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塩酸パパベリン散10%「マイラン」の基本情報
基本情報
- 胃炎の内臓平滑筋の痙攣症状
- 冠循環障害の血管拡張
- 冠循環障害の症状の改善
- 急性動脈塞栓
- 胆道<胆管・胆嚢>系疾患の内臓平滑筋の痙攣症状
- 末梢循環障害
- パパベリン塩酸塩として、1日200mg(本剤:2g)を3〜4回に分割経口投与する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 慎重投与
- 緑内障
- 注意
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 注意
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- レボドパ
- 作用が減弱
処方理由
添付文書
1.次記疾患に伴う内臓平滑筋の痙攣症状:胃炎、胆道<胆管・胆嚢>系疾患。
2.急性動脈塞栓。
3.末梢循環障害。
4.冠循環障害における血管拡張と症状の改善。
パパベリン塩酸塩として、1日200mg(本剤:2g)を3〜4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.肝臓:(頻度不明)アレルギー性肝障害[観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止する]。
2.過敏症:(頻度不明)発疹等[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
3.循環器:(頻度不明)心悸亢進、血圧上昇等。
4.精神神経系:(頻度不明)眩暈、眠気、頭痛等。
5.消化器:(頻度不明)便秘、口渇、食欲不振、心窩部痛等。
6.その他:(頻度不明)顔面潮紅、発汗。
(禁忌)
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
緑内障の患者[眼圧上昇作用により、緑内障を悪化させる恐れがある]。
(相互作用)
併用注意:レボドパ[レボドパの作用が減弱する恐れがある(機序は不明)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(小児等への投与)
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
(取扱い上の注意)
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温保存、5年)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、塩酸パパベリン散10%「マイラン」は通常の市場流通下において5年間安定であることが確認された。
(保管上の注意)
遮光、気密容器。
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