処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ムコスタ点眼液UD2%の基本情報
基本情報
- ドライアイ
- 1回1滴、1日4回点眼する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
処方理由
添付文書
ドライアイ。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
涙液異常に伴う角結膜上皮障害が認められ、ドライアイと診断された患者に使用する。
1回1滴、1日4回点眼する。
国内臨床試験において、安全性解析対象症例670例中163例(24.3%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。主な副作用は、苦味105例(15.7%)、眼刺激感17例(2.5%)、眼そう痒15例(2.2%)、霧視8例(1.2%)等であった。
1.重大な副作用
涙道閉塞(0.1〜5%未満)、涙嚢炎(頻度不明):涙道閉塞、涙嚢炎が現れることがあるので、眼科検査を実施するなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う(なお、涙道閉塞、涙嚢炎が認められた症例では涙道内白色物質が認められることがある)。
2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹、蕁麻疹。
2).眼:(0.1〜5%未満)眼脂、眼充血、眼痛、眼異物感、眼刺激感、霧視、眼不快感、流涙増加、眼そう痒、眼瞼炎、眼瞼浮腫、結膜炎、眼乾燥感、角膜障害(角膜炎、潰瘍性角膜炎等)、視神経乳頭出血、視力障害(視力低下等)、複視。
3).消化器:(5%以上)苦味、(0.1〜5%未満)胃部不快感、悪心、嘔吐、食欲不振、口渇、舌炎、舌変色。
4).その他:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、コレステロール上昇、LDH上昇、白血球減少、カリウム上昇、BUN上昇、尿糖陽性、気管支炎、副鼻腔炎、鼻炎、歯肉膿瘍、浮動性眩暈、頭痛。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
本剤の点眼後、一時的に目がかすむことがあるので、機械類の操作や自動車等の運転には注意させる。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、副作用の発現に注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット:経口)で乳汁中へ移行することが報告されている]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.薬剤交付時:次のことを患者に指導する。
1).本剤は懸濁液のため、使用の際には、薬剤を分散させるために、点眼容器の下部を持ち丸くふくらんだ部分をしっかりはじく。
2).点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
3).点眼後、閉瞼して1〜5分間涙嚢部を圧迫した後開瞼する。
4).眼周囲等に流出した液は拭きとる。
5).二次汚染防止の保存剤を含有しない、1回使い捨ての無菌ディスポーザブルタイプの製剤であるので、使用後の残液は廃棄する。
6).他の点眼剤と併用する場合には、少なくとも5分間以上の間隔をあけて点眼する。
7).点眼口を下向きにして保管しない。
8).眼表面、涙道等に本剤の成分が凝集することがあるので、目や鼻の奥に違和感を感じたときは眼科医に相談する。
9).本剤の有効成分はソフトコンタクトレンズに吸着することがあるので、目に違和感を感じたときは眼科医に相談する。
(取扱い上の注意)
本剤は、保管の仕方によっては振り混ぜても粒子が分散しにくくなる場合があるので、点眼口を上向きにして保管する。
(保管上の注意)
1.アルミピロー開封後遮光。
2.点眼口を上向きにして保管する。
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