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リフレックス錠15mg基本情報

先発品(後発品あり)

一般名:ミルタザピン錠

製薬会社:MeijiSeikaファルマ

薬価・規格: 159.8円(15mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)詳しく見る

  • 脳内の神経伝達を改善し、憂うつな気分を和らげて不安、いらいら、不眠などの症状を改善する薬
NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)の代表的な商品名
  • リフレックス レメロン

効能・効果詳しく見る

  • うつ状態
  • うつ病

注意すべき副作用詳しく見る

傾眠口渇倦怠感便秘AST上昇ALT上昇体重増加浮動性眩暈頭痛γ−GTP上昇

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ミルタザピンとして1日15mgを初期用量とし、15〜30mgを1日1回就寝前に経口投与する
    • なお、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として15mgずつ行う

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内

副作用

主な副作用

傾眠口渇倦怠感便秘AST上昇ALT上昇体重増加浮動性眩暈頭痛γ−GTP上昇紅斑

重大な副作用

不安焦燥興奮錯乱発汗下痢発熱高血圧固縮頻脈ミオクローヌス自律神経不安定セロトニン症候群無顆粒球症好中球減少症感染症痙攣肝機能障害黄疸低ナトリウム血症低浸透圧血症尿中ナトリウム排泄量増加高張尿意識障害抗利尿ホルモン不適合分泌症候群SIADH皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群多形紅斑QT延長心室頻拍

上記以外の副作用

異常感末梢性浮腫浮腫胸痛易刺激性末梢冷感体重減少体位性眩暈感覚鈍麻振戦不眠症構語障害注意力障害アカシジア悪夢鎮静錯感覚下肢静止不能症候群異常な夢軽躁躁病上腹部痛悪心胃不快感嘔吐腹部膨満腹痛口内乾燥おくび口の感覚鈍麻動悸血圧上昇心拍数増加しゃっくりヘモグロビン減少白血球減少白血球増多好酸球増多好中球増多リンパ球減少多汗症皮膚そう痒症発疹視調節障害眼瞼浮腫視覚障害Al−P上昇LDH上昇ビリルビン上昇頻尿尿糖陽性尿蛋白陽性不正子宮出血関節痛筋肉痛筋力低下背部痛四肢不快感過食食欲亢進コレステロール上昇食欲不振疲労激越運動過多失神幻覚精神運動不穏運動過剰症嗜眠口の錯感覚譫妄攻撃性口腔浮腫唾液分泌亢進起立性低血圧低血圧再生不良性貧血顆粒球減少血小板減少症皮膚水疱尿閉排尿困難CK上昇CPK上昇

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内
  • 慎重投与
    • QT延長
    • 肝機能障害
    • 眼内圧亢進
    • 狭心症
    • 痙攣性疾患
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心疾患
    • 低カリウム血症
    • 低血圧
    • てんかん
    • 脳器質的障害
    • 排尿困難
    • 緑内障
    • 伝導障害
    • QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中
    • 著明な徐脈
    • 統合失調症素因
    • 衝動性が高い併存障害
    • 躁うつ病

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
  • 慎重投与
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 投与に際する指示
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 50歳以上(50歳〜)
    • 24歳以下(0歳〜24歳)
    • 7〜17歳の大うつ病性障害(7歳〜17歳)
    • 18歳未満の大うつ病性障害(0歳〜17歳)
  • 投与に際する指示
    • 7〜17歳の大うつ病性障害(7歳〜17歳)
    • 18歳未満の大うつ病性障害(0歳〜17歳)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
QTを延長する薬剤 QT延長
QTを延長する薬剤 心室頻拍
QTを延長する薬剤 Torsades de Pointes
モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤<メチルチオニニウム・リネゾリド以外> セロトニン症候群
セレギリン塩酸塩 セロトニン症候群
ラサギリンメシル酸塩 セロトニン症候群
セロトニン作用薬 セロトニン症候群
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群
L−トリプトファン含有製剤 セロトニン症候群
トリプタン系薬剤 セロトニン症候群
トラマドール セロトニン症候群
リネゾリド セロトニン症候群
メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー> セロトニン症候群
炭酸リチウム セロトニン症候群
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用を増強
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の作用を増強
アゾール系抗真菌剤 本剤の作用を増強
ケトコナゾール 本剤の作用を増強
エリスロマイシン 本剤の作用を増強
シメチジン 本剤の作用を増強
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤の作用が減弱
HIVプロテアーゼ阻害剤 本剤の作用が減弱
アゾール系抗真菌剤 本剤の作用が減弱
ケトコナゾール 本剤の作用が減弱
エリスロマイシン 本剤の作用が減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用が減弱
カルバマゼピン 本剤の作用が減弱
フェニトイン 本剤の作用が減弱
リファンピシン類 本剤の作用が減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の作用が増強
カルバマゼピン 本剤の作用が増強
フェニトイン 本剤の作用が増強
リファンピシン類 本剤の作用が増強
催眠・鎮静剤 鎮静作用が増強
ベンゾジアゼピン系化合物 鎮静作用が増強
エタノール摂取 鎮静作用が増強
ジアゼパム 精神運動機能及び学習獲得能力が減退
ワルファリン プロトロンビン時間が増加

飲食物との相互作用

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • L−トリプトファン(アミノ酸の一種)を含むもの<大豆、カゼイン、かつお節、小麦、豆腐 など>
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    うつ病・うつ状態。
    <効能・効果に関連する使用上の注意>
    1.抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮する。
    2.海外で実施された7〜17歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告があるため、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討する。

    用法・用量(添付文書全文)

    ミルタザピンとして1日15mgを初期用量とし、15〜30mgを1日1回就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として15mgずつ行う。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら投与する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    うつ病・うつ状態の患者を対象とした国内臨床試験において、総症例330例中273例(82.7%)、914件に臨床検査値の異常変動を含む副作用が報告された。その主なものは傾眠165例(50.0%)、口渇68例(20.6%)、倦怠感50例(15.2%)、便秘42例(12.7%)、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加41例(12.4%)であった(承認時)。
    1.重大な副作用
    1).不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経不安定等のセロトニン症候群(頻度不明)が現れることがあり、セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意し、異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う。
    2).無顆粒球症、好中球減少症(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、感染症の兆候がみられた場合など、必要に応じて血液検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    3).痙攣(頻度不明)が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    4).AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    5).低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行う。
    6).皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、多形紅斑(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    7).QT延長、心室頻拍(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次記副作用が現れることがあるので、このような異常が認められた場合には、症状に応じ、投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    1).全身症状:(5%以上)体重増加、倦怠感、(1〜5%未満)異常感、末梢性浮腫、(1%未満)胸痛、易刺激性、浮腫、末梢冷感、体重減少、(頻度不明)疲労。
    2).精神神経系:(5%以上)傾眠、浮動性眩暈、頭痛、(1〜5%未満)体位性眩暈、感覚鈍麻、振戦、不眠症、構語障害、(1%未満)注意力障害、アカシジア、痙攣、悪夢、鎮静、錯感覚、下肢静止不能症候群、異常な夢、不安、軽躁、躁病、(頻度不明)激越、錯乱、運動過多、ミオクローヌス、失神、幻覚、精神運動不穏(運動過剰症)、嗜眠、口の錯感覚、譫妄、攻撃性。
    3).消化器:(5%以上)便秘、口渇、(1〜5%未満)上腹部痛、下痢、悪心、胃不快感、嘔吐、腹部膨満、(1%未満)腹痛、口内乾燥、おくび、口の感覚鈍麻、(頻度不明)口腔浮腫、唾液分泌亢進。
    4).循環器:(1〜5%未満)動悸、血圧上昇、(1%未満)心拍数増加、(頻度不明)起立性低血圧、低血圧。
    5).呼吸器:(1%未満)しゃっくり。
    6).血液:(1%未満)ヘモグロビン減少、白血球減少、白血球増多、好酸球増多、好中球増多、リンパ球減少、(頻度不明)再生不良性貧血、顆粒球減少、血小板減少症。
    7).皮膚:(1%未満)紅斑、多汗症、皮膚そう痒症、発疹、(頻度不明)皮膚水疱。
    8).感覚器:(1%未満)視調節障害、眼瞼浮腫、視覚障害。
    9).肝臓:(5%以上)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇、(1〜5%未満)Al−P上昇、(1%未満)LDH上昇、ビリルビン上昇。
    10).泌尿器:(1〜5%未満)頻尿、(1%未満)尿糖陽性、尿蛋白陽性、(頻度不明)尿閉、排尿困難。
    11).生殖器:(1%未満)不正子宮出血。
    12).骨格筋・結合組織:(1〜5%未満)関節痛、(1%未満)筋肉痛、筋力低下、背部痛、四肢不快感、(頻度不明)CK上昇(CPK上昇)。
    13).その他:(1〜5%未満)過食、食欲亢進、コレステロール上昇、(1%未満)食欲不振。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者。
    2.MAO阻害剤投与中あるいは投与中止後2週間以内(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩)の患者。
    (慎重投与)
    1.肝機能障害のある患者[肝機能障害を悪化させる恐れがあり、また、本剤のクリアランスが低下する可能性がある]。
    2.腎機能障害のある患者[本剤のクリアランスが低下する可能性がある]。
    3.自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、自殺念慮のある患者[自殺念慮、自殺企図が現れることがある]。
    4.躁うつ病患者[躁転、自殺企図が現れることがある]。
    5.脳器質的障害又は統合失調症素因のある患者[精神症状を増悪させることがある]。
    6.衝動性が高い併存障害を有する患者[精神症状を増悪させることがある]。
    7.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣発作を起こすことがある]。
    8.心疾患(心筋梗塞、狭心症、伝導障害等)又は低血圧のある患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    9.QT延長又はその既往歴のある患者、QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中の患者、著明な徐脈や低カリウム血症等がある患者[QT延長、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)を起こす恐れがある]。
    10.緑内障又は眼内圧亢進のある患者[本剤はノルアドレナリン放出を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。
    11.排尿困難のある患者[本剤はノルアドレナリン放出を促進するため、症状を悪化させる恐れがある]。
    12.高齢者。
    13.小児。
    (重要な基本的注意)
    1.うつ症状を呈する患者は希死念慮があり、自殺企図の恐れがあるので、このような患者は投与開始早期ならびに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察する。
    2.不安、焦燥、興奮、パニック発作、不眠、易刺激性、敵意、攻撃性、衝動性、アカシジア/精神運動不穏、軽躁、躁病等が現れることが報告されている。また、因果関係は明らかではないが、これらの症状・行動を来した症例において、基礎疾患の悪化又は自殺念慮、自殺企図、他害行為が報告されているので、患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに、不安増悪、焦燥増悪、興奮増悪、パニック発作増悪、不眠増悪、易刺激性増悪、敵意増悪、攻撃性増悪、衝動性増悪、アカシジア増悪/精神運動不穏増悪、軽躁増悪、躁病増悪等が観察された場合には、服薬量を増量せず、徐々に減量し、中止するなど適切な処置を行う。
    3.自殺目的での過量服用を防ぐため、自殺傾向が認められる患者に処方する場合には、1回分の処方日数を最小限にとどめる。
    4.家族等に自殺念慮や自殺企図、興奮、攻撃性、易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患悪化が現れるリスク等について十分説明を行い、医師と緊密に連絡を取り合うよう指導する。
    5.眠気、眩暈等が現れることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    6.投与中止(突然の中止)により、不安、焦燥、興奮、浮動性眩暈、錯覚感、頭痛及び悪心等が現れることが報告されているので、投与を中止する場合には、突然の中止を避ける(患者の状態を観察しながら徐々に減量する)。
    (相互作用)
    本剤は主として肝代謝酵素CYP1A2、CYP2D6及びCYP3A4により代謝される。
    1.併用禁忌:MAO阻害剤<リネゾリド・メチルチオニニウム塩化物水和物以外>(セレギリン塩酸塩<エフピー>、ラサギリンメシル酸塩<アジレクト>)[セロトニン症候群が現れることがあるので、MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者に投与しない(また、本剤投与後MAO阻害剤に切り替える場合は、2週間以上の間隔をあける)(脳内ノルアドレナリン、セロトニンの神経伝達が高まると考えられる)]。
    2.併用注意:
    1).CYP3A4阻害剤:
    (1).CYP3A4阻害剤(HIVプロテアーゼ阻害剤、アゾール系抗真菌薬(ケトコナゾール等)、エリスロマイシン等)[本剤の作用を増強する恐れがある(CYP3A4の阻害作用により、本剤の血漿中濃度が増大する可能性がある)]。
    (2).CYP3A4阻害剤(HIVプロテアーゼ阻害剤、アゾール系抗真菌薬(ケトコナゾール等)、エリスロマイシン等)[これらの薬剤の投与中止後、本剤の作用が減弱する恐れがある(CYP3A4の阻害作用により、本剤の血漿中濃度が増大する可能性がある)]。
    2).CYP3A4誘導剤:
    (1).CYP3A4誘導剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等)[本剤の作用が減弱する恐れがある(CYP3A4の誘導作用により、本剤の血漿中濃度が減少する可能性がある)]。
    (2).CYP3A4誘導剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン等)[これら薬剤の併用を中止する場合、本剤の作用が増強される可能性がある(CYP3A4の誘導作用により、本剤の血漿中濃度が減少する可能性がある)]。
    3).シメチジン[本剤の作用を増強する恐れがある(複数のCYP分子種(CYP1A2、CYP2D6及びCYP3A4等)の阻害作用により本剤の血漿中濃度が増大する可能性がある)]。
    4).鎮静剤(ベンゾジアゼピン系薬剤等)[鎮静作用が増強される恐れがある(相加的な鎮静作用を示すことが考えられる)、また、ジアゼパムとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある(相加的な鎮静作用を示すことが考えられる)]。
    5).アルコール(飲酒)[鎮静作用が増強される恐れがあるため、本剤服用中は飲酒を避けさせることが望ましい(相加的・相乗的な鎮静作用を示すことが考えられる)]。
    6).セロトニン作用薬(選択的セロトニン再取り込み阻害剤、L−トリプトファン含有製剤、トリプタン系薬剤、トラマドール、リネゾリド、メチルチオニニウム塩化物水和物<メチレンブルー>、炭酸リチウム等)、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[セロトニン症候群等が生じる恐れがあるので、注意して投与する(セロトニン作用が増強する恐れがある)]。
    7).ワルファリン[プロトロンビン時間が増加する恐れがあるので、プロトロンビン時間の国際標準比(INR)をモニターすることが望ましい(機序不明)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では、血中濃度が上昇する恐れがあるので、患者の状態を観察しながら、慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない、妊娠及び授乳期のラットに100mg/kg/日を経口投与(ヒトに45mgを投与したときの全身曝露量(AUC)の約2倍に相当)すると、着床後死亡率上昇、出生仔体重増加抑制及び出生仔死亡率増加が観察された]。
    2.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には、授乳を避けさせる[動物及びヒトで乳汁中に移行することが報告されている]。
    (小児等への投与)
    1.低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する有効性及び安全性は確立していない[国内での使用経験がない]。
    2.海外で実施された7〜17歳の大うつ病性障害(DSM−4*における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。
    *:DSM−4:American Psychiatric Association(米国精神医学会)のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,4th edition(DSM−4精神疾患の診断・統計マニュアル)。
    (過量投与)
    1.過量投与時の徴候、症状:主な症状として頻脈、高血圧又は低血圧を伴う見当識障害及び鎮静作用等の中枢神経系抑制が報告されている。
    2.過量投与時の処置:対症療法を実施し、必要に応じて胃洗浄、活性炭投与等の適切な処置を行う。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.海外で実施された大うつ病性障害等の精神疾患を有する患者を対象とした、本剤を含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において、24歳以下の患者では、自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤投与群でプラセボ群と比較して高かった。なお、25歳以上の患者における自殺念慮や自殺企図の発現のリスクの上昇は認められず、65歳以上においてはそのリスクが減少した。
    2.主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において、選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で、骨折のリスクが上昇したとの報告がある。
    3.ラットを用いた睡眠・覚醒行動試験において、深睡眠が増加したとの報告がある。また、健康成人においても、深睡眠が増加し、入眠までの時間が短縮したとの報告がある。

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