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カルフェニール錠40mgの基本情報
基本情報
- 関節リウマチ
- 他の消炎鎮痛剤等とともに、ロベンザリットナトリウムとして1日量240mgを3回に分割経口投与する
- なお、症状により適宜増減する
副作用
注意事項
- 禁止
- 重篤な腎障害
- 慎重投与
- 肝障害
- 消化性潰瘍
- 腎障害
- 禁止
- 妊婦・産婦
- 慎重投与
- 高齢者
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 他の薬剤
- 本剤又は併用薬剤の作用が増強
処方理由
添付文書
関節リウマチ。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
活動性を有し、比較的発症早期の関節リウマチに対して使用する。
他の消炎鎮痛剤等とともに、ロベンザリットナトリウムとして1日量240mgを3回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
遅効性であるため従来より投与している消炎鎮痛剤等を適宜併用する。
総症例数7,472例中、926例(12.4%)1,388件に副作用が認められた。主な副作用は、腹痛256件(3.34%)、食欲不振166件(2.22%)、嘔気121件(1.62%)、発疹109件(1.46%)、口内乾燥97件(1.30%)、そう痒84件(1.12%)であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用
急性腎不全(0.1%未満)、間質性腎炎(頻度不明)、腎性尿崩症(0.1%未満)等の重篤な腎障害:これらの副作用が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が認められた場合には、減量・休薬など適切な処置を行う。
1).腎臓:(0.1〜5%未満)BUN上昇、血中クレアチニン上昇、蛋白尿、血尿等、(0.1%未満)多尿、頻尿等[副作用が現れた場合には投与を中止し、適切な処置を行う]。
2).皮膚:(0.1〜5%未満)皮膚そう痒感、発疹等、(0.1%未満)紅斑性発疹、湿疹、蕁麻疹、脱毛等。
3).消化器:(0.1〜5%未満)胃炎、嘔気、悪心、嘔吐、下痢、口内炎、口渇、腹痛、心窩部痛、胃重感、胸やけ、食欲不振、胃不快感、胃痛、便秘等、(0.1%未満)胃もたれ感、舌炎、腹部膨満感等。
4).肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇等。
5).血液:(0.1%未満)貧血。
6).その他:(0.1〜5%未満)味覚倒錯等、(0.1%未満)発熱、倦怠感、気分不良、浮腫、頭痛、眩暈等。
(禁忌)
1.重篤な腎障害のある患者[血中半減期の延長、血中濃度・時間曲線下面積の増大等により、副作用が増強される]。
2.妊婦、妊娠している可能性のある婦人。
(慎重投与)
1.腎障害又はその既往歴のある患者[血中半減期の延長、血中濃度・時間曲線下面積の増大等により、副作用が増強される]。
2.肝障害のある患者[本剤の一部は肝臓で代謝されるため、これらの患者では高い血中濃度で推移する可能性がある]。
3.消化性潰瘍又はその既往歴のある患者[本剤投与により消化器系副作用がみられ、更に本剤は非ステロイド系消炎鎮痛剤と併用されることから、注意を要する]。
(重要な基本的注意)
本剤投与中は腎機能、肝機能等の検査を定期的に実施することが望ましい。
(相互作用)
併用注意:本剤は血漿蛋白結合率が高いので、他剤との併用により、本剤又は併用薬剤の作用が増強される恐れがある。
(高齢者への投与)
本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度で推移する可能性があり、かつ副作用発現も高い傾向にあるので、少量から開始するなど、定期的な腎機能検査を行いながら慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない(なお、動物実験(ラット)で胎仔への移行が認められている)]。
2.授乳中の婦人に投与する場合は、授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で乳汁中への移行が認められている]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
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