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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

レミッチカプセル2.5μgの基本情報

先発品(後発品あり)
一般名
製薬会社
薬価・規格
1009.9円(2.5μg1カプセル)
添付文書

基本情報

薬効分類
ナルフラフィン(掻痒症改善薬)

体内のオピオイドκ受容体に作用することで、透析や慢性肝疾患などを起因とする強い痒みを改善する薬

ナルフラフィン(掻痒症改善薬)
  • レミッチ,ノピコール
効能・効果
  • 慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善
  • 透析患者におけるそう痒症の改善
注意すべき副作用
不眠 、 便秘 、 頻尿 、 夜間頻尿 、 プロラクチン上昇 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 眠気
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5μgを夕食後又は就寝前に経口投与する
    • なお、症状に応じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること(本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.8.1参照〕
  • 7.2. 〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること(本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.1.1参照〕
  • 7.3. 〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与は1日1回2.5μgから開始し、効果不十分な場合に1日1回5μgへの増量を検討すること
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症

副作用

主な副作用
不眠 、 便秘 、 頻尿 、 夜間頻尿 、 プロラクチン上昇 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 眠気 、 浮動性めまい
重大な副作用
肝機能障害 、 黄疸 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 著しいAl−P上昇 、 著しいγ−GTP上昇
上記以外の副作用
頭痛 、 いらいら感 、 幻覚 、 構語障害 、 レストレスレッグス症候群 、 振戦 、 しびれ 、 口渇 、 悪心 、 下痢 、 嘔吐 、 食欲不振 、 腹部不快感 、 胃炎 、 口内炎 、 湿疹 、 発疹 、 蕁麻疹 、 紅斑 、 丘疹 、 総胆汁酸上昇 、 ビリルビン上昇 、 多尿 、 動悸 、 ほてり 、 血圧上昇 、 テストステロン低下 、 甲状腺刺激ホルモン低下 、 甲状腺刺激ホルモン上昇 、 抗利尿ホルモン上昇 、 女性化乳房 、 好酸球増多 、 貧血 、 尿中血陽性 、 尿中蛋白陽性 、 倦怠感 、 胸部不快感 、 脱力感 、 回転性めまい 、 異常感 、 浮腫 、 血中リン低下 、 不穏 、 せん妄 、 易怒性 、 皮膚色素沈着 、 LDH上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
  • 注意
    • 腎機能障害
    • 重度<Child−Pugh分類グレードC>の肝障害
    • 中等度<Child−Pugh分類グレードB>の肝障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤
本剤の血漿中濃度が上昇
アゾール系抗真菌剤
本剤の血漿中濃度が上昇
イトラコナゾール
本剤の血漿中濃度が上昇
ミデカマイシン
本剤の血漿中濃度が上昇
リトナビル
本剤の血漿中濃度が上昇
シクロスポリン
本剤の血漿中濃度が上昇
ニフェジピン
本剤の血漿中濃度が上昇
シメチジン
本剤の血漿中濃度が上昇
催眠・鎮静剤
不眠
抗不安薬
不眠
抗うつ剤
不眠
抗精神病薬
不眠
抗てんかん剤
不眠
催眠・鎮静剤
幻覚
抗不安薬
幻覚
抗うつ剤
幻覚
抗精神病薬
幻覚
抗てんかん剤
幻覚
催眠・鎮静剤
眠気
抗不安薬
眠気
抗うつ剤
眠気
抗精神病薬
眠気
抗てんかん剤
眠気
催眠・鎮静剤
浮動性めまい
抗不安薬
浮動性めまい
抗うつ剤
浮動性めまい
抗精神病薬
浮動性めまい
抗てんかん剤
浮動性めまい
催眠・鎮静剤
振戦
抗不安薬
振戦
抗うつ剤
振戦
抗精神病薬
振戦
抗てんかん剤
振戦
催眠・鎮静剤
せん妄
抗不安薬
せん妄
抗うつ剤
せん妄
抗精神病薬
せん妄
抗てんかん剤
せん妄
オピオイド薬
本剤の作用が増強あるいは減弱
飲食物との相互作用
  • グレープフルーツジュース

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

次の患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る):1)透析患者におけるそう痒症、2)慢性肝疾患患者におけるそう痒症。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5μgを夕食後又は就寝前に経口投与する。なお、症状に応じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする。
(用法及び用量に関連する注意)
7.1. 〈血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること(本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.8.1参照〕。
7.2. 〈腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること(本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある)〔16.1.1参照〕。
7.3. 〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉本剤の投与は1日1回2.5μgから開始し、効果不十分な場合に1日1回5μgへの増量を検討すること。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAl−P上昇、著しいγ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.2. その他の副作用
1). 精神・神経系:(5%以上)不眠[血液透析患者への投与時は投与開始後2週間以内にあらわれることが多い]、*不眠[*:慢性肝疾患患者への投与時は投与開始後4週間以内にあらわれることが多い]、(1〜5%未満)※眠気[※:血液透析患者への投与時は投与開始後2週間以内にあらわれることが多い]、※※眠気[※※:慢性肝疾患患者への投与時は投与開始後4週間以内にあらわれることが多い]、浮動性めまい、頭痛、(1%未満)いらいら感、幻覚、構語障害、レストレスレッグス症候群、振戦、しびれ、(頻度不明)不穏、せん妄、易怒性。
2). 消化器系:(5%以上)便秘[血液透析患者への投与時は投与開始後2週間以内にあらわれることが多い]、*便秘[*:慢性肝疾患患者への投与時は投与開始後4週間以内にあらわれることが多い]、(1〜5%未満)口渇、悪心、下痢、(1%未満)嘔吐、食欲不振、腹部不快感、胃炎、口内炎。
3). 皮膚:(1〜5%未満)皮膚そう痒の悪化、湿疹、発疹、(1%未満)蕁麻疹、紅斑、丘疹、(頻度不明)皮膚色素沈着。
4). 肝臓:(1〜5%未満)総胆汁酸上昇、(1%未満)AST上昇、ALT上昇、Al−P上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇、(頻度不明)LDH上昇。
5). 腎臓:(5%以上)頻尿・夜間頻尿[慢性肝疾患患者への投与時は投与開始後4週間以内にあらわれることが多い、慢性肝疾患患者を対象とした国内臨床試験での発現頻度]、(1〜5%未満)*多尿[*:慢性肝疾患患者を対象とした国内臨床試験での発現頻度]。
6). 循環器系:(1%未満)動悸、ほてり、血圧上昇。
7). 内分泌系:(5%以上)プロラクチン上昇、(1〜5%未満)テストステロン低下、甲状腺刺激ホルモン低下、甲状腺刺激ホルモン上昇、抗利尿ホルモン上昇、(1%未満)女性化乳房。
8). 血液:(1%未満)好酸球増多、貧血。
9). 尿:(1〜5%未満)尿中血陽性、尿中蛋白陽性[慢性肝疾患患者を対象とした国内臨床試験での発現頻度]。
10). その他:(1〜5%未満)倦怠感、(1%未満)胸部不快感、脱力感、回転性めまい、異常感、浮腫、血中リン低下。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 重度<Child−Pugh分類グレードC>の肝障害のある患者に対する本剤の投与にあたっては、リスク・ベネフィットを勘案し、投与中は患者の状態を十分に観察すること〔9.3.1、16.1.1参照〕。
8.2. 眠気、めまい等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意すること。
8.3. 本剤の使用により効果が認められない場合には、漫然と長期にわたり投与しないように注意すること。
8.4. 本剤の投与により、プロラクチン値上昇等の内分泌機能異常があらわれることがあるので、適宜検査を実施することが望ましい。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(腎機能障害患者)
〈慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合〉腎機能障害患者:血中濃度が上昇するおそれがある。
(肝機能障害患者)
9.3.1. 〈効能共通〉重度(Child−Pugh分類グレードC)の肝障害のある患者:重度<Child−Pugh分類グレードC>の肝障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない〔8.1、16.1.1参照〕。
9.3.2. 〈透析患者におけるそう痒症の改善の場合〉中等度<Child−Pugh分類グレードB>の肝障害のある患者:血中濃度が上昇するおそれがある〔16.1.1参照〕。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(動物実験(ラット)において、胎盤通過、生存胎仔数減少、出産率低下及び出生仔体重減少が報告されている)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)において、乳汁中へ移行することが報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に、生理機能が低下していることが多い)。
(相互作用)
本剤は、主として肝代謝酵素CYP3A4によって代謝される〔16.4.1参照〕。
10.2. 併用注意:
1). CYP3A4阻害作用のある薬剤等(アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール等)、ミデカマイシン、リトナビル、シクロスポリン、ニフェジピン、シメチジン、グレープフルーツジュース等)〔16.7.1、16.7.2参照〕[本剤の血漿中濃度が上昇する可能性があるため、併用の開始、用量の変更並びに中止時には、患者の状態を十分に観察するなど注意すること(CYP3A4阻害作用のある薬剤等との併用により本剤の代謝が阻害され、血漿中濃度が上昇する可能性がある)]。
2). 睡眠薬、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗てんかん薬[本剤との併用により、不眠、幻覚、眠気、浮動性めまい、振戦、せん妄等が認められる可能性があるので、併用の開始、用量の変更並びに中止時には、副作用の発現に注意すること(本剤による中枢性の副作用が増強される可能性がある)]。
3). オピオイド系薬剤[本剤の作用が増強あるいは減弱されるおそれがある(両剤の薬理学的な相互作用(増強又は拮抗)が考えられる)]。
(過量投与)
13.1. 症状
過量投与により、幻覚、不安、重度眠気、不眠等があらわれるおそれがある。
13.2. 処置
過量投与時には、投与を中止し、必要に応じ適切な対症療法を行うこと(なお、本剤は血液透析により除去されることが示されている)〔16.8.1参照〕。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、さらには穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
(その他の注意)
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 動物実験(イヌ静脈内投与、0.1μg/kg以上)において全身麻酔下での血圧低下が報告されている。
15.2.2. 動物実験(ラット筋肉内投与、40μg/kg/day以上)において受胎率低下が報告されている。
(取扱い上の注意)
未使用の場合はアルミピロー包装のまま保存し、開封後は遮光保存する(また、服用時にPTPシートから取り出す)。
(保管上の注意)
室温保存。

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