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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ペントナ散1%の基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
42.5円(1%1g)
添付文書

基本情報

薬効分類
抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)

抗コリン作用により、脳内のドパミン作用を強め、パーキンソン病における手足の震えなどの症状や抗精神病薬によるパーキンソン症候群などを改善する薬

抗コリン薬(パーキンソン病治療薬)
  • アキネトン
  • アーテン
効能・効果
  • 向精神薬投与によるパーキンソン症候群
注意すべき副作用
眩暈 、 ふらつき 、 立ちくらみ 、 口渇 、 悪心 、 嘔吐 、 幻覚 、 脱力感 、 焦燥 、 不安感
用法・用量(主なもの)
  • 1回0.4g(マザチコール塩酸塩水和物として4mg)を1日3回経口投与する
  • 年齢・症状により適宜増減する
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 重症筋無力症
    • 前立腺肥大
    • 尿路に閉塞性疾患
    • 閉塞隅角緑内障
  • 患者の属性に応じた注意事項
    • 授乳婦

副作用

主な副作用
眩暈 、 ふらつき 、 立ちくらみ 、 口渇 、 悪心 、 嘔吐 、 幻覚 、 脱力感 、 焦燥 、 不安感 、 不穏
重大な副作用
Syndrome malin 、 悪性症候群 、 発熱 、 無動緘黙 、 意識障害 、 強度筋強剛 、 不随意運動 、 嚥下困難 、 頻脈 、 血圧変動 、 発汗 、 白血球増加 、 血清CK上昇 、 血清CPK上昇 、 ミオグロビン尿 、 腎機能低下
上記以外の副作用
妄想 、 倦怠感 、 頭重 、 頭痛 、 不眠 、 眠気 、 知覚異常 、 便秘 、 食欲不振 、 排尿困難 、 霧視 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 胸部狭扼感 、 うつ状態 、 尿閉 、 過敏症 、 発疹 、 不整脈 、 眼調節障害 、 鼻閉

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 重症筋無力症
    • 前立腺肥大
    • 尿路に閉塞性疾患
    • 閉塞隅角緑内障
  • 慎重投与
    • 開放隅角緑内障
    • 肝障害
    • 腎障害
    • 頻脈傾向
    • 不整脈
    • 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
    • 脱水を伴う身体的疲弊
患者の属性に応じた注意事項
  • 原則禁止
    • 授乳婦
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 慎重投与
    • 高齢者
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 乳児(0日〜364日)
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
抗精神病薬
Syndrome malin
抗うつ剤
Syndrome malin
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
Syndrome malin
抗精神病薬
悪性症候群
抗うつ剤
悪性症候群
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
悪性症候群
抗精神病薬
発熱
抗うつ剤
発熱
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
発熱
抗精神病薬
無動緘黙
抗うつ剤
無動緘黙
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
無動緘黙
抗精神病薬
意識障害
抗うつ剤
意識障害
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
意識障害
抗精神病薬
強度筋強剛
抗うつ剤
強度筋強剛
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
強度筋強剛
抗精神病薬
不随意運動
抗うつ剤
不随意運動
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
不随意運動
抗精神病薬
嚥下困難
抗うつ剤
嚥下困難
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
嚥下困難
抗精神病薬
頻脈
抗うつ剤
頻脈
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
頻脈
抗精神病薬
血圧変動
抗うつ剤
血圧変動
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
血圧変動
抗精神病薬
発汗
抗うつ剤
発汗
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
発汗
抗精神病薬
白血球増加
抗うつ剤
白血球増加
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
白血球増加
抗精神病薬
血清CK上昇
抗うつ剤
血清CK上昇
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
血清CK上昇
抗精神病薬
血清CPK上昇
抗うつ剤
血清CPK上昇
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
血清CPK上昇
抗精神病薬
ミオグロビン尿
抗うつ剤
ミオグロビン尿
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
ミオグロビン尿
抗精神病薬
腎機能低下
抗うつ剤
腎機能低下
ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
腎機能低下
抗コリン作用を有する薬剤
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
フェノチアジン系薬剤
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
三環系抗うつ剤
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
硫酸アトロピン
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
ブチルスコポラミン臭化物
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
チメピジウム臭化物水和物
腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>
抗コリン作用を有する薬剤
麻痺性イレウス
フェノチアジン系薬剤
麻痺性イレウス
三環系抗うつ剤
麻痺性イレウス
硫酸アトロピン
麻痺性イレウス
ブチルスコポラミン臭化物
麻痺性イレウス
チメピジウム臭化物水和物
麻痺性イレウス
中枢抑制剤
中枢神経抑制作用<睡眠・精神機能抑制等>が増強
フェノチアジン系薬剤
中枢神経抑制作用<睡眠・精神機能抑制等>が増強
三環系抗うつ剤
中枢神経抑制作用<睡眠・精神機能抑制等>が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤
中枢神経抑制作用<睡眠・精神機能抑制等>が増強

処方理由

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

向精神薬投与によるパーキンソン症候群。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
パーキンソン用剤はフェノチアジン系化合物、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジー)を通常軽減しない(場合によっては、このような症状を増悪顕性化させることがある)。

用法・用量(添付文書全文)

1回0.4g(マザチコール塩酸塩水和物として4mg)を1日3回経口投与する。年齢・症状により適宜増減する。

副作用(添付文書全文)

総症例3,852例中副作用が報告されたのは296例(7.7%)であった。主な副作用は眩暈・ふらつき・立ちくらみ64件(1.7%)、口渇49件(1.3%)、悪心・嘔吐39件(1.0%)等であった(承認時〜1986年4月までの集計)。
1.重大な副作用
Syndrome malin(悪性症候群):他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)で、抗精神病薬との併用、抗うつ剤との併用及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において、他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)及び併用薬の減量又は中止により、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、体冷却、水分補給などの全身管理等の適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)が現れることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下が現れることがある)。
2.その他の副作用:副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
1).精神神経系:(0.1〜5%未満)幻覚、脱力感、焦燥、不安感、不穏、妄想、眩暈・ふらつき・立ちくらみ、倦怠感、頭重、頭痛、不眠、眠気、知覚異常、発汗、(0.1%未満)うつ状態。
2).消化器:(0.1〜5%未満)口渇、悪心・嘔吐、便秘、食欲不振。
3).泌尿器:(0.1〜5%未満)排尿困難、(0.1%未満)尿閉。
4).過敏症:(0.1%未満)発疹。
5).循環器:(0.1%未満)不整脈。
6).眼:(0.1〜5%未満)霧視、(0.1%未満)眼調節障害。
7).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
8).その他:(0.1〜5%未満)胸部狭扼感、(0.1%未満)鼻閉。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.本剤の成分に対し過敏症の患者。
3.重症筋無力症の患者[抗コリン作用による筋緊張低下のため、重症筋無力症の症状を悪化させる恐れがある]。
4.前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用による膀胱平滑筋の弛緩、膀胱括約筋の緊張により排尿困難を悪化させる恐れがある]。
(慎重投与)
1.不整脈又は頻脈傾向にある患者[抗コリン作用により交感神経が優位になり不整脈、頻脈が悪化する恐れがある]。
2.肝障害又は腎障害のある患者[代謝・排泄遅延により作用が増強する恐れがある]。
3.高齢者。
4.高温環境にある患者[抗コリン作用により発汗抑制が起こり、体温調節が困難になる恐れがある]。
5.脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者[Syndrome malin(悪性症候群)が起こりやすい]。
6.開放隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
(重要な基本的注意)
1.本剤の投与は、少量から開始し、観察を十分に行い慎重に維持量まで増量する。また、他剤から本剤に切り替える場合には、他剤を徐々に減量しながら本剤を増量するのが原則である。
2.本剤投与中は定期的に隅角検査及び眼圧検査を行うことが望ましい。
3.眠気、調節障害及び注意力・集中力・反射機能等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意する。
(相互作用)
併用注意:
1.抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤、アトロピン硫酸塩水和物、ブチルスコポラミン臭化物、チメピジウム臭化物水和物)[腸管麻痺<悪心・嘔吐・便秘・腹部膨満感等>を来し、麻痺性イレウスが現れる恐れがある(なお、この悪心・嘔吐はフェノチアジン系化合物の制吐作用により不顕性化することがあるので注意し、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する)(相加的に作用(抗コリン作用)を増強させる)]。
2.中枢神経抑制剤(フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤、MAO阻害剤)[中枢神経抑制作用<睡眠・精神機能抑制等>が増強することがあるので、併用する場合には、定期的に臨床症状を観察し、用量に注意する(相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させる)]。
(高齢者への投与)
高齢者では譫妄、不安等の精神症状及び抗コリン作用による眩暈、立ちくらみ、口渇等が現れやすいので、減量するなど注意する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験(マウス、ラット)で母体への影響(母体体重増加抑制傾向)及び胎仔異常(胎仔発育抑制)が認められた]。
2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
乳児、小児に対しては、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[乳児、小児への投与に関する安全性は確立していない]。
(保管上の注意)
開封後防湿(遮光した気密容器)。

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