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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ブスコパン注20mgの基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
59円(2%1mL1管)
添付文書

基本情報

薬効分類
抗コリン薬

副交感神経を亢進させるアセチルコリンの作用を抑えることで、消化管の運動亢進に伴う痛みや痙攣、下痢などを抑える薬

抗コリン薬
  • ブスコパン
  • チアトン
  • ロートエキス
  • ガストロゼピン
  • ダクチル
効能・効果
  • 胃炎の運動機能亢進
  • 胃炎の痙攣
  • 胃潰瘍の運動機能亢進
  • 胃潰瘍の痙攣
  • 機能性下痢の運動機能亢進
  • 機能性下痢の痙攣
  • 痙攣性便秘の運動機能亢進
  • 痙攣性便秘の痙攣
  • 月経困難症の運動機能亢進
  • 月経困難症の痙攣
  • 子宮下部痙攣の運動機能亢進
  • 子宮下部痙攣の痙攣
  • 十二指腸潰瘍の運動機能亢進
  • 十二指腸潰瘍の痙攣
  • 食道痙攣の運動機能亢進
  • 食道痙攣の痙攣
  • 胆管炎の運動機能亢進
  • 胆管炎の痙攣
  • 胆石症の運動機能亢進
  • 胆石症の痙攣
  • 胆嚢炎の運動機能亢進
  • 胆嚢炎の痙攣
  • 胆嚢切除後の後遺症の運動機能亢進
  • 胆嚢切除後の後遺症の痙攣
  • 腸炎の運動機能亢進
  • 腸炎の痙攣
  • 腸疝痛の運動機能亢進
  • 腸疝痛の痙攣
  • 尿路結石症の運動機能亢進
  • 尿路結石症の痙攣
  • 胆道ジスキネジーの運動機能亢進
  • 胆道ジスキネジーの痙攣
  • 膀胱炎の運動機能亢進
  • 膀胱炎の痙攣
  • 幽門痙攣の運動機能亢進
  • 幽門痙攣の痙攣
  • 胃切除後の後遺症の運動機能亢進
  • 胃切除後の後遺症の痙攣
  • 消化管X線検査の前処置
  • 消化管内視鏡検査の前処置
  • 尿道痙攣の運動機能亢進
  • 尿道痙攣の痙攣
  • 膀胱痙攣の運動機能亢進
  • 膀胱痙攣の痙攣
注意すべき副作用
口渇 、 心悸亢進 、 顔面紅潮 、 眩暈 、 眼調節障害 、 排尿障害 、 頭痛 、 頭重感 、 眠気 、 ショック
用法・用量(主なもの)
  • 1回ブチルスコポラミン臭化物として10〜20mgを静脈内又は皮下、筋肉内に注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重篤な心疾患
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 閉塞隅角緑内障
    • 出血性大腸炎
    • 麻痺性イレウス
    • 重篤な細菌性下痢
    • 細菌性下痢

副作用

主な副作用
口渇 、 心悸亢進 、 顔面紅潮 、 眩暈 、 眼調節障害 、 排尿障害 、 頭痛 、 頭重感 、 眠気 、 散瞳 、 閉塞隅角緑内障
重大な副作用
ショック 、 アナフィラキシー様症状 、 悪心 、 嘔吐 、 悪寒 、 皮膚蒼白 、 血圧低下 、 呼吸困難 、 気管支攣縮 、 浮腫 、 血管浮腫
上記以外の副作用
過敏症 、 蕁麻疹 、 紅斑 、 そう痒症 、 発疹

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 重篤な心疾患
    • 前立腺肥大による排尿障害
    • 閉塞隅角緑内障
    • 出血性大腸炎
    • 麻痺性イレウス
    • 重篤な細菌性下痢
  • 原則禁止
    • 細菌性下痢
  • 慎重投与
    • 開放隅角緑内障
    • 潰瘍性大腸炎
    • 甲状腺機能亢進症
    • 前立腺肥大
    • 不整脈
    • うっ血性心不全
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 慎重投与
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 乳幼小児(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
抗コリン作用を有する薬剤
抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強
三環系抗うつ剤
抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強
フェノチアジン系薬剤
抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤
抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強
抗ヒスタミン剤
抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強
ドパミン拮抗剤
相互に消化管における作用を減弱
メトクロプラミド
相互に消化管における作用を減弱

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.次記疾患における痙攣並びに運動機能亢進:胃潰瘍・十二指腸潰瘍、食道痙攣、幽門痙攣、胃炎、腸炎、腸疝痛、痙攣性便秘、機能性下痢、胆嚢炎・胆管炎、胆石症、胆道ジスキネジー、胃切除後の後遺症・胆嚢切除後の後遺症、尿路結石症、膀胱炎、器具挿入による尿道痙攣・膀胱痙攣における痙攣並びに運動機能亢進、月経困難症、分娩時の子宮下部痙攣における痙攣並びに運動機能亢進。
2.消化管X線検査及び消化管内視鏡検査の前処置。

用法・用量(添付文書全文)

1回ブチルスコポラミン臭化物として10〜20mgを静脈内又は皮下、筋肉内に注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

調査症例1,756例(再評価結果)中副作用が報告されたのは267例(15.21%)であった。主な副作用は口渇106件(6.04%)、眼の調節障害52件(2.96%)、心悸亢進21件(1.20%)、顔面紅潮19件(1.08%)、眩暈13件(0.74%)等であった。また、臨床検査値においては特に一定の傾向を示す変動は認められていない。
1.重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状(悪心・嘔吐、悪寒、皮膚蒼白、血圧低下、呼吸困難、気管支攣縮、浮腫、血管浮腫等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).眼:(0.1〜5%未満)眼調節障害、(頻度不明)散瞳、閉塞隅角緑内障。
2).消化器:(5%以上)口渇、(0.1〜5%未満)悪心・嘔吐。
3).泌尿器:(0.1〜5%未満)排尿障害。
4).精神神経系:(0.1〜5%未満)頭痛、頭重感、眠気、眩暈。
5).循環器:(0.1〜5%未満)心悸亢進。
6).過敏症:(0.1%未満)発疹、(頻度不明)蕁麻疹、紅斑、そう痒症[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
7).その他:(0.1〜5%未満)顔面紅潮。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来す恐れがある]。
2.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
3.前立腺肥大による排尿障害のある患者[更に尿を出にくくすることがある]。
4.重篤な心疾患のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。
5.麻痺性イレウスの患者[消化管運動を抑制し、症状を悪化させる恐れがある]。
6.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。
(原則禁忌)
細菌性下痢患者[治療期間の延長を来す恐れがある]。
(慎重投与)
1.前立腺肥大のある患者[尿を出にくくすることがある]。
2.うっ血性心不全のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。
3.不整脈のある患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。
4.潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸を起こす恐れがある]。
5.甲状腺機能亢進症の患者[心拍数を増加させ、症状を悪化させる恐れがある]。
6.高温環境にある患者[汗腺分泌を抑制し、体温調節を障害する恐れがある]。
7.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
(重要な基本的注意)
1.まれにショックを起こすことがあるので、本剤の使用に際しては、救急処置の準備を行う。
2.投与に際し、ショック発現を完全に防止する方法はないが、出来る限り回避するために次の事項に注意する。
1).患者の体調について、十分に問診を行う。
2).注射後は、患者の状態を観察し、異常があれば直ちに救急処置を行う。
3.眼の調節障害、眠気、眩暈等を起こすことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。
(相互作用)
併用注意:
1.抗コリン作用を有する薬剤(三環系抗うつ剤、フェノチアジン系薬剤、モノアミン酸化酵素阻害剤、抗ヒスタミン剤等)[抗コリン作用<口渇・眼の調節障害・心悸亢進等>が増強することがある(併用により本剤の作用が増強されることがある)]。
2.ドパミン拮抗剤(メトクロプラミド等)[相互に消化管における作用を減弱する恐れがある(本剤は消化管運動を抑制するため、ドパミン拮抗剤の消化管運動亢進作用と拮抗する)]。
(高齢者への投与)
一般に高齢者では前立腺肥大を伴っている場合が多いので慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(過量投与)
1.症状:過量投与した場合、口渇、眼調節障害、譫妄、心悸亢進、血圧上昇等を引き起こす可能性がある。
2.処置:過量投与時、心血管系症状が発現した場合は標準的な処置、過量投与による呼吸麻痺の場合は挿管や人工呼吸、過量投与による尿閉の場合は導尿を必要に応じて考慮する。過量投与による緑内障の場合は、眼科医などの適切な治療を受ける。また、必要に応じ、過量投与時、副交感神経興奮薬の投与及び適切な支持療法を行う。
(適用上の注意)
1.静脈内注射時:静脈内注射にあたっては患者の状態を観察しながらゆっくり注射する。
2.注射時:動物実験で局所充血、局所出血、局所変性等の局所障害が認められるので皮下、筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に留意する。
1).皮下・筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意して注射する。
2).皮下・筋肉内注射時、繰り返し注射する場合には、例えば左右交互に注射するなど、注射部位を変えて行う。なお、乳幼小児には皮下・筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射する。
3.アンプルカット時:本品は「ワンポイントカットアンプル」を使用しているので、カット部をエタノール綿等で清拭した後、ヤスリを用いず、アンプル枝部のマークの反対方向に折り取る。

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