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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ロナセンテープ40mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
511.2円(40mg1枚)
添付文書

基本情報

薬効分類
非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬)

脳内のドパミンD2受容体やセロトニン5-HT2受容体などの拮抗作用により、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬

非定型抗精神病薬(セロトニン・ドパミン拮抗薬)
  • リスパダール
  • インヴェガ
  • ゼプリオン
  • ルーラン
  • ロナセン
効能・効果
  • 統合失調症
注意すべき副作用
筋強剛 、 錐体外路症状 、 パーキンソン症候群 、 振戦 、 流涎過多 、 寡動 、 運動緩慢 、 歩行障害 、 仮面様顔貌 、 アカシジア
用法・用量(主なもの)
  • 通常、成人にはブロナンセリンとして40mgを1日1回貼付するが、患者の状態に応じて最大80mgを1日1回貼付することもできる
    • なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと
  • 本剤は、胸部、腹部、背部のいずれかに貼付し、24時間ごとに貼り替える
  • (用法及び用量に関連する注意)ブロナンセリン経口剤から本剤へ切り替える場合には、次の投与予定時刻に切り替え可能であるが、患者の状態を十分観察し、切り替えに際しては、「臨床成績」の項を参考に用量を選択すること〔17.1.2参照〕
  • 本剤からブロナンセリン経口剤へ切り替える場合には、ブロナンセリン経口剤の用法・用量に従って、1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量すること
    • なお、ブロナンセリン経口剤と本剤を同時期に投与することにより過量投与にならないよう注意すること
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
    • アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>投与中
    • コビシスタットを含む製剤投与中

副作用

主な副作用
筋強剛 、 錐体外路症状 、 パーキンソン症候群 、 振戦 、 流涎過多 、 寡動 、 運動緩慢 、 歩行障害 、 仮面様顔貌 、 アカシジア 、 静坐不能
重大な副作用
高血糖 、 悪性症候群 、 Syndrome malin 、 無動緘黙 、 強度筋強剛 、 嚥下困難 、 頻脈 、 血圧変動 、 発汗 、 発熱 、 白血球増加 、 血清CK上昇 、 CK上昇 、 ミオグロビン尿 、 腎機能低下 、 高熱が持続 、 意識障害 、 呼吸困難 、 循環虚脱 、 脱水症状 、 急性腎障害 、 遅発性ジスキネジア 、 口周部不随意運動 、 不随意運動 、 麻痺性イレウス 、 腸管麻痺 、 食欲不振 、 悪心 、 嘔吐 、 著しい便秘 、 腹部膨満 、 腹部弛緩 、 腸内容物うっ滞 、 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 、 SIADH 、 低ナトリウム血症 、 低浸透圧血症 、 尿中ナトリウム排泄量増加 、 高張尿 、 痙攣 、 横紋筋融解症 、 筋肉痛 、 脱力感 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 無顆粒球症 、 白血球減少 、 肺塞栓症 、 深部静脈血栓症 、 静脈血栓症 、 血栓塞栓症 、 息切れ 、 胸痛 、 四肢疼痛 、 浮腫 、 肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 ALP上昇 、 ビリルビン上昇 、 糖尿病性ケトアシドーシス 、 糖尿病性昏睡 、 高血糖悪化 、 糖尿病悪化 、 口渇 、 多飲 、 多尿 、 頻尿
上記以外の副作用
プロラクチン上昇 、 紅斑 、 皮膚そう痒感 、 体重増加 、 ジスキネジア 、 便秘 、 糖尿病 、 過敏症 、 発疹 、 湿疹 、 そう痒 、 血圧上昇 、 血圧低下 、 心電図異常 、 QT間隔延長 、 T波変化 、 徐脈 、 動悸 、 構語障害 、 嚥下障害 、 四肢不随意運動 、 ジストニア 、 痙攣性斜頚 、 顔面攣縮 、 喉頭攣縮 、 頚部攣縮 、 眼球回転発作 、 後弓反張 、 肝機能異常 、 脂肪肝 、 眼乾燥 、 下痢 、 食欲亢進 、 上腹部痛 、 胃不快感 、 胃炎 、 胃腸炎 、 腹痛 、 排尿困難 、 不眠 、 睡眠障害 、 眠気 、 めまい 、 ふらつき 、 不安 、 焦燥感 、 易刺激性 、 頭重 、 頭痛 、 自殺企図 、 興奮 、 攻撃性 、 抑うつ 、 脱抑制 、 行動異常 、 妄想 、 悪夢 、 皮膚炎 、 丘疹 、 皮膚小水疱 、 皮膚変色 、 皮膚刺激感 、 皮膚乾燥 、 皮膚びらん 、 皮膚剥脱 、 じん麻疹 、 倦怠感 、 体重減少 、 トリグリセリド上昇 、 血中コレステロール上昇 、 血中カリウム減少 、 血中ナトリウム減少 、 血糖上昇 、 血糖低下 、 尿中蛋白陽性 、 上気道感染 、 鼻出血 、 鼻咽頭炎 、 四肢痛 、 起立性低血圧 、 不整脈 、 心室性期外収縮 、 上室性期外収縮 、 心拍数増加 、 心拍数減少 、 LDH上昇 、 眼調節障害 、 霧視 、 羞明 、 腹部膨満感 、 口唇炎 、 月経異常 、 乳汁分泌 、 射精障害 、 女性化乳房 、 勃起不全 、 尿閉 、 尿失禁 、 過鎮静 、 幻覚 、 幻聴 、 被害妄想 、 多動 、 脳波異常 、 躁状態 、 異常感 、 会話障害 、 多弁 、 緊張 、 しびれ感 、 好中球増加 、 リンパ球減少 、 赤血球増加 、 貧血 、 赤血球減少 、 ヘモグロビン減少 、 ヘマトクリット減少 、 血小板増加 、 血小板減少 、 異型リンパ球出現 、 咳嗽 、 水中毒 、 顔面浮腫 、 嚥下性肺炎 、 低体温 、 血中インスリン上昇 、 血中リン脂質増加 、 BUN上昇 、 BUN減少 、 血中総蛋白減少 、 血中カリウム上昇 、 尿中ウロビリン陽性 、 尿糖陽性 、 脱毛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
    • アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>投与中
    • コビシスタットを含む製剤投与中
  • 注意
    • 肝機能障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 脱水状態
    • 低血圧
    • てんかん
    • 糖尿病
    • パーキンソン病
    • 肥満
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 心・血管系疾患
    • 長期臥床
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • レビー小体型認知症
    • 不動状態
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 注意
    • 認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢(65歳〜)
    • 小児等(0歳〜14歳)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
作用を逆転させ重篤な血圧降下
アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
イトラコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ボリコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ミコナゾール<経口剤・口腔用剤・注射剤>
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
フルコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ホスフルコナゾール
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
HIVプロテアーゼ阻害剤
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
リトナビル
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ロピナビル・リトナビル配合剤
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ネルフィナビル
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ダルナビル
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
アタザナビル
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ホスアンプレナビル
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
コビシスタットを含有する製剤
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
エリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
クラリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
シクロスポリン
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
ジルチアゼム
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
中枢抑制剤
相互に作用を増強
エタノール摂取
相互に作用を増強
ドパミン作動薬
相互に作用が減弱
レボドパ
相互に作用が減弱
ブロモクリプチン
相互に作用が減弱
血圧降下剤
降圧作用が増強
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
フェニトイン
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
カルバマゼピン
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
バルビツール酸誘導体
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
リファンピシン類
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
飲食物との相互作用
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

統合失調症。

用法・用量(添付文書全文)

通常、成人にはブロナンセリンとして40mgを1日1回貼付するが、患者の状態に応じて最大80mgを1日1回貼付することもできる。
なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。
本剤は、胸部、腹部、背部のいずれかに貼付し、24時間ごとに貼り替える。
(用法及び用量に関連する注意)
ブロナンセリン経口剤から本剤へ切り替える場合には、次の投与予定時刻に切り替え可能であるが、患者の状態を十分観察し、切り替えに際しては、「臨床成績」の項を参考に用量を選択すること〔17.1.2参照〕。
本剤からブロナンセリン経口剤へ切り替える場合には、ブロナンセリン経口剤の用法・用量に従って、1回4mg、1日2回食後経口投与より開始し、徐々に増量すること。
なお、ブロナンセリン経口剤と本剤を同時期に投与することにより過量投与にならないよう注意すること。

副作用(添付文書全文)

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1. 重大な副作用
11.1.1. 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明):無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、使用を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)、なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡することがある〔9.1.6参照〕。
11.1.2. 遅発性ジスキネジア(頻度不明):長期使用により、口周部不随意運動等の不随意運動があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合は減量又は中止を考慮すること(なお、使用中止後も症状が持続することがある)。
11.1.3. 麻痺性イレウス(頻度不明):腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部膨満あるいは腹部弛緩及び腸内容物うっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと〔15.2.1参照〕。
11.1.4. 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、このような場合には使用を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
11.1.5. 横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇等が認められた場合には使用を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
11.1.6. 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)。
11.1.7. 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明):肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫等が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと〔9.1.7参照〕。
11.1.8. 肝機能障害(頻度不明):AST上昇、ALT上昇、γ−GTP上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。
11.1.9. 高血糖(0.1%)、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(いずれも頻度不明):高血糖悪化や糖尿病悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、使用を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行うこと〔8.4、9.1.5参照〕。
11.2. その他の副作用
1). 過敏症:(5%未満)発疹、湿疹、そう痒。
2). 循環器:(5%未満)血圧上昇、血圧低下、心電図異常(QT間隔延長、T波変化等)、徐脈、動悸、(頻度不明)起立性低血圧、頻脈、不整脈、心室性期外収縮、上室性期外収縮、心拍数増加、心拍数減少。
3). 錐体外路症状:(5%以上)パーキンソン症候群(振戦、筋強剛、流涎過多、寡動、運動緩慢、歩行障害、仮面様顔貌等)(13.6%)、アカシジア(静坐不能)(10.4%)、(5%未満)ジスキネジア(構語障害、嚥下障害、口周部不随意運動・四肢不随意運動等の不随意運動等)、ジストニア(痙攣性斜頚、顔面攣縮・喉頭攣縮・頚部攣縮、眼球回転発作、後弓反張等)[症状があらわれた場合には必要に応じて減量又は抗パーキンソン薬の投与等、適切な処置を行うこと]。
4). 肝臓:(5%未満)AST上昇、ALT上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇、肝機能異常、脂肪肝、(頻度不明)LDH上昇、ALP上昇。
5). 眼:(5%未満)眼乾燥、(頻度不明)眼調節障害、霧視、羞明。
6). 消化器:(5%未満)悪心、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、食欲亢進、上腹部痛、胃不快感、胃炎、胃腸炎、腹痛、(頻度不明)腹部膨満感、口唇炎。
7). 内分泌:(5%以上)プロラクチン上昇、(頻度不明)月経異常、乳汁分泌、射精障害、女性化乳房、勃起不全。
8). 泌尿器:(5%未満)排尿困難、(頻度不明)尿閉、尿失禁、頻尿。
9). 精神神経系:(5%以上)統合失調症の悪化、(5%未満)不眠、睡眠障害、眠気、めまい・ふらつき、不安・焦燥感・易刺激性、頭重・頭痛、自殺企図、興奮、攻撃性、抑うつ、脱抑制、行動異常、妄想、悪夢、痙攣、(頻度不明)過鎮静、幻覚・幻聴、被害妄想、多動、脳波異常、躁状態、意識障害、異常感、会話障害、多弁、緊張、しびれ感。
10). 血液:(5%未満)白血球増加、白血球減少、(頻度不明)好中球増加、リンパ球減少、赤血球増加、貧血、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、血小板減少、異型リンパ球出現。
11). 皮膚(適用部位):(5%以上)紅斑(11.7%)、皮膚そう痒感、(5%未満)皮膚炎、湿疹、発疹、丘疹、皮膚小水疱、皮膚変色、皮膚刺激感、皮膚乾燥、皮膚びらん、皮膚剥脱、じん麻疹。
12). その他:(5%以上)体重増加、(5%未満)倦怠感、脱力感、体重減少、CK上昇、トリグリセリド上昇、血中コレステロール上昇、血中カリウム減少、血中ナトリウム減少、血糖上昇、糖尿病、血糖低下、胸痛、口渇、尿中蛋白陽性、上気道感染、発熱、鼻出血、鼻咽頭炎、四肢痛、(頻度不明)発汗、咳嗽、多飲、水中毒、顔面浮腫、浮腫、嚥下性肺炎、低体温、血中インスリン上昇、血中リン脂質増加、BUN上昇、BUN減少、血中総蛋白減少、血中カリウム上昇、尿中ウロビリン陽性、尿糖陽性、脱毛。
ブロナンセリン経口剤のみで認められた副作用は頻度不明とした。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
2.1. 昏睡状態の患者[昏睡状態が悪化するおそれがある]。
2.2. バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強される]。
2.3. アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>の患者〔10.1参照〕。
2.4. アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>投与中(イトラコナゾール、ボリコナゾール、ミコナゾール(経口剤、口腔用剤、注射剤)、フルコナゾール、ホスフルコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中(リトナビル、ロピナビル・リトナビル配合剤、ネルフィナビル、ダルナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル)、コビシスタットを含む製剤投与中の患者〔10.1参照〕。
2.5. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(重要な基本的注意)
8.1. 1日貼付量を遵守し、本剤の貼付量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。
8.2. 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤使用中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
8.3. 興奮悪化、誇大性悪化、敵意悪化等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行うこと。
8.4. 本剤の使用により、高血糖悪化や糖尿病悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤の使用に際しては、あらかじめ高血糖や糖尿病の悪化があらわれ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至る副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状があらわれた場合には、直ちに使用を中断し、医師の診察を受けるよう、指導すること(特に糖尿病又はその既往歴あるいは糖尿病の危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行うこと)〔9.1.5、11.1.9参照〕。
8.5. 本剤の使用により皮膚症状が発現した場合には、適切な処置を行うか、本剤を休薬又は本剤の使用を中止すること。
8.6. 光線過敏症が発現するおそれがあるので、衣服で覆う等、貼付部位への直射日光を避けること。また、本剤を剥がした後1〜2週間は、貼付していた部位への直射日光を避けること〔15.2.3参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1. 心・血管系疾患、低血圧、又はそれらの疑いのある患者:一過性血圧降下があらわれることがある。
9.1.2. パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者:錐体外路症状が悪化するおそれがある。
9.1.3. てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者:痙攣閾値を低下させるおそれがある。
9.1.4. 自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者:症状を悪化させるおそれがある。
9.1.5. 糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者:血糖値が上昇することがある〔8.4、11.1.9参照〕。
9.1.6. 脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者:悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすい〔11.1.1参照〕。
9.1.7. 不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の患者:肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されている〔11.1.7参照〕。
(肝機能障害患者)
肝機能障害患者:血中濃度が上昇するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状があらわれたとの報告がある。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行が報告されている)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
患者の状態を観察しながら慎重に使用すること(一般に生理機能が低下しており、錐体外路症状等の副作用があらわれやすい)。
(相互作用)
本剤は、主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される〔16.4.3、16.7参照〕。
10.1. 併用禁忌:
1). アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く><ボスミン>〔2.3参照〕[アドレナリンの作用を逆転させ重篤な血圧降下を起こすことがある(アドレナリンはアドレナリン作動性α、β−受容体の刺激剤であり、本剤のα−受容体遮断作用により、β−受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される)]。
2). CYP3A4を強く阻害する薬剤(アゾール系抗真菌剤<経口剤・口腔用剤・注射剤>(イトラコナゾール<イトリゾール>、ボリコナゾール<ブイフェンド>、ミコナゾール<経口剤・口腔用剤・注射剤><フロリード、オラビ>、フルコナゾール<ジフルカン>、ホスフルコナゾール<プロジフ>)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル<ノービア>、ロピナビル・リトナビル配合剤<カレトラ>、ネルフィナビル<ビラセプト>、ダルナビル<プリジスタ>、アタザナビル<レイアタッツ>、ホスアンプレナビル<レクシヴァ>)、コビシスタットを含む製剤<スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス、シムツーザ>)〔2.4、16.7.2参照〕[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがある(本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を阻害するため、クリアランスが減少する可能性がある)]。
10.2. 併用注意:
1). 中枢神経抑制剤、アルコール[相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に使用すること(本剤及びこれらの薬剤等の中枢神経抑制作用による)]。
2). ドパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチン等)[相互に作用が減弱することがある(本剤はドパミン受容体遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗することによる)]。
3). 降圧薬[降圧作用が増強することがある(本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による)]。
4). CYP3A4阻害作用を有する薬剤(エリスロマイシン、クラリスロマイシン、シクロスポリン、ジルチアゼム等)〔16.7.1参照〕[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強するおそれがあるので、観察を十分に行い、必要に応じて減量あるいは低用量から開始するなど慎重に使用すること(本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を阻害するため、クリアランスが減少する可能性がある)]。
5). CYP3A4誘導作用を有する薬剤(フェニトイン、カルバマゼピン、バルビツール酸誘導体、リファンピシン等)[本剤の血中濃度が低下し作用が減弱するおそれがある(本剤の主要代謝酵素であるCYP3A4を誘導するため、クリアランスが増加する可能性がある)]。
(適用上の注意)
14.1. 薬剤交付時の注意
14.1.1. 包装袋を開封せず交付すること[本剤の品質は光の影響を受ける]。
14.1.2. 貼り替えの際には先に貼付した製剤を除去したことを十分に確認するよう患者及びその家族に指導すること[貼付している製剤を除去せずに新たな製剤を貼付した場合、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある]。
14.2. 貼付部位に関する注意
14.2.1. 本剤の貼付による皮膚刺激を避けるため、貼付箇所を毎回変更すること。
14.2.2. 創傷面又は湿疹・皮膚炎等がみられる部位は避けて貼付すること。
14.2.3. 貼付部位の皮膚を拭い、清潔にしてから本剤を貼付すること。また、貼付部位の水分は十分に取り除くこと。
14.3. 薬剤貼付時の注意
14.3.1. 本剤を使用するまでは包装袋を開封せず、開封後は速やかに貼付すること。
14.3.2. 本剤をハサミ等で切って使用しないこと。
14.3.3. 本剤を使用する際には、ライナーを剥がして使用すること。
14.3.4. 貼り替えの際には先に貼付した製剤を除去したことを十分に確認すること。
14.4. 薬剤貼付期間中の注意
14.4.1. 本剤が皮膚から一部剥離し粘着力が弱くなった場合は、サージカルテープ等で縁を押さえること。本剤が剥離した場合は、再貼付又は必要に応じて新しいものを貼付すること。
14.4.2. 使用済みの製剤は接着面を内側にして貼り合わせた後、小児の手の届かないところに安全に廃棄する[貼付24時間後も製剤中に本剤の成分が残っている]。
(その他の注意)
15.1. 臨床使用に基づく情報
15.1.1. 本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
15.1.2. 外国で実施された認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、類薬の非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1.6〜1.7倍高かったとの報告がある(なお、本剤との関連性については検討されておらず、明確ではない)、また、外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率上昇に関与するとの報告がある。
15.2. 非臨床試験に基づく情報
15.2.1. 動物実験(イヌ)で制吐作用が認められたため、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化する可能性がある〔11.1.3参照〕。
15.2.2. げっ歯類(マウス、ラット)に104週間経口投与したがん原性試験において、マウス(1mg/kg/日以上)で乳腺腫瘍、下垂体腫瘍、ラット(1mg/kg/日)で乳腺腫瘍の発生頻度の上昇が認められた。これらの所見は、プロラクチンに関連した変化として、げっ歯類ではよく知られている。
15.2.3. 動物実験(モルモット)で皮膚光感作性が認められている〔8.6参照〕。
(保険給付上の注意)
本剤は新医薬品であるため、厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)に基づき、令和2年9月末日まで、投薬は1回14日分を限度とされている。
(保管上の注意)
室温保存。

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