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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

ルネスタ錠1mgの基本情報

先発品(後発品なし)
一般名
製薬会社
薬価・規格
47.7円(1mg1錠)
添付文書

基本情報

薬効分類
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)

脳の活動を抑えることで眠りやすくし、睡眠障害などを改善する薬

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(非BZD系睡眠薬)
  • アモバン
  • マイスリー
  • ルネスタ
効能・効果
  • 不眠症
注意すべき副作用
味覚異常 、 傾眠 、 頭痛 、 浮動性眩暈 、 肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 悪夢
用法・用量(主なもの)
  • 成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する
    • なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心

副作用

主な副作用
味覚異常 、 傾眠 、 頭痛 、 浮動性眩暈 、 注意力障害 、 うつ病 、 口渇 、 口腔内不快感 、 口内乾燥 、 下痢 、 便秘
重大な副作用
肝機能障害 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 Al−P上昇 、 γ−GTP上昇 、 悪夢 、 意識レベル低下 、 ショック 、 アナフィラキシー 、 蕁麻疹 、 血管浮腫 、 薬物依存 、 不安 、 異常な夢 、 悪心 、 胃不調 、 反跳性不眠 、 離脱症状 、 呼吸抑制 、 炭酸ガスナルコーシス 、 黄疸 、 精神症状 、 意識障害 、 興奮 、 激越 、 錯乱 、 錯乱状態 、 幻覚 、 夢遊症状 、 攻撃性 、 譫妄 、 異常行動 、 一過性前向性健忘 、 もうろう状態 、 中途覚醒時の出来事をおぼえていない
上記以外の副作用
ビリルビン上昇 、 倦怠感 、 湿疹 、 尿中ブドウ糖陽性 、 尿中血陽性 、 神経過敏 、 記憶障害 、 錯感覚 、 思考異常 、 感情不安定 、 過敏症 、 発疹 、 そう痒症 、 消化不良 、 嘔吐 、 リビドー減退 、 筋肉痛 、 片頭痛 、 背部痛 、 高血圧 、 末梢性浮腫

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 急性閉塞隅角緑内障
    • 重症筋無力症
  • 原則禁止
    • 気管支喘息
    • 呼吸機能が高度に低下
    • 脳血管障害の急性期
    • 肺気腫
    • 肺性心
  • 慎重投与
    • 肝機能障害
    • 高度腎機能障害
    • 腎機能障害
    • 心障害
    • 高度肝機能障害
    • 脳器質的障害
  • 注意
    • 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
  • 投与に際する指示
    • 高度腎機能障害
    • 高度肝機能障害
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
筋弛緩剤
作用が増強
スキサメトニウム塩化物水和物
作用が増強
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物
作用が増強
パンクロニウム臭化物
作用が増強
中枢抑制剤
作用が増強
フェノチアジン系薬剤
作用が増強
バルビツール酸誘導体
作用が増強
エタノール摂取
相互に作用を増強
麻酔剤
呼吸抑制
チアミラールナトリウム
呼吸抑制
チオペンタールナトリウム製剤
呼吸抑制
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤
本剤の代謝を促進し作用を減弱
リファンピシン類
本剤の代謝を促進し作用を減弱
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤
本剤の代謝を阻害し作用を増強
イトラコナゾール
本剤の代謝を阻害し作用を増強
飲食物との相互作用
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

睡眠薬(経口)
この薬をファーストチョイスする理由(2019年3月更新)
  • ・使い慣れている。依存性がない。BZから徐々に切り替えているが、そのような場合には患者が「効果が薄い」と感じることが多いと思う。新規処方ならOK。(40歳代病院勤務医、腎臓内科)

  • ・日中には切れていることが期待できる点と長期投与ができる点。(50歳代病院勤務医、精神科)

  • ・非ベンゾジアゼピン系で、使いやすい。(60歳代病院勤務医、一般内科)

睡眠薬(経口)
この薬をファーストチョイスする理由(2017年7月更新)
  • ・短時間作用型の中では比較的副作用が高齢者にも使い易い印象。(30歳代病院勤務医、代謝・内分泌内科)

  • ・投与日数の制限がない。用量調節が行いやすい。(30歳代病院勤務医、整形外科)

  • ・処方日数の制限がない。(30歳代病院勤務医、精神科)

  • ・超速効型で依存形成や脱力が少ない。(30歳代診療所勤務医、内科系専門家)

この薬に関連した記事(日経メディカル Online内)

添付文書

効果・効能(添付文書全文)

不眠症。

用法・用量(添付文書全文)

成人にはエスゾピクロンとして1回2mgを、高齢者には1回1mgを就寝前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、成人では1回3mg、高齢者では1回2mgを超えないこととする。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
1.通常用量を超えて増量する場合には、患者の状態を十分に観察しながら慎重に行うこととし、症状の改善に伴って減量に努める。
2.本剤は就寝直前に服用させる。また、服用して就寝した後、睡眠途中で一時的に起床して仕事等で活動する可能性があるときは服用させない。
3.高度肝機能障害又は高度腎機能障害のある患者では、1回1mgを投与することとし、患者の状態を観察しながら慎重に投与する(なお増量する場合には、1回2mgを超えない)。
4.本剤は食事と同時又は食直後の服用は避ける[食後投与では、空腹時投与に比べ本剤の血中濃度低下することがある]。

副作用(添付文書全文)

承認時までに国内並行群間比較試験でエスゾピクロンとして1mg、2mg又は3mgを投与された不眠症患者325例中、副作用が報告されたのは156例(48.0%)であり、主な副作用は、味覚異常(36.3%)、傾眠(3.7%)であった。また、外国並行群間比較試験でエスゾピクロンとして1mg、2mg又は3mgを投与された原発性不眠症患者1,637例中、副作用が報告されたのは819例(50.0%)であり、主な副作用は、味覚異常(21.0%)、頭痛(10.7%)、傾眠(7.8%)、浮動性眩暈(5.1%)であった。なお、次の副作用において「頻度不明」は外国試験又は自発報告で認められたものである。
1.重大な副作用
1).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、血管浮腫等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。
2).依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、異常な夢、悪心、胃不調、反跳性不眠等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
3).呼吸抑制(頻度不明):呼吸抑制が現れることがある。また呼吸機能が高度に低下している患者に投与した場合、炭酸ガスナルコーシスを起こす恐れがあるので、このような場合には気道を確保し、換気を図るなど適切な処置を行う。
4).肝機能障害:AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害(1%未満)、黄疸(頻度不明)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
5).精神症状、意識障害:悪夢(異常な夢)、意識レベル低下(1%未満)、興奮(激越)、錯乱(錯乱状態)、幻覚、夢遊症状、攻撃性、譫妄、異常行動(頻度不明)等の精神症状及び意識障害が現れることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止する。
6).一過性前向性健忘、もうろう状態(頻度不明):一過性前向性健忘(中途覚醒時の出来事をおぼえていない等)、もうろう状態が現れることがあるので、本剤を投与する場合には少量から開始するなど、慎重に投与する(なお、ゾピクロン製剤において、十分に覚醒しないまま、車の運転、食事等を行い、その出来事を記憶していないとの報告があるので、異常が認められた場合には投与を中止する)。
2.その他の副作用
1).精神神経系:(3%以上)傾眠、(1〜3%未満)頭痛、浮動性眩暈、(1%未満)不安、注意力障害、異常な夢、うつ病、(頻度不明)神経過敏、記憶障害、錯感覚、思考異常、感情不安定、錯乱状態。
2).過敏症:(頻度不明)発疹、そう痒症[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
3).消化器:(3%以上)味覚異常、(1〜3%未満)口渇、(1%未満)口腔内不快感、口内乾燥、下痢、便秘、悪心、(頻度不明)消化不良、嘔吐。
4).肝臓:(1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、Al−P上昇、γ−GTP上昇、ビリルビン上昇。
5).その他:(1%未満)倦怠感、湿疹、尿中ブドウ糖陽性、尿中血陽性、(頻度不明)リビドー減退、筋肉痛、片頭痛、背部痛、高血圧、末梢性浮腫。

使用上の注意(添付文書全文)

(警告)
本剤の服用後に、もうろう状態、睡眠随伴症状(夢遊症状等)が現れることがある。また、入眠までの、あるいは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意する。
(禁忌)
1.本剤の成分又はゾピクロンに対し過敏症の既往歴のある患者。
2.重症筋無力症の患者[筋弛緩作用により症状を悪化させる恐れがある]。
3.急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
(原則禁忌)
肺性心、肺気腫、気管支喘息及び脳血管障害の急性期等で呼吸機能が高度に低下している場合[炭酸ガスナルコーシスを起こしやすい]。
(慎重投与)
1.衰弱者[薬物の作用が強く現れ、副作用が発現しやすい]。
2.高齢者。
3.心障害のある患者[血圧低下が現れる恐れがあり、症状の悪化につながる恐れがある]。
4.脳器質的障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。
5.肝機能障害又は腎機能障害のある患者[本剤のクリアランスが低下し、血中濃度が上昇する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける(本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討する)。
2.本剤の影響が翌朝以降に及び、眠気、注意力、集中力、反射運動能力等の低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
(相互作用)
本剤は主として肝薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。
併用注意:
1.筋弛緩薬(スキサメトニウム塩化物水和物、ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物、パンクロニウム臭化物)、中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[これらの作用が増強されることがあるので、併用しないことが望ましいが、やむを得ず投与する場合には慎重に投与する(相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強される可能性がある)]。
2.アルコール(飲酒)[相互に作用を増強することがある(飲酒により中枢神経抑制作用が増強されることがある)]。
3.麻酔時(チアミラールナトリウム、チオペンタールナトリウム等)[呼吸抑制が現れることがあるので、慎重に投与する(本剤により呼吸抑制が現れることがあり、麻酔により相加的に呼吸が抑制される可能性がある)]。
4.CYP3A4誘導作用を有する薬剤(リファンピシン等)[本剤の代謝を促進し作用を減弱させる恐れがある(これらの薬剤の肝代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、効果の減弱を来すことがある)]。
5.CYP3A4阻害作用を有する薬剤(イトラコナゾール等)[本剤の代謝を阻害し作用を増強させる恐れがある(これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、本剤の血漿中濃度が増加する恐れがある)]。
(高齢者への投与)
高齢者での薬物動態試験で、血中濃度が高い傾向が認められており、運動失調等の副作用が起こりやすいので1回1mgを投与することとし、増量する場合には2mgを超えない。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦等:妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ投与する[妊娠中及び授乳中の投与に関する安全性は確立されていない。妊娠後期に本剤を投与された患者より出生した児に呼吸抑制、痙攣、振戦、易刺激性、哺乳困難等の離脱症状が現れる恐れがあり、なお、これらの症状は、新生児仮死として報告される場合もある]。
2.授乳婦:授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせる[ヒト母乳中に移行し、新生児に嗜眠を起こす恐れがある]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(国内での使用経験がない)。
(過量投与)
1.徴候、症状:本剤の過量投与により傾眠、錯乱、嗜眠を生じ、更には失調、筋緊張低下、血圧低下、メトヘモグロビン血症、呼吸機能低下、昏睡等に至る恐れがある。他の中枢神経抑制剤やアルコールと併用時の過量投与は致死的となることがある。また、過量投与時、合併症や衰弱状態などの危険因子がある場合は、症状は重篤化する恐れがあり、ごくまれに致死的経過をたどることがある。
2.処置:過量投与時、呼吸、脈拍、血圧の監視を行うとともに、催吐、胃洗浄、吸着剤・下剤の投与、輸液、気道の確保等の適切な処置を行う(また、本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読む)[なお、血液透析による除去は有効ではない]。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
1.投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静、抗痙攣作用が変化、鎮静、抗痙攣作用が遅延する恐れがある。
2.本剤は、ラセミ体であるゾピクロンの一方のエナンチオマー((S)−エナンチオマー)である。ゾピクロンでは臨床用量の約800倍(100mg/kg/日)をマウス、ラットに2年間投与した試験において、マウス雄の皮下腫瘍、雌の肺腫瘍、ラット雄の甲状腺腫瘍、雌の乳腺腫瘍発生頻度が対照群に比べ高いとの報告がある。
(保管上の注意)
PTP包装はアルミ袋開封後、バラ包装は開栓後防湿。

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