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ベストロン点眼用0.5%の基本情報
基本情報
細菌増殖を阻害し、抗菌作用をあらわすことで結膜炎などを治療したり、眼の手術前後の細菌感染を予防する薬
- エコリシン
- ベストロン
- ガチフロ
- クラビット
- ベガモックス
- 角膜炎
- 角膜潰瘍
- 眼瞼炎
- 結膜炎
- 麦粒腫
- 瞼板腺炎
- 涙嚢炎
- 眼科周術期の無菌化療法
- 本剤を添付の溶解液で1mL当たりセフメノキシム塩酸塩として5mg(力価)の濃度に溶解し、1回1〜2滴を1日4回点眼する
- なお、症状により適宜回数を増減する
- 但し、症状に改善がみられない場合は漫然と長期間の連続投与を行わない
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 原則禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- アレルギー
- 過敏症
- 気管支喘息
- 蕁麻疹
- 発疹
相互作用
処方理由
添付文書
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、眼科周術期の無菌化療法。
本剤を添付の溶解液で1mL当たりセフメノキシム塩酸塩として5mg(力価)の濃度に溶解し、1回1〜2滴を1日4回点眼する。なお、症状により適宜回数を増減する。但し、症状に改善がみられない場合は漫然と長期間の連続投与を行わない。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめる。
承認時及び使用成績調査での総症例5,866例中41例(0.70%)に副作用が認められた。主な副作用は、刺激感19件(0.32%)、そう痒感10件(0.17%)、結膜充血6件(0.10%)であった(再審査終了時)。
次の副作用は前記の調査あるいは自発報告等で認められたものである。
1.重大な副作用
ショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗等の異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).過敏症:(頻度不明)発疹、蕁麻疹[発現した場合には、投与を中止する]。
2).眼:(頻度不明)眼瞼炎、眼瞼発赤・眼瞼腫脹、(0.1〜5%未満)眼刺激感、眼そう痒感、結膜充血[発現した場合には、投与を中止する]。
(禁忌)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(原則禁忌)
セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者[アレルギー素因が遺伝し、アレルギー症状を起こす恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.ショックが現れる恐れがあるので、十分な問診を行う。
2.本剤の使用にあたっては、4週間の投与を目安とし、その後の継続投与については漫然と投与しないよう、慎重に行う。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児又は乳児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(適用上の注意)
1.投与経路:点眼用にのみ使用する。
2.投与時:点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意する。
(取扱い上の注意)
貯法:溶解後は、冷所に保存し、7日以内に使用する。
(溶解方法)
1.粉末及び溶解液は分割して調製しない(溶解後の薬液中の粉末成分が均一とならず、白濁することがあるため)。
2.溶解後は、冷所保存で7日以内に使用し、その期間を過ぎたものは使用しない。
1).粉末瓶の添付文書の図1の矢印(↑)の部分から親指で強く押し上げる。
2).溶解液瓶の白い大キャップをまわしてとりはずし、液がこぼれないように開封した粉末瓶にしっかり差し込み、よく振って粉末を完全に溶かす。
3).溶解液瓶の方に薬液を移した後、粉末瓶をとりはずし、大キャップをし、固く閉める。
4).ピンクの小キャップだけをとりはずし、使用する。また、使用後は必ず冷所に保存する。
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