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ロメフロン点眼液0.3%の基本情報
基本情報
細菌増殖を阻害し、抗菌作用をあらわすことで結膜炎などを治療したり、眼の手術前後の細菌感染を予防する薬
- エコリシン
- ベストロン
- ガチフロ
- クラビット
- ベガモックス
- 角膜炎
- 角膜潰瘍
- 眼瞼炎
- 結膜炎
- 麦粒腫
- 瞼板腺炎
- 涙嚢炎
- 眼科周術期の無菌化療法
- 通常、1回1滴、1日3回点眼する
- なお、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 注意
- 過敏症
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 注意
- 授乳婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 注意
- 低出生体重児(0日〜27日)
- 新生児(0日〜27日)
相互作用
処方理由
添付文書
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法。
通常、1回1滴、1日3回点眼する。なお、症状により適宜増減する。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明):紅斑、発疹、呼吸困難、血圧低下、眼瞼浮腫等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(頻度不明)過敏症状、発疹、蕁麻疹。
2). 眼:(0.1〜1%未満)眼刺激症状(眼がしみる、眼疼痛、眼刺激感)、眼そう痒感、眼瞼炎、結膜炎、(頻度不明)結膜充血、角膜炎、菌交代症。
発現頻度は、ロメフロン眼科耳科用液[本剤(ロメフロン点眼液0.3%)に添加剤としてベンザルコニウム塩化物を含有する製剤]の臨床試験に基づく。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 本剤の投与にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
8.2. 長期間投与しないこと。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 類似化合物(キノロン系抗菌剤)に対し過敏症の既往歴のある患者:本剤投与後に過敏症を発現するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
(小児等)
低出生体重児又は新生児を対象とした臨床試験は実施していない〔15.2参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
患者に対し次の点に注意するよう指導すること。
・ 薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
経口投与により、動物実験(幼若イヌ、幼若ラット)で関節異常がみられたとの報告がある〔9.7小児等の項参照〕。
(保管上の注意)
室温保存。
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