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インヴェガ錠9mg基本情報

先発品(後発品なし)

一般名:パリペリドン徐放錠

製薬会社:ヤンセンファーマ

薬価・規格: 590.4円(9mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

非定型抗精神病薬(ドパミン・セロトニン拮抗薬)詳しく見る

  • 脳内のドパミンD2受容体やセロトニン5-HT2受容体などの拮抗作用により、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬
非定型抗精神病薬(ドパミン・セロトニン拮抗薬)の代表的な商品名
  • リスパダール
  • インヴェガ
  • ゼプリオン
  • ルーラン
  • ロナセン

効能・効果詳しく見る

  • 統合失調症

注意すべき副作用詳しく見る

血中プロラクチン増加体重増加錐体外路障害便秘トリグリセリド増加不眠症CK増加CPK増加ジスキネジー肝機能障害

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • パリペリドンとして6mgを1日1回朝食後に経口投与する
    • なお、年齢、症状により1日12mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は5日間以上の間隔をあけて1日量として3mgずつ行う

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • クレアチニンクリアランス50mL/分未満
    • リスペリドンに対し過敏症
    • 中等度から重度腎機能障害
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>

副作用

主な副作用

血中プロラクチン増加体重増加錐体外路障害便秘トリグリセリド増加不眠症CK増加CPK増加ジスキネジー鼻咽頭炎咽頭炎

重大な副作用

肝機能障害AST上昇GOT上昇ALT上昇GPT上昇γ−GTP上昇不整脈心房細動心室性期外収縮高血糖低血糖倦怠感冷汗振戦傾眠低血糖症状白血球減少悪性症候群Syndrome malin無動緘黙強度筋強剛嚥下困難頻脈血圧変動発汗発熱白血球増加血清CK上昇CK上昇血清CPK上昇CPK上昇ミオグロビン尿腎機能低下高熱が持続意識障害呼吸困難循環虚脱脱水症状急性腎不全遅発性ジスキネジー口周部不随意運動不随意運動麻痺性イレウス腸管麻痺食欲不振悪心嘔吐著しい便秘腹部膨満腹部弛緩腸内容物うっ滞悪心を不顕性化嘔吐を不顕性化抗利尿ホルモン不適合分泌症候群SIADH低ナトリウム血症低浸透圧血症尿中ナトリウム排泄量増加高張尿痙攣黄疸横紋筋融解症筋肉痛脱力感血中ミオグロビン上昇尿中ミオグロビン上昇脳血管障害糖尿病性ケトアシドーシス糖尿病性昏睡高血糖悪化糖尿病悪化口渇多飲多尿頻尿無顆粒球症肺塞栓症深部静脈血栓症静脈血栓症血栓塞栓症息切れ胸痛四肢疼痛浮腫持続勃起症

上記以外の副作用

鼻炎肺炎膣感染皮膚真菌感染白癬感染脂肪腫白血球数増加血小板数増加好酸球数増加好塩基球数増加貧血脾腫ヘモグロビン減少血中鉄減少ヘマトクリット減少好中球百分率増加好酸球百分率増加リンパ球数増加季節性アレルギー高プロラクチン血症多飲症過食血中コレステロール増加血中ブドウ糖増加電解質失調食欲亢進食欲減退高脂血症高コレステロール血症低蛋白血症総蛋白減少血中電解質異常血中インスリン増加インスリンCペプチド増加精神症状セルフケア障害不安激越初期不眠症睡眠障害自傷行動自殺企図攻撃性幻覚抑うつ症状落ち着きのなさリビドー減退アカシジア頭痛パーキンソニズムジストニー浮動性眩暈体位性眩暈感覚鈍麻運動緩慢パーキンソン歩行鎮静構音障害構語障害てんかん健忘精神的機能障害末梢性ニューロパシー注視麻痺眼部不快感不快感眼精疲労結膜炎回転性眩暈耳鳴耳痛耳管障害心電図QT補正間隔延長徐脈洞性徐脈洞性頻脈動悸心拍数増加心電図QT延長心電図異常高血圧誤嚥嚥下性肺炎間質性肺疾患胃腸障害下痢胃不快感上腹部痛流涎過多腹痛下腹部痛胃炎逆流性食道炎胃潰瘍痔核腸管虚血う歯歯痛歯肉炎口唇炎口内炎舌痛Al−P増加ALT増加AST増加γ−GTP増加肝機能検査異常LDH増加脂肪肝血中ビリルビン増加湿疹皮膚そう痒症皮膚炎脂漏性皮膚炎皮膚乾燥顔面感覚鈍麻発疹皮膚剥脱ざ瘡紅色汗疹寝汗逆むけ全身性蕁麻疹血管浮腫筋骨格硬直背部痛四肢痛関節痛関節周囲炎椎間板突出筋痛排尿困難蛋白尿尿潜血尿閉無月経不規則月経月経困難症乳房痛乳汁漏出症射精障害前立腺炎易刺激性胸部不快感末梢性浮腫低体温薬剤離脱症候群体温上昇体温低下血圧上昇体重減少血中尿酸増加尿糖陽性血圧低下血中尿素減少血中クレアチニン増加グリコヘモグロビン増加尿中ウロビリン陽性転倒糖尿病気道感染アナフィラキシー反応過敏症悪夢幻聴妄想自殺念慮自殺既遂被害妄想身体妄想筋緊張亢進大発作痙攣失神嗜眠運動過多後弓反張会話障害舌麻痺頭部動揺疲労眼球回転運動霧視房室ブロック洞性不整脈左脚ブロック右脚ブロック上室性期外収縮起立性低血圧低血圧虚血咽喉頭疼痛鼻閉咳嗽鼻出血口内乾燥鼓腸舌腫脹嚥下障害腹部不快感筋痙縮筋固縮筋骨格痛筋拘縮斜頚頚部痛尿失禁神経因性膀胱女性化乳房勃起不全乳房分泌性機能不全無力症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • クレアチニンクリアランス50mL/分未満
    • リスペリドンに対し過敏症
    • 中等度から重度腎機能障害
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 低血圧
    • てんかん
    • 糖尿病
    • パーキンソン病
    • 肥満
    • 不整脈
    • 薬物過敏症
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 先天性QT延長症候群
    • QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中
    • 軽度腎機能障害
    • 心・血管系疾患
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 高度消化管狭窄
    • レビー小体型認知症
  • 注意
    • 脱水状態
    • 糖尿病
    • 肥満
    • 軽度腎機能障害
    • 長期臥床
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 不動状態
    • クレアチニンクリアランス50mL/分以上80mL/分未満
  • 投与に際する指示
    • 軽度腎機能障害
    • クレアチニンクリアランス50mL/分以上80mL/分未満

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
リスペリドンを含有する経口製剤 作用が増強
QTを延長する薬剤 QT延長
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> 作用を逆転させ血圧降下
中枢抑制剤 相互に作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
ドパミン作動薬 相互に作用を減弱
血圧降下剤 降圧作用が増強
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
バルプロ酸 本剤の血中濃度が上昇

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    統合失調症。

    用法・用量(添付文書全文)

    パリペリドンとして6mgを1日1回朝食後に経口投与する。なお、年齢、症状により1日12mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は5日間以上の間隔をあけて1日量として3mgずつ行う。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.軽度腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス50mL/分以上80mL/分未満)には、1日用量として3mgから開始し、1日用量は6mgを超えない[本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇する恐れがある]。
    2.本剤は徐放性製剤であるため、分割して投与しない。
    3.本剤はリスペリドンの活性代謝物であり、リスペリドンとの併用により作用が増強する恐れがあるため、本剤とリスペリドンを含有する経口製剤との併用は、避ける。
    4.本剤の投与量は必要最低限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    承認時までの国内臨床試験における安全性評価対象例312例中269例(86.2%)に副作用が認められた。その主なものは、血中プロラクチン増加107例(34.3%)、統合失調症の悪化68例(21.8%)、体重増加46例(14.7%)、錐体外路障害44例(14.1%)、便秘30例(9.6%)であった。
    1.重大な副作用
    1).悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明):無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)、なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡することがある。
    2).遅発性ジスキネジー(頻度不明):長期投与により、口周部不随意運動等の不随意運動が現れ、投与中止後も持続することがある。
    3).麻痺性イレウス(頻度不明):腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部膨満あるいは腹部弛緩及び腸内容物うっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    なお、本剤は動物実験(イヌ)で制吐作用を有することから、悪心を不顕性化・嘔吐を不顕性化する可能性があるので注意する。
    4).抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明):低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が現れることがある。
    5).肝機能障害(4.2%)、黄疸(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意する。
    7).不整脈(0.6%):心房細動、心室性期外収縮等が現れることがあるので、このような場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    8).脳血管障害(頻度不明):脳血管障害が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    9).高血糖(1.3%)、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡(頻度不明):高血糖悪化や糖尿病悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行う。
    10).低血糖(0.3%):低血糖が現れることがあるので、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行う。
    11).無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(0.3%):無顆粒球症、白血球減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    12).肺塞栓症、深部静脈血栓症(頻度不明):抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    13).持続勃起症(頻度不明):α交感神経遮断作用に基づく持続勃起症が現れることがあるので、このような場合には適切な処置を行う。
    2.その他の副作用
    1).感染症及び寄生虫症:(1〜5%)鼻咽頭炎、(1%未満)咽頭炎、鼻炎、肺炎、膣感染、皮膚真菌感染、白癬感染、(頻度不明)気道感染。
    2).良性、悪性及び詳細不明の新生物:(1%未満)脂肪腫。
    3).血液及びリンパ系障害:(1〜5%)白血球数増加、血小板数増加、好酸球数増加、好塩基球数増加、(1%未満)貧血、脾腫、ヘモグロビン減少、血中鉄減少、ヘマトクリット減少、好中球百分率増加、好酸球百分率増加、リンパ球数増加。
    4).免疫系障害:(1%未満)季節性アレルギー、(頻度不明)アナフィラキシー反応、過敏症。
    5).内分泌障害:(5%以上)血中プロラクチン増加、(1〜5%)高プロラクチン血症。
    6).代謝及び栄養障害:(5%以上)トリグリセリド増加、(1〜5%)多飲症、過食、血中コレステロール増加、血中ブドウ糖増加、(1%未満)電解質失調、食欲亢進、食欲不振、食欲減退、高脂血症、高コレステロール血症、低蛋白血症、低ナトリウム血症、総蛋白減少、血中電解質異常、血中インスリン増加、インスリンCペプチド増加、(頻度不明)糖尿病。
    7).精神障害:(5%以上)統合失調症の悪化、不眠症、(1%未満)精神症状、セルフケア障害、不安、激越、初期不眠症、睡眠障害、自傷行動、自殺企図、攻撃性、幻覚、抑うつ症状、落ち着きのなさ、リビドー減退、(頻度不明)悪夢、幻聴、妄想、自殺念慮、自殺既遂、被害妄想、身体妄想。
    8).神経系障害:(5%以上)錐体外路障害、(1〜5%)アカシジア、頭痛、パーキンソニズム、振戦、ジストニー、傾眠、浮動性眩暈、体位性眩暈、ジスキネジー、感覚鈍麻、(1%未満)運動緩慢、パーキンソン歩行、鎮静、構音障害、構語障害、痙攣、てんかん、健忘、精神的機能障害、末梢性ニューロパシー、(頻度不明)筋緊張亢進、大発作痙攣、失神、嗜眠、運動過多、後弓反張、会話障害(舌麻痺等)、頭部動揺。
    9).眼障害:(1〜5%)注視麻痺、(1%未満)眼部不快感、眼精疲労、結膜炎、(頻度不明)眼球回転運動、霧視。
    10).耳及び迷路障害:(1%未満)回転性眩暈、耳鳴、耳痛、耳管障害。
    11).心臓障害:(1〜5%)頻脈、心電図QT補正間隔延長、(1%未満)徐脈、洞性徐脈、洞性頻脈、動悸、心拍数増加、心電図QT延長、心電図異常、(頻度不明)房室ブロック、洞性不整脈、左脚ブロック、右脚ブロック、上室性期外収縮。
    12).血管障害:(1〜5%)高血圧、(頻度不明)起立性低血圧、虚血、低血圧。
    13).呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(1%未満)誤嚥、嚥下性肺炎、間質性肺疾患、(頻度不明)咽喉頭疼痛、鼻閉、咳嗽、鼻出血。
    14).胃腸障害:(5%以上)便秘、(1〜5%)下痢、嘔吐、胃不快感、上腹部痛、流涎過多、(1%未満)腹痛、悪心、下腹部痛、胃炎、逆流性食道炎、胃腸障害、胃潰瘍、痔核、腸管虚血、う歯、歯痛、歯肉炎、口唇炎、口内炎、舌痛、(頻度不明)口内乾燥、鼓腸、舌腫脹、嚥下障害、腹部不快感。
    15).肝胆道系障害:(1〜5%)Al−P増加、ALT増加(GPT増加)、AST増加(GOT増加)、γ−GTP増加、肝機能検査異常、LDH増加、(1%未満)脂肪肝、血中ビリルビン増加。
    16).皮膚及び皮下組織障害:(1〜5%)湿疹、皮膚そう痒症、(1%未満)皮膚炎、脂漏性皮膚炎、皮膚乾燥、顔面感覚鈍麻、発疹、皮膚剥脱、ざ瘡、紅色汗疹、寝汗、逆むけ、全身性蕁麻疹、血管浮腫。
    17).筋骨格系及び結合組織障害:(1〜5%)筋骨格硬直、(1%未満)背部痛、四肢痛、関節痛、関節周囲炎、椎間板突出、筋痛、(頻度不明)筋痙縮、筋固縮、筋骨格痛、筋拘縮、斜頚、頚部痛。
    18).腎及び尿路障害:(1〜5%)排尿困難、蛋白尿、尿潜血、(1%未満)尿閉、(頻度不明)尿失禁、神経因性膀胱、頻尿。
    19).生殖系及び乳房障害:(1%未満)無月経、不規則月経、月経困難症、乳房痛、乳汁漏出症、射精障害、前立腺炎、(頻度不明)女性化乳房、勃起不全、乳房分泌、性機能不全。
    20).全身障害及び投与局所様態:(1〜5%)口渇、倦怠感、発熱、(1%未満)易刺激性、胸部不快感、不快感、末梢性浮腫、低体温、薬剤離脱症候群、体温上昇、体温低下、(頻度不明)無力症、疲労、浮腫。
    21).臨床検査:(5%以上)体重増加、CK増加(CPK増加)、(1〜5%)血圧上昇、体重減少、血中尿酸増加、尿糖陽性、(1%未満)血圧低下、血中尿素減少、血中クレアチニン増加、グリコヘモグロビン増加、尿中ウロビリン陽性。
    22).傷害、中毒及び処置合併症:(1%未満)転倒。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させる恐れがある]。
    2.バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されることがある]。
    3.アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>の患者。
    4.本剤の成分に対し過敏症及びリスペリドンに対し過敏症の既往歴のある患者。
    5.中等度から重度腎機能障害患者(クレアチニンクリアランス50mL/分未満)[本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇する恐れがある]。
    (慎重投与)
    1.心・血管系疾患、低血圧又はそれらの疑いのある患者[一過性血圧降下が現れることがある]。
    2.不整脈の既往歴のある患者、先天性QT延長症候群の患者又はQT延長を起こすことが知られている薬剤投与中の患者[本剤の投与によりQT延長する可能性がある]。
    3.パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者[悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすくなり、また、錐体外路症状悪化に加えて、錯乱、意識レベル低下、転倒を伴う体位不安定等の症状が発現する恐れがある]。
    4.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させる恐れがある]。
    5.自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    6.肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
    7.軽度腎機能障害のある患者。
    8.糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者[血糖値が上昇することがある]。
    9.高齢者。
    10.小児。
    11.薬物過敏症の患者。
    12.脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者[悪性症候群が起こりやすい]。
    13.高度消化管狭窄のある患者[本剤は消化管内でほとんど変形しない錠剤であり、他のOROS製剤の投与により、まれに消化管閉塞症状が報告されている]。
    (重要な基本的注意)
    1.投与初期、再投与時、増量時にα交感神経遮断作用に基づく起立性低血圧が現れることがあるので、低血圧が現れた場合は減量等、適切な処置を行う。
    2.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    3.興奮悪化、誇大性悪化、敵意悪化等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行う。
    4.本剤の投与により、高血糖悪化や糖尿病悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、特に糖尿病又はその既往歴あるいは糖尿病の危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行う。
    5.低血糖が現れることがあるので、本剤投与中は、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状に注意するとともに、血糖値の測定等の観察を十分に行う。
    6.本剤の投与に際し、あらかじめ高血糖や糖尿病の悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡及び低血糖の副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、高血糖症状(口渇、多飲、多尿、頻尿等)、低血糖症状(脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等)に注意し、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう指導する。
    7.抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者に投与する場合には注意する。
    (相互作用)
    1.併用禁忌:アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く><ボスミン>[アドレナリンの作用を逆転させ血圧降下を起こすことがある(アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される)]。
    2.併用注意:
    1).中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体等)[相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与する(本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による)]。
    2).ドパミン作動薬[相互に作用を減弱することがある(本剤はドパミン遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において作用が拮抗する可能性がある)]。
    3).降圧薬[降圧作用が増強することがある(本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による)]。
    4).アルコール[相互に作用を増強することがある(アルコールは中枢神経抑制作用を有する)]。
    5).カルバマゼピン[本剤の血中濃度が低下することがある(本剤の排泄、代謝を促進し、吸収を低下させる可能性がある)]。
    6).バルプロ酸[本剤の血中濃度が上昇することがある(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    一般に高齢者では腎機能が低下している可能性があり、腎機能障害を有する患者では最高血漿中濃度が上昇し、半減期が延長することがあるので、1日量として3mgから開始するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状が現れたとの報告がある]。
    2.授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させる[ヒトで乳汁移行が認められている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    1.徴候、症状:過量投与により起こる可能性がある徴候、症状は、本剤の作用が過剰に発現したものであり、傾眠、鎮静、頻脈、低血圧、QT延長、錐体外路症状等である。また、過量投与でトルサード・ド・ポアン、心室細動の報告もある。
    2.処置:過量投与時、特別な解毒剤はないので、症状に対して一般的な対症療法を行い、必要に応じて、気道を確保し、酸素の供給及び換気を十分に行い、胃洗浄、活性炭及び緩下剤の投与等の実施を検討し、不整脈検出のための継続的な心・血管系のモニタリングを速やかに開始する(過量投与患者の治療に際しては、パリペリドンが長期間かけて放出されることを考慮し、患者が回復するまで十分観察する)。
    (適用上の注意)
    1.薬剤交付時:
    1).PTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    2).本剤は徐放性製剤であるため、噛んだり、割ったり、砕いたり、溶解したりしないよう指導する。また、開封後は時間を置かずに必ず飲み物と一緒に服用するよう指導する。
    2.製剤残渣:本剤の外皮は内部の不溶性の成分と一緒に糞便中に排泄されるが、正常なことであり心配する必要はないことを説明する。
    3.薬剤服用時:本剤が消化管内に滞留した可能性がある場合には、腹部デジタルX線において可視化できるので、必要に応じて滞留の有無を確認する。
    (その他の注意)
    1.他の抗精神病薬による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
    2.外国で実施された認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、類薬の非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1.6〜1.7倍高かったとの報告があり(なお、本剤との関連性については検討されておらず、明確ではない)、また、外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率上昇に関与するとの報告がある。
    3.α1アドレナリン拮抗作用のある薬剤を投与された患者において、白内障手術中に術中虹彩緊張低下症候群が報告されている。術中・術後に、眼合併症を生じる可能性があるので、術前に眼科医に本剤投与歴について伝えるよう指導する。
    4.動物試験(イヌ)で制吐作用を有することが報告されていることから、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化する可能性がある。
    5.パリペリドンはリスペリドンの主活性代謝物であり、リスペリドンでげっ歯類(マウス、ラット)に臨床常用量の4.7〜75倍(0.63〜10mg/kg/日)を18〜25カ月間経口投与したがん原性試験において、0.63mg/kg/日以上で乳腺腫瘍(マウス、ラット)、2.5mg/kg/日以上で下垂体腫瘍(マウス)及び膵臓内分泌部腫瘍(ラット)の発生頻度の上昇が報告されている。これらの所見は、プロラクチンに関連した変化として、げっ歯類ではよく知られている。
    (取扱い上の注意)
    1.本剤は浸透圧による薬物放出制御システムを利用した製剤であり、吸湿により薬物放出挙動が影響を受ける可能性があるため、服用直前までPTPシートから取り出さない(本剤をPTPシートから取り出し一包化調剤することは避ける)。
    2.小児の手の届かない所に保管する。

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