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リスペリドン錠0.5mg「ヨシトミ」基本情報

後発品(加算対象)

一般名:リスペリドン錠

製薬会社:全星薬品

薬価・規格: 9.9円(0.5mg1錠) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

非定型抗精神病薬(ドパミン・セロトニン拮抗薬)詳しく見る

  • 脳内のドパミンD2受容体やセロトニン5-HT2受容体などの拮抗作用により、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬
非定型抗精神病薬(ドパミン・セロトニン拮抗薬)の代表的な商品名
  • リスパダール
  • インヴェガ
  • ゼプリオン
  • ルーラン
  • ロナセン

効能・効果詳しく見る

  • 統合失調症

注意すべき副作用詳しく見る

悪性症候群Syndrome malin無動無動緘黙強度筋強剛嚥下困難頻脈血圧変動発汗発熱

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • リスペリドンとして1回1mg1日2回より始め、徐々に増量する
  • 維持量は1日2〜6mgを原則として、1日2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、1日量は12mgを超えない

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>

副作用

主な副作用

無動ジスキネジー便秘疼痛感染気管支炎鼻咽頭炎咽頭炎肺炎胃腸炎膀胱炎

重大な副作用

悪性症候群Syndrome malin無動緘黙強度筋強剛嚥下困難頻脈血圧変動発汗発熱白血球増加血清CK上昇CK上昇血清CPK上昇CPK上昇ミオグロビン尿腎機能低下高熱が持続意識障害呼吸困難循環虚脱脱水症状急性腎不全遅発性ジスキネジー口周部不随意運動不随意運動麻痺性イレウス腸管麻痺食欲不振悪心嘔吐著しい便秘腹部膨満腹部弛緩腸内容物うっ滞悪心を不顕性化嘔吐を不顕性化抗利尿ホルモン不適合分泌症候群SIADH低ナトリウム血症低浸透圧血症尿中ナトリウム排泄量増加高張尿痙攣肝機能障害黄疸AST上昇GOT上昇ALT上昇GPT上昇γ−GTP上昇横紋筋融解症筋肉痛脱力感血中ミオグロビン上昇尿中ミオグロビン上昇不整脈心房細動心室性期外収縮脳血管障害高血糖糖尿病性ケトアシドーシス糖尿病性昏睡高血糖悪化糖尿病悪化口渇多飲多尿頻尿低血糖倦怠感冷汗振戦傾眠低血糖症状無顆粒球症白血球減少肺塞栓症深部静脈血栓症静脈血栓症血栓塞栓症息切れ胸痛四肢疼痛浮腫持続勃起症

上記以外の副作用

耳感染インフルエンザ限局性感染気道感染鼻炎副鼻腔炎皮下組織膿瘍尿路感染ウイルス感染蜂巣炎扁桃炎眼感染中耳炎爪真菌症ダニ皮膚炎貧血血小板減少症好中球減少症アナフィラキシー反応過敏症高プロラクチン血症高脂血症食欲亢進多飲症食欲減退高尿酸血症水中毒不眠症不安激越妄想うつ病幻覚抑うつ症状躁病被害妄想精神症状睡眠障害緊張自殺企図錯乱状態リビドー亢進徘徊リビドー減退神経過敏気力低下情動鈍麻無オルガズム症悪夢アカシジア構音障害ふらつき頭痛ジストニー鎮静眩暈立ちくらみ運動低下パーキンソニズム錐体外路障害精神運動亢進注意力障害構語障害しびれ感よだれ仮面状顔貌頭部不快感嗜眠錯感覚意識レベル低下会話障害舌のもつれ味覚異常記憶障害てんかん末梢性ニューロパチー協調運動異常過眠症弓なり緊張失神平衡障害刺激無反応運動障害意識消失眼調節障害眼球回転発作眼瞼痙攣視力低下眼脂結膜炎網膜動脈閉塞霧視眼充血眼瞼縁痂皮眼乾燥流涙増加羞明緑内障術中虹彩緊張低下症候群耳痛回転性眩暈耳鳴洞性頻脈動悸房室ブロック右脚ブロック上室性期外収縮徐脈左脚ブロック洞性徐脈起立性低血圧低血圧高血圧末梢冷感潮紅末梢循環不全鼻閉咳嗽鼻漏副鼻腔うっ血睡眠時無呼吸症候群口腔咽頭痛鼻出血肺うっ血喘鳴嚥下性肺炎発声障害気道うっ血ラ音呼吸障害過換気流涎過多嚥下障害口内乾燥胃不快感下痢胃炎腹痛消化不良上腹部痛唾液欠乏腸閉塞膵炎歯痛糞塊充塞便失禁口唇炎舌腫脹肝機能異常多汗症発疹皮膚そう痒症湿疹皮膚過角化紅斑ざ瘡脱毛症血管浮腫皮膚乾燥頭部粃糠疹脂漏性皮膚炎皮膚変色皮膚病変蕁麻疹皮膚水疱筋固縮斜頚筋攣縮関節硬直筋力低下背部痛四肢痛関節痛姿勢異常筋骨格痛頚部痛筋骨格系胸痛筋痙縮排尿困難尿閉尿失禁月経障害無月経乳汁漏出症不規則月経射精障害女性化乳房性機能不全乳房不快感勃起不全月経遅延希発月経膣分泌物異常乳房腫大乳房分泌易刺激性無力症疲労歩行障害気分不良胸部不快感顔面浮腫末梢性浮腫不活発低体温インフルエンザ様疾患悪寒薬剤離脱症候群ALT増加CK増加CPK増加AST増加血中クレアチニン増加血中ブドウ糖増加LDH増加血圧低下血中プロラクチン増加血中ナトリウム減少血中トリグリセリド増加血中尿素増加心電図異常心電図QT延長好酸球数増加γ−GTP増加グリコヘモグロビン増加血小板数減少総蛋白減少体重減少体重増加白血球数減少白血球数増加尿中蛋白陽性Al−P増加ヘマトクリット減少心電図T波逆転血中尿酸増加尿中血陽性肝酵素上昇尿糖陽性転倒転落引っかき傷処置疼痛

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 昏睡状態
    • 中枢神経抑制剤の強い影響下
    • アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 痙攣性疾患
    • 高血糖
    • 自殺企図
    • 自殺念慮
    • 腎障害
    • 低血圧
    • てんかん
    • 糖尿病
    • パーキンソン病
    • 肥満
    • 不整脈
    • 薬物過敏症
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
    • 先天性QT延長症候群
    • QT延長を起こすことが知られている薬剤投与中
    • 心・血管系疾患
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • レビー小体型認知症
  • 注意
    • 脱水状態
    • 糖尿病
    • 肥満
    • 長期臥床
    • 糖尿病の危険因子を有する
    • 不動状態

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 幼児・小児
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 注意
    • 認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
パリペリドンを含有する経口製剤 作用が増強
QTを延長する薬剤 QT延長
アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く> 作用を逆転させ血圧降下
中枢抑制剤 相互に作用を増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用を増強
エタノール摂取 相互に作用を増強
ドパミン作動薬 相互に作用を減弱
血圧降下剤 降圧作用が増強
肝薬物代謝酵素CYP2D6を阻害する薬剤 本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇
パロキセチン 本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇
イトラコナゾール 本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下
フェニトイン 本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下
リファンピシン類 本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下
フェノバルビタール 本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下

飲食物との相互作用

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

非定型抗精神病薬この薬をファーストチョイスする理由(2018年1月更新)もっと見る

  • ・陽性症状に対してシャープに効く。代謝系の副作用が少ない。EPSが出るならアキネトンを併用。(40歳代病院勤務医、精神科)
  • ・集中治療室で勤務しているのでせん妄に対して推奨されているリスペリドンを使用することが多い(50歳代病院勤務医、循環器内科)
  • ・リスパダールは細かい用量設定がしやすく、剤型も錠剤、OD錠、液剤、デポ剤と豊富なので使いやすいと感じている。ただし、高プロラクチン血症や錐体外路症状などの副作用もよく経験するので、リスパダールの長所がそのままで短所が少ない薬があればいいなと思います。(40歳代診療所勤務医、精神科)
  • ・拒薬する場合、味噌汁に混入できる。(30歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・専門でないのであまり使わないが、当直中の不穏に液剤を使っている。液なら調節しやすい。(50歳代病院勤務医、神経内科)
  • ・リスペリドンは錐体外路系の副作用が出やすいが、患者を選ばず使えるのでスタンダードな治療薬となっている。糖尿病のリスクや肥満の問題がない場合にはオランザピンをよく使うが、トータルではわずかにリスペリドンの方が多い。エビリファイはうまく合うこともあるがハズレが多いのが難点。ブロナンセリンは副作用の少なさを謳っているが効果が弱い。(50歳代病院勤務医、精神科)
  • ・認知症周辺症状の強い患者によく用いている。介護者の負担が減るが、患者の転倒リスクは増えそうだ。(50歳代病院勤務医、麻酔科)
  • ・錠剤、液剤などに加えて、注射剤もあり、幅広い状況で使用することができる。ハロペリドールなどと比べて錐体外路症状などの副作用も少なく、効果も劣らない印象を持っており、急性期診療では欠かせない薬剤と思う。(50歳代病院勤務医、救急科)
  • ・内科医の立場なので、なるべく処方しない方針であるが、高齢者療養施設の外勤で、夜間せん妄で手が付けられないよう場合に、0.5mg〜1mgを投与している。効果はあるが、過鎮静、便秘、錐体外路症状などは決して少なくないので注意が必要。(50歳代診療所勤務医、一般内科)

非定型抗精神病薬この薬をファーストチョイスする理由(2016年9月更新)もっと見る

  • ・副作用が少なく効果も分かりやすい。夜間不穏のある患者などに使用している。(60歳代病院勤務医、一般内科)
  • ・効果が強く、患者側からのリクエストが多いため。個人的には苦味や眠気の遷延がデメリットであるように思う。(30歳代診療所勤務医、一般内科)
  • ・比較的安価で効果も早く出現するから。ただし、味が問題ですが。(60歳代病院勤務医、精神科)
  • ・糖尿病や高血糖の有無に関わらず使用できることが最大の利点です。服用可能な患者さんのせん妄に対し、第一選択薬として使用しています。(60歳代病院勤務医、その他診療科)
  • ・せん妄患者でも、ほぼ確実におとなしくなるので。効きすぎた場合が逆に少し心配。(50歳代診療所勤務医、一般外科)

非定型抗精神病薬この薬をファーストチョイスする理由(2015年3月更新)もっと見る

  • ・抗幻覚妄想作用が高く、12mgまでと処方上限が高くて、難治性の統合失調症に対してまずトライしてみる薬剤である。(40代病院勤務医、精神科)
  • ・ジプレキサやセロクエルとは違い、糖尿病例でも使えるから。(40代病院勤務医、その他の診療科)
  • ・せん妄の第一選択としてガイドラインで示されているから。(50代病院勤務医、麻酔科)
  • ・認知症の不穏に、チアプリド、抑肝散を試して無効だった時に使う薬、という位置づけ。おおむね満足していますが、極期の認知症には効かない印象です。(50代病院勤務医、一般内科)
  • ・自閉症スペクトラムの児に対して効果があるというエビデンスがあるため。(40代診療所勤務医、小児科)
  • ・液剤からOD錠まで、小児科で使用しやすい剤形が揃っている。(50代病院勤務医、小児科)

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    統合失調症。

    用法・用量(添付文書全文)

    リスペリドンとして1回1mg1日2回より始め、徐々に増量する。維持量は1日2〜6mgを原則として、1日2回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。但し、1日量は12mgを超えない。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    本剤の活性代謝物はパリペリドンであり、パリペリドンとの併用により作用が増強する恐れがあるため、本剤とパリペリドンを含有する経口製剤との併用は、避ける。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用(頻度不明)
    1).悪性症候群(Syndrome malin):無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下がみられることがある)、なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎不全へと移行し、死亡することがある。
    2).遅発性ジスキネジー:長期投与により、口周部不随意運動等の不随意運動が現れ、投与中止後も持続することがある。
    3).麻痺性イレウス:腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部膨満あるいは腹部弛緩及び腸内容物うっ滞等の症状)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が現れた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。なお、本剤は動物実験(イヌ)で制吐作用を有することから、悪心を不顕性化・嘔吐を不顕性化する可能性があるので注意する。
    4).抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH):低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)が現れることがある。
    5).肝機能障害、黄疸:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。また、横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意する。
    7).不整脈:心房細動、心室性期外収縮等が現れることがあるので、このような場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    8).脳血管障害:脳血管障害が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行う。
    9).高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡:高血糖悪化や糖尿病悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、血糖値の測定を行うなど十分な観察を行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、インスリン製剤の投与等の適切な処置を行う。
    10).低血糖:低血糖が現れることがあるので、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行う。
    11).無顆粒球症、白血球減少:無顆粒球症、白血球減少が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
    12).肺塞栓症、深部静脈血栓症:抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    13).持続勃起症:α交感神経遮断作用に基づく持続勃起症が現れることがあるので、このような場合には適切な処置を行う。
    2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、適切な処置を行う。
    1).感染症及び寄生虫症:(頻度不明)気管支炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、肺炎、胃腸炎、感染、膀胱炎、耳感染、インフルエンザ、限局性感染、気道感染、鼻炎、副鼻腔炎、皮下組織膿瘍、尿路感染、ウイルス感染、蜂巣炎、扁桃炎、眼感染、中耳炎、爪真菌症、ダニ皮膚炎。
    2).血液及びリンパ系障害:(頻度不明)貧血、血小板減少症、好中球減少症。
    3).免疫系障害:(頻度不明)アナフィラキシー反応、過敏症[異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).内分泌障害:(頻度不明)高プロラクチン血症。
    5).代謝及び栄養障害:(頻度不明)食欲不振、高脂血症、食欲亢進、多飲症、食欲減退、高尿酸血症、水中毒。
    6).精神障害:(頻度不明)不眠症、不安、激越、妄想、うつ病、幻覚、抑うつ症状、躁病、被害妄想、精神症状、睡眠障害、緊張、自殺企図、錯乱状態、リビドー亢進、徘徊、リビドー減退、神経過敏、気力低下、情動鈍麻、無オルガズム症、悪夢。
    7).神経系障害:(頻度不明)アカシジア、振戦、傾眠、構音障害、ふらつき、頭痛、ジストニー、鎮静、眩暈、立ちくらみ、運動低下、ジスキネジー、パーキンソニズム、錐体外路障害、精神運動亢進、無動、痙攣、注意力障害、構語障害、しびれ感、よだれ、仮面状顔貌、頭部不快感、嗜眠、錯感覚、意識レベル低下、会話障害(舌のもつれ等)、味覚異常、記憶障害、てんかん、末梢性ニューロパチー、協調運動異常、過眠症、弓なり緊張、失神、平衡障害、刺激無反応、運動障害、意識消失[症状が現れた場合には必要に応じて減量又は抗パーキンソン薬の投与等、適切な処置を行う]。
    8).眼障害:(頻度不明)眼調節障害、眼球回転発作、眼瞼痙攣、視力低下、眼脂、結膜炎、網膜動脈閉塞、霧視、眼充血、眼瞼縁痂皮、眼乾燥、流涙増加、羞明、緑内障、術中虹彩緊張低下症候群。
    9).耳及び迷路障害:(頻度不明)耳痛、回転性眩暈、耳鳴。
    10).心臓障害:(頻度不明)頻脈、洞性頻脈、動悸、心室性期外収縮、房室ブロック、右脚ブロック、上室性期外収縮、不整脈、徐脈、左脚ブロック、洞性徐脈[心電図に異常が現れた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    11).血管障害:(頻度不明)起立性低血圧、低血圧、高血圧、末梢冷感、潮紅、末梢循環不全[増量は徐々に行うなど慎重に投与する]。
    12).呼吸器、胸郭及び縦隔障害:(頻度不明)鼻閉、呼吸困難、咳嗽、鼻漏、副鼻腔うっ血、睡眠時無呼吸症候群、口腔咽頭痛、鼻出血、肺うっ血、喘鳴、嚥下性肺炎、発声障害、気道うっ血、ラ音、呼吸障害、過換気。
    13).胃腸障害:(頻度不明)便秘、流涎過多、悪心、嘔吐、嚥下障害、口内乾燥、胃不快感、下痢、胃炎、腹部膨満、腹痛、消化不良、上腹部痛、唾液欠乏、腸閉塞、膵炎、歯痛、糞塊充塞、便失禁、口唇炎、舌腫脹。
    14).肝胆道系障害:(頻度不明)肝機能異常[異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    15).皮膚及び皮下組織障害:(頻度不明)多汗症、発疹、皮膚そう痒症、湿疹、皮膚過角化、紅斑、ざ瘡、脱毛症、血管浮腫、皮膚乾燥、頭部粃糠疹、脂漏性皮膚炎、皮膚変色、皮膚病変、蕁麻疹、皮膚水疱。
    16).筋骨格系及び結合組織障害:(頻度不明)筋固縮、筋肉痛、斜頚、筋攣縮、関節硬直、筋力低下、背部痛、四肢痛、関節痛、姿勢異常、筋骨格痛、頚部痛、筋骨格系胸痛、筋痙縮。
    17).腎及び尿路障害:(頻度不明)排尿困難、尿閉、頻尿、尿失禁[異常が認められた場合には適切な処置を行う]。
    18).生殖系及び乳房障害:(頻度不明)月経障害、無月経、乳汁漏出症、不規則月経、射精障害、女性化乳房、性機能不全、乳房不快感、勃起不全、月経遅延、希発月経、膣分泌物異常、乳房腫大、乳房分泌。
    19).全身障害及び投与局所様態:(頻度不明)易刺激性、倦怠感、口渇、無力症、疲労、歩行障害、発熱、気分不良、胸部不快感、胸痛、顔面浮腫、末梢性浮腫、疼痛、不活発、浮腫、低体温、インフルエンザ様疾患、悪寒、薬剤離脱症候群。
    20).臨床検査:(頻度不明)ALT増加(GPT増加)、CK増加(CPK増加)、AST増加(GOT増加)、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖増加、LDH増加、血圧低下、血中プロラクチン増加、血中ナトリウム減少、血中トリグリセリド増加、血中尿素増加、*心電図異常、*心電図QT延長、好酸球数増加、γ−GTP増加、グリコヘモグロビン増加、血小板数減少、総蛋白減少、体重減少、体重増加、白血球数減少、白血球数増加、尿中蛋白陽性、Al−P増加、ヘマトクリット減少、*心電図T波逆転[*:心電図に異常が現れた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う]、血中尿酸増加、尿中血陽性、肝酵素上昇、尿糖陽性。
    21).傷害、中毒及び処置合併症:(頻度不明)転倒・転落、引っかき傷、処置疼痛。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.昏睡状態の患者[昏睡状態を悪化させる恐れがある]。
    2.バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制剤の強い影響下にある患者[中枢神経抑制作用が増強されることがある]。
    3.アドレナリン投与中<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く>の患者。
    4.本剤の成分及びパリペリドンに対し過敏症の既往歴のある患者。
    (慎重投与)
    1.心・血管系疾患、低血圧、又はそれらの疑いのある患者[一過性血圧降下が現れることがある]。
    2.不整脈の既往歴のある患者、先天性QT延長症候群の患者又はQT延長を起こすことが知られている薬剤投与中の患者[本剤の投与によりQT延長する可能性がある]。
    3.パーキンソン病又はレビー小体型認知症のある患者[悪性症候群(Syndrome malin)が起こりやすくなり、また、錐体外路症状悪化に加えて、錯乱、意識レベル低下、転倒を伴う体位不安定等の症状が発現する恐れがある]。
    4.てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させる恐れがある]。
    5.自殺企図の既往及び自殺念慮を有する患者[症状を悪化させる恐れがある]。
    6.肝障害のある患者[肝障害を悪化させる恐れがある]。
    7.腎障害のある患者[本剤の半減期の延長及びAUCが増大することがある]。
    8.糖尿病又はその既往歴のある患者、あるいは糖尿病の家族歴、高血糖、肥満等の糖尿病の危険因子を有する患者[血糖値が上昇することがある]。
    9.高齢者。
    10.小児。
    11.薬物過敏症の患者。
    12.脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者[悪性症候群が起こりやすい]。
    (重要な基本的注意)
    1.投与初期、再投与時、増量時にα交感神経遮断作用に基づく起立性低血圧が現れることがあるので、少量から徐々に増量し、低血圧が現れた場合は減量等、適切な処置を行う。
    2.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    3.興奮悪化、誇大性悪化、敵意悪化等の陽性症状を悪化させる可能性があるので観察を十分に行い、悪化がみられた場合には他の治療法に切り替えるなど適切な処置を行う。
    4.本剤の投与により、高血糖悪化や糖尿病悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡に至ることがあるので、本剤投与中は、口渇、多飲、多尿、頻尿等の症状の発現に注意するとともに、特に糖尿病又はその既往歴あるいは糖尿病の危険因子を有する患者については、血糖値の測定等の観察を十分に行う。
    5.低血糖が現れることがあるので、本剤投与中は、脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等の低血糖症状に注意するとともに、血糖値の測定等の観察を十分に行う。
    6.本剤の投与に際し、あらかじめ高血糖や糖尿病の悪化が現れ、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡及び低血糖の副作用が発現する場合があることを、患者及びその家族に十分に説明し、高血糖症状(口渇、多飲、多尿、頻尿等)、低血糖症状(脱力感、倦怠感、冷汗、振戦、傾眠、意識障害等)に注意し、このような症状が現れた場合には、直ちに投与を中断し、医師の診察を受けるよう指導する。
    7.抗精神病薬において、肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、不動状態、長期臥床、肥満、脱水状態等の危険因子を有する患者に投与する場合には注意する。
    (相互作用)
    本剤は主として肝代謝酵素CYP2D6で代謝される。また、一部CYP3A4の関与も示唆される。
    1.併用禁忌:アドレナリン<アナフィラキシーの救急治療に使用する場合を除く><ボスミン>[アドレナリンの作用を逆転させ血圧降下を起こすことがある(アドレナリンはアドレナリン作動性α、β受容体の刺激剤であり、本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強される)]。
    2.併用注意:
    1).中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体等)[相互に作用を増強することがあるので、減量するなど慎重に投与する(本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による)]。
    2).ドパミン作動薬[相互に作用を減弱することがある(本剤はドパミン遮断作用を有していることから、ドパミン作動性神経において作用が拮抗する可能性がある)]。
    3).降圧薬[降圧作用が増強することがある(本剤及びこれらの薬剤の降圧作用による)]。
    4).アルコール[相互に作用を増強することがある(アルコールは中枢神経抑制作用を有する)]。
    5).CYP2D6を阻害する薬剤(パロキセチン等)[本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある(これらの薬剤の薬物代謝酵素阻害作用による)]。
    6).CYP3A4を誘導する薬剤(カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、フェノバルビタール)[本剤及び活性代謝物の血中濃度が低下することがある(これらの薬剤のCYP3A4誘導作用による)]。
    7).CYP3A4を阻害する薬剤(イトラコナゾール等)[本剤及び活性代謝物の血中濃度が上昇することがある(これらの薬剤のCYP3A4阻害作用による)]。
    (高齢者への投与)
    高齢者では錐体外路症状等の副作用が現れやすく、また、腎機能障害を有する患者では最高血漿中濃度が上昇し、半減期が延長することがあるので、少量(1回0.5mg)から投与するなど、患者の状態を観察しながら慎重に投与する。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。妊娠後期に抗精神病薬が投与されている場合、新生児に哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性等の離脱症状や錐体外路症状が現れたとの報告がある]。
    2.授乳中の婦人に投与する場合には、授乳を中止させる[ヒトで乳汁移行が認められている]。
    (小児等への投与)
    低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
    (過量投与)
    1.過量投与時の徴候、症状:一般に報告されている徴候、症状は、本剤の作用が過剰に発現したものであり、傾眠、鎮静、頻脈、低血圧、QT延長、錐体外路症状等である。
    2.過量投与時の処置:特別な解毒剤はないので、症状に対して一般的な対症療法を行い、必要に応じて、気道を確保し、酸素の供給及び換気を十分に行い、胃洗浄、活性炭及び緩下剤の投与等の実施を検討し、不整脈検出のための継続的な心・血管系のモニタリングを速やかに開始する。
    (適用上の注意)
    薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
    (その他の注意)
    1.本剤による治療中、原因不明の突然死が報告されている。
    2.外国で実施された認知症に関連した精神病症状<承認外効能・効果>を有する高齢患者を対象とした17の臨床試験において、本剤を含む非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群と比較して死亡率が1.6〜1.7倍高かったとの報告があり、また、外国での疫学調査において、定型抗精神病薬も非定型抗精神病薬と同様に死亡率上昇に関与するとの報告がある。
    3.本剤を含むα1アドレナリン拮抗作用のある薬剤を投与された患者において、白内障手術中に術中虹彩緊張低下症候群が報告されている。術中・術後に、眼合併症を生じる可能性があるので、術前に眼科医に本剤投与歴について伝えるよう指導する。
    4.本剤は動物実験(イヌ)で制吐作用を有することから、他の薬剤に基づく中毒、腸閉塞、脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化する可能性がある。
    5.げっ歯類(マウス、ラット)に臨床常用量の4.7〜75倍(0.63〜10mg/kg/日)を18〜25カ月間経口投与したがん原性試験において、0.63mg/kg/日以上で乳腺腫瘍(マウス、ラット)、2.5mg/kg/日以上で下垂体腫瘍(マウス)及び膵臓内分泌部腫瘍(ラット)の発生頻度の上昇が報告されている。これらの所見は、プロラクチンに関連した変化として、げっ歯類ではよく知られている。
    (取扱い上の注意)
    1.小児の手の届かない所に保管する。
    2.安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(25℃、相対湿度60%、3年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、リスペリドン錠0.5mg「ヨシトミ」、同錠1mg「ヨシトミ」、同錠2mg「ヨシトミ」、同錠3mg「ヨシトミ」及び同細粒1%「ヨシトミ」は通常の市場流通下においていずれも3年間安定であることが確認された。
    (保管上の注意)
    気密容器。

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