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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

トラマゾリン点鼻液0.118%「AFP」の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
6.7円(0.118%1mL)
添付文書

基本情報

薬効分類
局所血管収縮薬(点鼻薬)

交感神経を刺激し、鼻粘膜の血管を収縮させ充血をとることにより鼻づまりを改善する薬

局所血管収縮薬(点鼻薬)
  • トラマゾリン
  • ナシビン
  • プリビナ
  • コールタイジン
効能・効果
  • 鼻充血
  • 鼻うっ血
注意すべき副作用
悪心 、 心悸亢進 、 鼻乾燥感 、 鼻刺激痛 、 過敏症状 、 嘔気 、 鼻灼熱感 、 鼻汁 、 反応性低下 、 眩暈
用法・用量(主なもの)
  • 1回2〜3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 年齢や性別に応じた注意事項
    • 2歳未満の乳・幼児(0歳〜1歳)

副作用

主な副作用
悪心 、 心悸亢進 、 鼻乾燥感 、 鼻刺激痛 、 過敏症状 、 嘔気 、 鼻灼熱感 、 鼻汁 、 反応性低下 、 眩暈 、 頭痛
上記以外の副作用
味覚障害 、 反応性鼻充血

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • モノアミン酸化酵素阻害剤投与中
  • 慎重投与
    • 冠動脈疾患
    • 高血圧症
    • 甲状腺機能亢進症
    • 糖尿病
患者の属性に応じた注意事項
  • 禁止
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 幼児・小児
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 禁止
    • 2歳未満の乳・幼児(0歳〜1歳)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
モノアミン酸化酵素阻害剤
急激な血圧上昇

処方理由

点鼻用血管収縮薬
この薬をファーストチョイスする理由(2019年10月更新)
  • ・採用されているのがトラマゾリンであり、他剤でも大きな差はないと考える。血管収縮薬は希望があればやむを得ず処方しているが、連用により肥厚性鼻炎になる旨は十分説明している。精神疾患を有する症例で希望者が多い。極力倍希釈液を処方する。(40歳代病院勤務医、耳鼻咽喉科)

  • ・本来は短期的な使用が好ましいが、長期的な使用を希望する患者も多い。長期的な使用の際には希釈して処方する等、患者の状態に応じ調整している。(40歳代病院勤務医、耳鼻咽喉科)

  • ・長期に使用する人には、ステロイドが入っていないものをよく出す。(60歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

  • ・自分が副鼻腔炎にかかった際に勧められて初めて使ったが、本当に鼻水のキレがよかった。効く。(50歳代診療所勤務医、一般内科)

点鼻用血管収縮薬
この薬をファーストチョイスする理由(2017年4月更新)
  • ・慣れているのでトラマゾリンをよく処方している。ただし薬剤性鼻炎の原因になるので、ステロイド噴霧薬を使用できない妊婦のみに出している。(40歳代診療所勤務医、耳鼻咽頭科)

  • ・効果に持続性があり、副作用がなく、他の製品には替えがたい有用な点鼻薬と感じているから。(70歳以上診療所勤務医、呼吸器内科)

  • ・即効性と効果に優れていると思うから。(60歳代診療所勤務医、産科・婦人科)

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

諸種疾患による鼻充血・鼻うっ血。

用法・用量(添付文書全文)

1回2〜3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

調査症例181例中副作用が報告されたのは5例(2.76%)であった。主な副作用は悪心2件(1.10%)、乾燥感2件(1.10%)、刺激痛1件(0.55%)であった。また、臨床検査値においては特に一定の傾向を示す変動は認められていない(再評価結果)。
次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1.過敏症:(頻度不明)過敏症状[症状が現れた場合には、投与を中止する]。
2.循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進。
3.消化器:(0.1〜5%未満)悪心、(頻度不明)嘔気。
4.鼻:(0.1〜5%未満)鼻乾燥感、鼻刺激痛、(0.1%未満)反応性鼻充血、(頻度不明)鼻灼熱感、鼻汁。
5.長期使用:(頻度不明)反応性低下。
6.その他:(頻度不明)眩暈、頭痛、味覚障害。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2歳未満の乳・幼児[過量投与により発汗、徐脈等の全身症状が発現する恐れがある]。
3.モノアミン酸化酵素阻害剤投与中の患者[急激な血圧上昇を起こす恐れがある]。
(慎重投与)
1.冠動脈疾患のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
2.高血圧症の患者[血圧が上昇する恐れがある]。
3.甲状腺機能亢進症の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
4.糖尿病の患者[症状を悪化させる恐れがある]。
(重要な基本的注意)
連用又は頻回使用により反応性低下や局所粘膜二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか又は適切な休薬期間をおいて使用する。
(相互作用)
併用禁忌:モノアミン酸化酵素阻害剤[急激な血圧上昇を起こす恐れがある(本剤の血圧上昇作用を増強する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
1.過量投与により、発汗、徐脈等の全身症状が現れやすいので使用しないことが望ましい。
2.小児等への投与で、やむを得ず使用する場合には、精製水あるいは生食水にて倍量に希釈して使用することが望ましい(使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行う)。
(過量投与)
1.過量投与時の症状:交感神経α受容体刺激作用により疲労、不眠、眩暈、嘔気、血圧上昇や頻脈等の症状の発現が予測される。また、小児において過量投与時、体温低下、ショック及び反射性徐脈の報告がある。
2.過量投与時の処置:直ちに鼻を水で洗う、症状に応じて対症療法を行う。
(適用上の注意)
眼科用として使用しない。
(保管上の注意)
開栓後は汚染に注意。

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