処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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パーキン糖衣錠(50)の基本情報
基本情報
- 特発性パーキンソニズム
- 脳炎後パーキンソニズム
- パーキンソニズム
- 薬物性パーキンソニズム
- 動脈硬化性パーキンソニズム
- プロフェナミン塩酸塩として、1日40〜200mgを分割経口投与する
- 重症の場合は1日500〜600mgまで増量してもよい
- なお、年齢、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 過敏症
- 重症筋無力症
- 前立腺肥大
- 尿路に閉塞性疾患
- 緑内障
- 慎重投与
- 胃腸管に閉塞性疾患
- 肝障害
- 腎障害
- 頻拍傾向
- 不整脈
- 栄養不良状態を伴う身体的疲弊
- 脱水を伴う身体的疲弊
- 原則禁止
- 授乳婦
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 乳児
- 幼児・小児
- 慎重投与
- 高齢者
- 相対禁止
- 乳児(0日〜364日)
- 小児(0歳〜14歳)
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 抗精神病薬
- Syndrome malin
- 抗うつ剤
- Syndrome malin
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- Syndrome malin
- 抗精神病薬
- 悪性症候群
- 抗うつ剤
- 悪性症候群
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 悪性症候群
- 抗精神病薬
- 発熱
- 抗うつ剤
- 発熱
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 発熱
- 抗精神病薬
- 無動緘黙
- 抗うつ剤
- 無動緘黙
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 無動緘黙
- 抗精神病薬
- 意識障害
- 抗うつ剤
- 意識障害
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 意識障害
- 抗精神病薬
- 強度筋強剛
- 抗うつ剤
- 強度筋強剛
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 強度筋強剛
- 抗精神病薬
- 不随意運動
- 抗うつ剤
- 不随意運動
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 不随意運動
- 抗精神病薬
- 嚥下困難
- 抗うつ剤
- 嚥下困難
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 嚥下困難
- 抗精神病薬
- 頻脈
- 抗うつ剤
- 頻脈
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 頻脈
- 抗精神病薬
- 血圧変動
- 抗うつ剤
- 血圧変動
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 血圧変動
- 抗精神病薬
- 発汗
- 抗うつ剤
- 発汗
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 発汗
- 抗精神病薬
- 白血球増加
- 抗うつ剤
- 白血球増加
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 白血球増加
- 抗精神病薬
- 血清CK上昇
- 抗うつ剤
- 血清CK上昇
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 血清CK上昇
- 抗精神病薬
- 血清CPK上昇
- 抗うつ剤
- 血清CPK上昇
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 血清CPK上昇
- 抗精神病薬
- ミオグロビン尿
- 抗うつ剤
- ミオグロビン尿
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- ミオグロビン尿
- 抗精神病薬
- 腎機能低下
- 抗うつ剤
- 腎機能低下
- ドパミン作動系抗パーキンソン病薬
- 腎機能低下
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 腸管麻痺
- フェノチアジン系薬剤
- 腸管麻痺
- ブチロフェノン系製剤
- 腸管麻痺
- 三環系抗うつ剤
- 腸管麻痺
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 食欲不振
- フェノチアジン系薬剤
- 食欲不振
- ブチロフェノン系製剤
- 食欲不振
- 三環系抗うつ剤
- 食欲不振
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 悪心
- フェノチアジン系薬剤
- 悪心
- ブチロフェノン系製剤
- 悪心
- 三環系抗うつ剤
- 悪心
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 嘔吐
- フェノチアジン系薬剤
- 嘔吐
- ブチロフェノン系製剤
- 嘔吐
- 三環系抗うつ剤
- 嘔吐
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 著しい便秘
- フェノチアジン系薬剤
- 著しい便秘
- ブチロフェノン系製剤
- 著しい便秘
- 三環系抗うつ剤
- 著しい便秘
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 腹部の膨満
- フェノチアジン系薬剤
- 腹部の膨満
- ブチロフェノン系製剤
- 腹部の膨満
- 三環系抗うつ剤
- 腹部の膨満
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 腹部の弛緩
- フェノチアジン系薬剤
- 腹部の弛緩
- ブチロフェノン系製剤
- 腹部の弛緩
- 三環系抗うつ剤
- 腹部の弛緩
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 腸内容物のうっ滞
- フェノチアジン系薬剤
- 腸内容物のうっ滞
- ブチロフェノン系製剤
- 腸内容物のうっ滞
- 三環系抗うつ剤
- 腸内容物のうっ滞
- 抗コリン作用を有する薬剤
- 麻痺性イレウス
- フェノチアジン系薬剤
- 麻痺性イレウス
- ブチロフェノン系製剤
- 麻痺性イレウス
- 三環系抗うつ剤
- 麻痺性イレウス
- 中枢抑制剤
- 眠気
- バルビツール酸誘導体
- 眠気
- フェノチアジン系薬剤
- 眠気
- 三環系抗うつ剤
- 眠気
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 眠気
- 中枢抑制剤
- 精神運動機能低下
- バルビツール酸誘導体
- 精神運動機能低下
- フェノチアジン系薬剤
- 精神運動機能低下
- 三環系抗うつ剤
- 精神運動機能低下
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 精神運動機能低下
- 中枢抑制剤
- 幻覚
- バルビツール酸誘導体
- 幻覚
- フェノチアジン系薬剤
- 幻覚
- 三環系抗うつ剤
- 幻覚
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 幻覚
- 中枢抑制剤
- 妄想
- バルビツール酸誘導体
- 妄想
- フェノチアジン系薬剤
- 妄想
- 三環系抗うつ剤
- 妄想
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 妄想
処方理由
添付文書
1.特発性パーキンソニズム。
2.その他のパーキンソニズム(脳炎後パーキンソニズム、動脈硬化性パーキンソニズム)。
3.薬物性パーキンソニズム。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
抗パーキンソン剤はフェノチアジン系化合物、ブチロフェノン系化合物、レセルピン誘導体等による口周部等の不随意運動(遅発性ジスキネジー)を通常軽減しない(場合によってはこのような症状を増悪、顕性化させることがある)。
プロフェナミン塩酸塩として、1日40〜200mgを分割経口投与する。重症の場合は1日500〜600mgまで増量してもよい。なお、年齢、症状により適宜増減する。
1.重大な副作用
Syndrome malin(悪性症候群):他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)で、抗精神病薬との併用、抗うつ剤との併用及びドパミン作動系抗パーキンソン剤との併用において、他の抗パーキンソン剤(ビペリデン等)及び併用薬の減量又は中止により、発熱、無動緘黙、意識障害、強度筋強剛、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には、体冷却、水分補給などの全身管理等の適切な処置を行う(本症発症時には、白血球増加や血清CK上昇(血清CPK上昇)が現れることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能低下が現れることがある)。
2.その他の副作用
1).精神神経系:(0.1〜5%未満)精神錯乱、運動失調、筋痙攣、眠気、手足知覚異常、倦怠感、(0.1%未満)眩暈、頭痛[精神錯乱、運動失調、筋痙攣、眩暈が現れた場合には、減量又は休薬するなど適切な処置を行う]。
2).消化器:(5%以上又は頻度不明)口渇、(0.1〜5%未満)悪心・嘔吐、便秘、唾液分泌過多。
3).泌尿器:(5%以上又は頻度不明)排尿困難、尿閉。
4).血液:(0.1〜5%未満)顆粒球減少[このような場合には投与を中止する]。
5).過敏症:(0.1〜5%未満)発疹[このような場合には投与を中止する]。
6).循環器:(0.1〜5%未満)血圧低下、頻脈。
7).眼:(5%以上又は頻度不明)眼調節障害。
8).肝臓:(0.1〜5%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)[投与中は定期的に肝機能検査を行うことが望ましい]。
(禁忌)
1.緑内障の患者[本剤の抗コリン作用のため、散瞳と共に房水通路が狭くなり眼圧が上昇し、症状を悪化させる恐れがある]。
2.本剤並びに他のフェノチアジン系化合物に対し過敏症の患者。
3.重症筋無力症の患者[抗コリン作用のため、筋緊張低下がみられるため症状が悪化する恐れがある]。
4.前立腺肥大等尿路に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用のため、排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来す恐れがある]。
(慎重投与)
1.不整脈又は頻拍傾向のある患者[抗コリン作用のため、心機能亢進を来し症状を悪化させる恐れがある]。
2.肝障害又は腎障害のある患者[肝又は腎障害を悪化させる恐れがある]。
3.高齢者。
4.高温環境にある者[発汗抑制が起こりやすい]。
5.胃腸管に閉塞性疾患のある患者[抗コリン作用のため、消化管の緊張を低下させ症状を悪化させる恐れがある]。
6.脱水を伴う身体的疲弊・栄養不良状態を伴う身体的疲弊等のある患者[Syndrome malin(悪性症候群)が起こりやすい]。
(重要な基本的注意)
1.本剤の投与は、少量から開始し、観察を十分に行い慎重に維持量まで増量する。また、他剤から本剤に切り替える場合には、他剤を徐々に減量しながら、本剤を増量するのが原則である。
2.本剤投与中は定期的に隅角検査及び眼圧検査を行うことが望ましい。
3.眠気、調節障害及び注意力・集中力・反射機能等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。
(相互作用)
併用注意:
1.抗コリン作用を有する薬剤(フェノチアジン系薬剤、ブチロフェノン系薬剤、三環系抗うつ剤等)[腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは腹部の弛緩及び腸内容物のうっ滞等)を来し、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が現れた場合には投与を中止する(なお、この悪心・嘔吐はフェノチアジン系化合物等の制吐作用により不顕性化することもあるので、注意する)(併用により抗コリン作用が強く現れる)]。
2.中枢神経抑制剤(バルビツール酸誘導体、フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤、モノアミン酸化酵素阻害剤)[眠気、精神運動機能低下、幻覚、妄想等が現れることがあるので、減量するなど注意する(併用により中枢神経抑制作用又は抗コリン作用が強く現れる)]。
(高齢者への投与)
高齢者では、慎重に投与する[譫妄、不安等の精神症状及び抗コリン作用による口渇、排尿困難、便秘等が現れやすい]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[動物実験で催奇形性が認められている]。
2.授乳中の婦人に投与することを避け、やむを得ず投与する場合には授乳を中止させる[授乳中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
乳児・小児に対しては、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[乳児・小児への投与に関する安全性は確立していない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
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