日経メディカル処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

イソメニールカプセル7.5mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:dl−イソプレナリン塩酸塩徐放カプセル

製薬会社:科研製薬

薬価・規格: 11.1円(7.5mg1カプセル) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

内耳循環改善薬(抗めまい薬)詳しく見る

  • 血流改善作用などにより内耳のむくみなどを改善し、メニエール病などのめまいや難聴などの症状を改善する薬
内耳循環改善薬(抗めまい薬)の代表的な商品名
  • イソメニール
  • セファドール
  • メリスロン

効能・効果詳しく見る

  • 内耳障害の眩暈

注意すべき副作用詳しく見る

心悸亢進胃部不快感嘔気頭痛食欲不振過敏症発疹頻脈嘔吐口渇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • dl−イソプレナリン塩酸塩として1回7.5〜15mgを1日3回経口投与する(22.5〜45.0mg/日)
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 重症冠動脈疾患
    • 頭部外傷直後
    • 頚部外傷直後
    • カテコールアミン製剤投与中
    • エフェドリン投与中
    • メチルエフェドリン投与中

副作用

主な副作用

心悸亢進胃部不快感嘔気頭痛食欲不振過敏症発疹頻脈嘔吐口渇胸やけ

重大な副作用

重篤な血清カリウム値低下血清カリウム値低下作用が増強心リズムに及ぼす作用を増強

上記以外の副作用

下痢頭重感眠気手足の震えふらふら感息切れ腹痛胃痛口内炎ほてり顔面浮腫

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 重症冠動脈疾患
    • 頭部外傷直後
    • 頚部外傷直後
    • カテコールアミン製剤投与中
    • エフェドリン投与中
    • メチルエフェドリン投与中
  • 慎重投与
    • 高血圧症
    • 甲状腺機能亢進症
    • 心疾患
    • 糖尿病
  • 注意
    • 重症喘息
    • キサンチン誘導体併用
    • ステロイド剤併用
    • 利尿剤併用

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
カテコールアミン製剤 不整脈
エピネフリン 不整脈
エフェドリン含有製剤 不整脈
メチルエフェドリン 不整脈
β2−刺激剤 不整脈
サルブタモール 不整脈
強心配糖体製剤 不整脈
ジゴキシン 不整脈
カテコールアミン製剤 心停止
エピネフリン 心停止
エフェドリン含有製剤 心停止
メチルエフェドリン 心停止
β2−刺激剤 心停止
サルブタモール 心停止
キサンチン系薬剤 低カリウム血症による不整脈
テオフィリン 低カリウム血症による不整脈
アミノフィリン製剤 低カリウム血症による不整脈
ジプロフィリン 低カリウム血症による不整脈
副腎皮質ホルモン剤 低カリウム血症による不整脈
ベタメタゾン 低カリウム血症による不整脈
プレドニゾロン 低カリウム血症による不整脈
コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム 低カリウム血症による不整脈
利尿剤 低カリウム血症による不整脈
フロセミド 低カリウム血症による不整脈

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)もっと見る

    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    内耳障害に基づく「眩暈」。

    用法・用量(添付文書全文)

    dl−イソプレナリン塩酸塩として1回7.5〜15mgを1日3回経口投与する(22.5〜45.0mg/日)。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    総症例3,545例中、副作用が認められたのは185例(5.22%)220件で、その主なものは心悸亢進79件(2.23%)、胃部不快感28件(0.79%)、嘔気13件(0.37%)、頭痛12件(0.34%)、食欲不振10件(0.28%)等であった(承認時までの調査及び1979年7月までの集計)。
    1.重大な副作用
    重篤な血清カリウム値の低下:β2−刺激剤により重篤な血清カリウム値低下(頻度不明)が報告されている。また、キサンチン誘導体併用、ステロイド剤併用及び利尿剤併用により、β2−刺激剤による血清カリウム値低下作用が増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意する。更に、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがあるので、このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。
    2.その他の副作用
    1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹[発現した場合には投与を中止する]。
    2).循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進(頻脈)[発現した場合は減量又は投与を中止する]。
    3).消化器:(0.1〜5%未満)胃部不快感、嘔気、嘔吐、食欲不振、口渇、胸やけ、下痢、(0.1%未満)腹痛、胃痛、口内炎。
    4).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、頭重感、眠気、手足の震え、ふらふら感。
    5).その他:(0.1〜5%未満)息切れ、(0.1%未満)ほてり、顔面浮腫。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.重症冠動脈疾患の患者[冠動脈疾患が悪化する恐れがある]。
    2.頭部外傷直後及び頚部外傷直後の患者[頚部交感神経が興奮している場合、眩暈が悪化することがある]。
    3.カテコールアミン製剤投与中(アドレナリン等)、エフェドリン投与中、メチルエフェドリン投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.甲状腺機能亢進症の患者[甲状腺機能亢進症が悪化する恐れがある]。
    2.糖尿病の患者[糖尿病が悪化する恐れがある]。
    3.高血圧症の患者[血圧が上昇する恐れがある]。
    4.心疾患のある患者[動悸、不整脈等が現れる恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    過度に使用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れがあるので、使用が過度にならないように注意する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:カテコールアミン製剤(アドレナリン等<ボスミン>)、エフェドリン、メチルエフェドリン[不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れがある(アドレナリン作動性神経刺激の増大が起こることが考えられる)]。
    2.併用注意:
    1).β2−刺激剤(サルブタモール等)[不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れがある(アドレナリン作動性神経刺激の増大が起こることが考えられる)]。
    2).キサンチン誘導体(テオフィリン、アミノフィリン水和物、ジプロフィリン等)[低カリウム血症による不整脈を起こす恐れがある(キサンチン誘導体はアドレナリン作動性神経刺激を増大させるため、血清カリウム値の低下を増強することが考えられる)]。
    3).ステロイド剤(ベタメタゾン、プレドニゾロン、ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム等)、利尿剤(フロセミド等)[低カリウム血症による不整脈を起こす恐れがある(ステロイド剤及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強することが考えられる)]。
    4).強心配糖体(ジゴキシン等)[不整脈を起こす恐れがある(ともに異所性調律生成を誘発することがあり、併用により不整脈が起こる可能性が高くなることが考えられる)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス、ハムスター)で催奇形作用が報告されている]。
    <参考>
    催奇形性:妊娠マウスに臨床用量の数千倍投与した結果、口蓋裂、下顎骨欠損及び指の欠損の発現頻度が高かった。妊娠ハムスターに0.003〜34.8mg/kgを1回皮下投与した結果、高用量で脳露出、曲尾、臍帯ヘルニアなどの奇形が認められた。
    (過量投与)
    1.過量投与時の症状:副作用症状(頻脈、心悸亢進、神経過敏、悪心等の交感神経過剰興奮症状)が強く現れる恐れがある。また、過度の使用により、心停止あるいは重篤な気道抵抗上昇等を起こす恐れがある。
    2.過量投与時の処置:直ちに本剤の投与を中止し、症状に応じて、救急処置や一般的維持療法を行う(本剤が透析により除去されるかは明らかではない)。
    (適用上の注意)
    1.薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    2.服用時:徐放製剤であるため、カプセル中の顆粒を噛まずに服用させる。
    (保管上の注意)
    遮光した気密容器。

    Information PR

    ログインしていません

    Close UpコンテンツPR

    ログインしていません

    もっと見る

    人気記事ランキング

    1. レッスン12◆異常陰影を指摘せよ(難易度 中) 山口哲生の「目指せ!肺癌検診の達人」
    2. シャワーで頭痛発生!疑うべき疾患は? 柴田靖の「頭痛外来 研修道場」
    3. 「志水太郎 vs AI診断」は志水氏の圧勝 診断エラー学のすすめ
    4. 「無診察治療」を巡る訴訟、裁判所の判断は? 日常診療に生かす医療訴訟の教訓
    5. 妊婦さん悶絶!? そんなときはあの漢方! 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」
    6. 感染性腸炎の問診を「昨夜、生ものを食べませんでし… 岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」
    7. ACSへのプラスグレルはチカグレロルより優れる 学会トピック◎欧州心臓病学会会議(ESC2019)
    8. 医療崩壊を盾に勤務医を犠牲にするのか シリーズ◎医師の「働き方改革」
    9. 18歳女性。辺縁系脳炎症状 日経メディクイズ●脳神経内科
    10. 吉本興業と大学医局の共通点 弁護医師・田邉昇の『医と法の視点』
    医師と医学研究者におすすめの英文校正