲状腺機能亢進症
- てんかん
- 希望禁止
- 妊婦・産婦
- 授乳婦
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 中枢抑制剤
- 相互に作用を増強
- バルビツール酸誘導体
- 相互に作用を増強
- フェノチアジン系薬剤
- 相互に作用を増強
- エタノール摂取
- 相互に作用を増強
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 相互に作用を増強
- キサンチン系薬剤
- 過度の中枢神経刺激作用
- テオフィリン
- 過度の中枢神経刺激作用
- アミノフィリン製剤
- 過度の中枢神経刺激作用
- コリンテオフィリン
- 過度の中枢神経刺激作用
- カフェイン
- 過度の中枢神経刺激作用
- 中枢興奮剤
- 過度の中枢神経刺激作用
- エフェドリン塩酸塩
- 過度の中枢神経刺激作用
- エフェドリン含有製剤
- 過度の中枢神経刺激作用
- アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>
- カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>
処方理由
添付文書
次記の疾患又は状態に伴う悪心・嘔吐・眩暈:動揺病、メニエル症候群。
1回1錠を経口投与する。必要により1日3〜4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
総症例448例中、39例(8.71%)の副作用が報告されている(再評価結果時)。
1.過敏症:(頻度不明)発疹[このような場合は投与を中止する]。
2.循環器:(0.1〜5%未満)動悸。
3.精神神経系:(0.1〜5%未満)眠気、倦怠感、頭重感、眩暈、(頻度不明)頭痛、神経過敏。
4.消化器:(0.1〜5%未満)口渇、(頻度不明)悪心・嘔吐、下痢。
(禁忌)
1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用により、排尿困難、尿閉等が現れる恐れがある]。
(慎重投与)
1.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.てんかんの患者[中枢刺激作用によって発作を起こす恐れがある]。
3.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強する恐れがある]。
4.急性腎炎の患者[腎臓に対する負荷を高める恐れがある]。
(重要な基本的注意)
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないように十分注意する。
(相互作用)
併用注意:
1.中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、フェノチアジン誘導体等)、アルコール[本剤はジフェンヒドラミンサリチル酸塩を含有しているため、相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与する(相加的に中枢神経抑制作用を増強する)]。
2.モノアミン酸化酵素阻害剤[本剤はジフェンヒドラミンサリチル酸塩を含有しているため、相互に作用を増強することがあるので、併用する場合は減量するなど慎重に投与する(本剤の解毒機構に干渉し、作用を遷延化し増強する)]。
3.他のキサンチン系薬剤(テオフィリン、アミノフィリン水和物、コリンテオフィリン、カフェイン水和物等)、中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)[本剤はジプロフィリンを含有しているため、過度の中枢神経刺激作用が現れることがあるので、副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行う(併用により中枢神経刺激作用が増強される)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせる[ジフェンヒドラミンは、動物実験(ラット)で乳汁中に移行することが認められている]。
(適用上の注意)
1.服用時:本剤は、噛みくだくと苦味があり、舌のしびれ感が現れることがあるので、噛まずに服用させる。
2.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(保管上の注意)
アルミ袋開封後は湿気を避けて保存する。
処方薬事典は、日経メディカル Onlineが配信する医療・医薬関係者向けのコンテンツです。一般の方もご覧いただけますが、内容に関するご質問にはお答えできません。服用中の医薬品についてはかかりつけの医師や薬剤師にご相談ください。