処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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ミロル点眼液0.5%の基本情報
基本情報
- 高眼圧症
- 緑内障
- 1回1滴を1日1回点眼する
- 十分な眼圧下降効果が持続しない場合は、1回1滴、1日2回まで点眼可能である
- 病気や症状に応じた注意事項
- 過敏症
- 気管支痙攣
- 気管支喘息
- コントロール不十分な心不全
- 重篤な慢性閉塞性肺疾患
- 心原性ショック
- 洞性徐脈
- 房室ブロック<第2〜3度>
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 気管支痙攣
- 気管支喘息
- コントロール不十分な心不全
- 重篤な慢性閉塞性肺疾患
- 心原性ショック
- 洞性徐脈
- 房室ブロック<第2〜3度>
- 慎重投与
- 甲状腺中毒症
- コントロール不十分な糖尿病
- 代謝性アシドーシス
- 糖尿病性ケトアシドーシス
- うっ血性心不全
- 注意
- アレルギー性結膜炎
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 希望禁止
- 授乳婦
- 注意
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- エピネフリン
- 散瞳
- 塩酸ジピベフリン
- 散瞳
- カテコールアミン枯渇剤
- 交感神経系に対し過剰の抑制
- レセルピン
- 交感神経系に対し過剰の抑制
- カテコールアミン枯渇剤
- 低血圧
- レセルピン
- 低血圧
- カルシウム拮抗剤
- 低血圧
- ベラパミル
- 低血圧
- ジルチアゼム
- 低血圧
- カテコールアミン枯渇剤
- 徐脈
- レセルピン
- 徐脈
- カテコールアミン枯渇剤
- 眩暈
- レセルピン
- 眩暈
- カテコールアミン枯渇剤
- 失神
- レセルピン
- 失神
- カテコールアミン枯渇剤
- 起立性低血圧
- レセルピン
- 起立性低血圧
- β−遮断剤の全身投与
- 眼内圧あるいはβ−遮断剤の全身的な作用が増強
- アテノロール<全身投与>
- 眼内圧あるいはβ−遮断剤の全身的な作用が増強
- プロプラノロール塩酸塩<全身投与>
- 眼内圧あるいはβ−遮断剤の全身的な作用が増強
- メトプロロール<全身投与>
- 眼内圧あるいはβ−遮断剤の全身的な作用が増強
- ジギタリス剤
- 房室伝導時間を更に延長
- ジゴキシン
- 房室伝導時間を更に延長
- ジギトキシン
- 房室伝導時間を更に延長
- カルシウム拮抗剤
- 房室伝導障害
- ベラパミル
- 房室伝導障害
- ジルチアゼム
- 房室伝導障害
- カルシウム拮抗剤
- 左室不全
- ベラパミル
- 左室不全
- ジルチアゼム
- 左室不全
- フェノチアジン系薬剤
- 血圧降下
- クロルプロマジン
- 血圧降下
処方理由
添付文書
緑内障、高眼圧症。
1回1滴を1日1回点眼する。十分な眼圧下降効果が持続しない場合は、1回1滴、1日2回まで点眼可能である。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1日1回又は2回点眼において、1回2滴以上を点眼しても効果は変わらないため、過量点眼にならないように注意する。
総症例530例中、副作用が報告されたのは26例(4.9%)で、主な副作用は結膜充血5件(0.9%)、しみる4件(0.8%)、角膜炎3件(0.6%)、頭痛3件(0.6%)、そう痒感2件(0.4%)、眼痛2件(0.4%)、眼瞼発赤2件(0.4%)、霧視2件(0.4%)、眩暈2件(0.4%)等であった(承認時)。
総症例3,191例中、副作用が報告されたのは133例(4.17%)で、主な副作用は、しみる56件(1.75%)、眼痛25件(0.78%)、眼瞼炎14件(0.44%)、角膜炎13件(0.41%)、結膜充血11件(0.34%)、霧視7件(0.22%)、そう痒感6件(0.19%)、眼瞼発赤4件(0.13%)等であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用(類薬)
類薬で、眼類天疱瘡、気管支痙攣、呼吸困難、呼吸不全、うっ血性心不全、心ブロック、脳虚血、心停止、脳血管障害、失神、喘息発作、全身性エリテマトーデスが現れることが報告されている。
2.その他の副作用
1).眼:(0.1〜5%未満)眼がしみる、眼痛、角膜炎、結膜充血、眼瞼炎、霧視、眼そう痒感、眼瞼発赤。
2).循環器:(0.1〜5%未満)徐脈、右脚ブロック。
3).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、眩暈。
(禁忌)
1.気管支喘息、又はその既往歴のある患者、気管支痙攣、重篤な慢性閉塞性肺疾患のある患者[β−受容体遮断による気管支平滑筋収縮作用により、喘息発作の誘発・喘息発作増悪がみられる恐れがある]。
2.洞性徐脈、房室ブロック<第2〜3度>、コントロール不十分な心不全、心原性ショックのある患者[β−受容体遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させる恐れがある]。
3.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.うっ血性心不全のある患者[β−受容体遮断による陰性変時・変力作用により、これらの症状を増悪させる恐れがある]。
2.コントロール不十分な糖尿病患者[低血糖症の徴候や症状をマスクする恐れがある]。
3.糖尿病性ケトアシドーシス及び代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強する恐れがある]。
4.甲状腺中毒症の疑いのある患者[ある種の甲状腺機能亢進症の臨床的徴候(例えば頻脈)をマスクする恐れがある]。
(重要な基本的注意)
全身的に吸収される可能性があり、β−遮断剤全身投与時と同様の副作用が現れる恐れがあるので、留意する。
(相互作用)
併用注意:
1.アドレナリン、ジピベフリン塩酸塩[散瞳が起こる可能性がある(機序不明)]。
2.カテコールアミン枯渇剤(レセルピン等)[交感神経系に対し過剰の抑制を来すことがあり、低血圧、徐脈を生じ、眩暈、失神、起立性低血圧を起こすことがある(カテコールアミンの枯渇を起こす薬剤は、β−遮断作用を相加的に増強する可能性がある)]。
3.β−遮断剤<全身投与>(アテノロール<全身投与>、プロプラノロール塩酸塩<全身投与>、メトプロロール<全身投与>等)[眼内圧あるいはβ−遮断剤の全身的な作用が増強されることがある(作用が相加的に現れることがある)]。
4.ジギタリス製剤(ジゴキシン、ジギトキシン等)[房室伝導時間を更に延長することがある(相加的に作用を増強する可能性がある)]。
5.カルシウム拮抗剤(ベラパミル塩酸塩、ジルチアゼム塩酸塩等)[房室伝導障害、左室不全、低血圧を起こす恐れがある(相互に作用が増強される)]。
6.フェノチアジン関連化合物(クロルプロマジン等)[血圧降下を引き起こす可能性がある(代謝を阻害する)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立されていない]。
2.授乳中の婦人には投与しないことが望ましいが、投与する場合は授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行する可能性がある]。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.薬剤交付時:本剤はホウ酸を含有する点眼剤との配合で白濁を生じる可能性があるので、ホウ酸を含有する点眼剤と併用する場合は少なくとも5分間以上の点眼間隔をあけるよう指導する。
3.投与時:
1).点眼に際しては原則として患者は仰臥位をとり、患眼を開瞼させ結膜嚢内に点眼し、1〜5分間閉瞼して涙嚢部を圧迫させた後開瞼する。
2).点眼の時、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
(その他の注意)
1.アレルギー性結膜炎等に罹患している患者に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
2.ウサギ催奇形性試験において、臨床用量の200倍又は700倍に相当する量を投与すると、胎仔毒性(吸収胚数増加が確認される)が認められた。
3.本剤の添加物であるベンザルコニウム塩化物、ピロ亜硫酸ナトリウムによる過敏症が知られている。
(取扱い上の注意)
注意:点眼ボトルを取り出す際は、包装の先端部分のアルミ箔をはがして取り出す。
(保管上の注意)
遮光。
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