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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

トリクロリールシロップ10%の基本情報

一般名
製薬会社
薬価・規格
10.6円(10%1mL)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 不眠症
  • 心電図検査の睡眠
  • 脳波検査の睡眠
注意すべき副作用
無呼吸 、 呼吸抑制 、 心肺停止 、 ショック 、 アナフィラキシー 、 そう痒感 、 浮腫 、 呼吸困難 、 血圧低下 、 チアノーゼ
用法・用量(主なもの)
  • トリクロホスナトリウムとして、1回1〜2g(シロップとして10〜20mL)を就寝前又は検査前に経口投与する
  • 幼小児は年齢により適宜減量する
    • なお、患者の年齢及び状態、目的等を考慮して、20〜80mg/kg(シロップとして0.2〜0.8mL/kg)を標準とし、総量2g(シロップとして20mL)を超えないようにする
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症

副作用

主な副作用
過敏症 、 発疹 、 紅斑 、 水疱 、 固定薬疹 、 発熱 、 徐脈 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 好酸球増多 、 白血球減少
重大な副作用
無呼吸 、 呼吸抑制 、 心肺停止 、 ショック 、 アナフィラキシー 、 そう痒感 、 浮腫 、 呼吸困難 、 血圧低下 、 チアノーゼ 、 薬物依存 、 痙攣発作 、 譫妄 、 振戦 、 不安 、 離脱症状
上記以外の副作用
悪心 、 嘔吐 、 鼓腸 、 胃痛 、 頭痛 、 眩暈 、 ふらつき 、 運動失調 、 興奮 、 抑うつ 、 構音障害 、 覚醒遅延 、 尿量減少 、 ケトン尿症

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
  • 慎重投与
    • 肝障害
    • 呼吸機能低下
    • 重篤な心疾患
    • 腎障害
    • 不整脈
患者の属性に応じた注意事項
  • 希望禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 幼児・小児
  • 投与に際する指示
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 小児(0歳〜14歳)
  • 投与に際する指示
    • 低出生体重児(0日〜27日)
    • 新生児(0日〜27日)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
中枢抑制剤
作用を増強
フェノチアジン系薬剤
作用を増強
バルビツール酸誘導体
作用を増強
モノアミン酸化酵素阻害剤
作用を増強
エタノール摂取
作用を増強
クマリン系抗凝血剤
作用を増強
ワルファリン
作用を増強
飲食物との相互作用
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

1.不眠症。
2.脳波検査・心電図検査等における睡眠。

用法・用量(添付文書全文)

トリクロホスナトリウムとして、1回1〜2g(シロップとして10〜20mL)を就寝前又は検査前に経口投与する。幼小児は年齢により適宜減量する。なお、患者の年齢及び状態、目的等を考慮して、20〜80mg/kg(シロップとして0.2〜0.8mL/kg)を標準とし、総量2g(シロップとして20mL)を超えないようにする。

副作用(添付文書全文)

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
1.重大な副作用
1).無呼吸、呼吸抑制(頻度不明):無呼吸、呼吸抑制が起こることがあり、心肺停止に至った症例も報告されているので、呼吸状態の観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
2).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーが現れることがあるので、観察を十分に行い、そう痒感、浮腫、呼吸困難、血圧低下、チアノーゼ等が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
3).依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。また、連用中の投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不安等の離脱症状が現れることがあるので投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).過敏症:(頻度不明)発疹、紅斑、水疱、固定薬疹、そう痒感、発熱[このような場合には投与を中止する]。
2).循環器:(頻度不明)徐脈。
3).肝臓:(頻度不明)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
4).血液:(頻度不明)好酸球増多、白血球減少[このような場合には投与を中止する]。
5).消化器:(頻度不明)悪心・嘔吐、鼓腸、胃痛。
6).精神神経系:(頻度不明)頭痛、眩暈、ふらつき、運動失調、興奮、抑うつ、構音障害、覚醒遅延。
7).その他:(頻度不明)浮腫、尿量減少、ケトン尿症。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.本剤の成分又は抱水クロラールに対して過敏症の既往歴のある患者[本剤は、抱水クロラールと同様に生体内でトリクロロエタノールとなる]。
2.急性間欠性ポルフィリン症の患者[ポルフィリン症の症状を増悪させる]。
(慎重投与)
1.肝障害、腎障害のある患者[本剤は肝臓において加水分解され、トリクロロエタノールとなり、また腎臓より排泄されるため、これらの患者では血中濃度の持続・上昇により副作用を増強する恐れがある]。
2.小児。
3.虚弱者[呼吸抑制を起こす恐れがある]。
4.呼吸機能低下している患者[呼吸抑制を起こす恐れがある]。
5.重篤な心疾患又は不整脈のある患者[心機能抑制により症状を増悪させる恐れがある]。
6.高齢者。
(重要な基本的注意)
1.呼吸抑制等が起こることがあるので患者の状態を十分観察し、特に小児では呼吸数、心拍数、経皮的動脈血酸素飽和度等をモニタリングするなど、十分に注意する。
2.抱水クロラールは、本剤と同様に生体内で活性代謝物であるトリクロロエタノールとなるため、併用により過量投与になる恐れがあるので注意する。
3.本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう注意する。
4.連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける(本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討する)。
(相互作用)
併用注意:
1.中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)、モノアミン酸化酵素阻害剤[これらの作用を増強することがあるので、やむを得ず投与する場合には減量するなど慎重に投与する(中枢抑制作用が増強する可能性がある)]。
2.アルコール[これらの作用を増強することがあるので、やむを得ず投与する場合には減量するなど慎重に投与する(アルコール脱水素酵素を競合的に阻害し、アルコールの血中濃度が高くなる)]。
3.クマリン系抗凝血剤(ワルファリン等)[これらの作用を増強することがあるので、併用する場合には通常より頻回にプロトロンビン値の測定を行うなど慎重に投与する(主代謝産物であるトリクロル酢酸は血漿蛋白結合部位からワルファリンを遊離置換し、遊離型ワルファリン濃度を増加させる)]。
(高齢者への投与)
高齢者では呼吸抑制を起こす恐れがあり、また、一般に副作用が現れやすいので、少量から投与を開始するなど慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないことが望ましい[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
(小児等への投与)
1.一般に成人に比し、薬物感受性が高いので、少量から投与を開始するなど慎重に投与する(無呼吸、呼吸抑制、痙攣は低出生体重児、新生児、乳幼児での報告が多い)。
2.無呼吸、呼吸抑制が起こり、心肺停止に至った症例も報告されているので、特に慎重に投与及び観察をする。
3.痙攣(間代性痙攣、部分発作等)が起こることがあるので、慎重に投与する。
(過量投与)
1.過量投与時の徴候、症状:呼吸抑制、徐脈、血圧低下が認められることがある。
2.過量投与時の処置:呼吸、脈拍、血圧、経皮的動脈血酸素飽和度の監視を行うとともに、気道の確保等の適切な処置を行う(血液透析、血液灌流が有効であったとの報告もある)。
(保管上の注意)
気密容器、凍結を避け、冷所保存(1〜15℃)。

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