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フェノバール注射液100mg基本情報

一般名:フェノバルビタール注射液

製薬会社:藤永製薬

薬価・規格: 72円(10%1mL1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

薬効分類

バルビツール酸系抗てんかん薬詳しく見る

  • 中枢神経系に作用し神経細胞の興奮抑制作用などにより、抗けいれん作用、催眠・鎮静作用などをあらわす薬
バルビツール酸系抗てんかん薬の代表的な商品名
  • フェノバール
  • ワコビタール
  • プリミドン

効能・効果詳しく見る

  • 不安緊張状態の鎮静
  • 自律神経発作
  • 精神運動発作
  • てんかんの痙攣発作
  • てんかんの強直間代発作
  • てんかんのジャクソン型発作
  • てんかんの焦点発作
  • てんかんの全般痙攣発作
  • てんかんの大発作

注意すべき副作用詳しく見る

中毒性表皮壊死融解症Toxic Epidermal NecrolysisTEN皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群紅皮症剥脱性皮膚炎発熱紅斑水疱

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • フェノバルビタールとして、1回50〜200mgを1日1〜2回、皮下又は筋肉内注射する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
    • ボリコナゾール投与中
    • リルピビリン投与中
    • アスナプレビル投与中
    • ダクラタスビル投与中
    • バニプレビル投与中
    • タダラフィル投与中<肺高血圧症を適応とする場合>
    • マシテンタン投与中

副作用

主な副作用

頭痛過敏症猩紅熱様発疹麻疹様発疹中毒疹様発疹巨赤芽球性貧血黄疸蛋白尿腎障害眠気アステリキシス

重大な副作用

中毒性表皮壊死融解症Toxic Epidermal NecrolysisTEN皮膚粘膜眼症候群Stevens−Johnson症候群紅皮症剥脱性皮膚炎発熱紅斑水疱糜爛そう痒感咽頭痛眼充血口内炎過敏症症候群発疹リンパ節腫脹肝機能障害臓器障害白血球増加好酸球増多異型リンパ球出現遅発性の重篤な過敏症状ヒトヘルペスウイルス6再活性化HHV−6再活性化ウイルス再活性化薬物依存不安不眠痙攣悪心幻覚妄想興奮錯乱抑うつ状態離脱症状組織壊死顆粒球減少血小板減少AST上昇ALT上昇γ−GTP上昇呼吸抑制

上記以外の副作用

asterixis眩暈譫妄昏迷鈍重構音障害知覚異常運動失調精神機能低下多動食欲不振クル病骨軟化症歯牙形成不全血清アルカリホスファターゼ値上昇血清カルシウム低下血清無機リン低下低カルシウム血症甲状腺機能検査値異常血清T4値異常血清葉酸値低下ヘマトポルフィリン尿

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 過敏症
    • 急性間欠性ポルフィリン症
    • ボリコナゾール投与中
    • リルピビリン投与中
    • アスナプレビル投与中
    • ダクラタスビル投与中
    • バニプレビル投与中
    • タダラフィル投与中<肺高血圧症を適応とする場合>
    • マシテンタン投与中
  • 慎重投与
    • アルコール中毒
    • 肝障害
    • 甲状腺機能低下症
    • 呼吸機能低下
    • 重篤な神経症
    • 進行した動脈硬化症
    • 心障害
    • 腎障害
    • 頭部外傷後遺症
    • 薬物依存
    • 薬物依存傾向
    • 薬物過敏症

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 希望禁止
    • 授乳婦
    • 新生児(低出生体重児を含む)
    • 乳児
    • 幼児・小児
  • 慎重投与
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 注意
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者
    • 虚弱者(衰弱者を含む)

年齢や性別に応じた注意事項

  • 希望禁止
    • 乳児(0日〜364日)
    • 幼児(0歳〜6歳)
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 新生児(0日〜27日)
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)
  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
ボリコナゾール 代謝が促進され血中濃度が低下
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> 代謝が促進され血中濃度が低下
リルピビリン 代謝が促進され血中濃度が低下
アスナプレビル 代謝が促進され血中濃度が低下
ダクラタスビル 代謝が促進され血中濃度が低下
バニプレビル 代謝が促進され血中濃度が低下
マシテンタン 代謝が促進され血中濃度が低下
中枢抑制剤 相互に作用が増強
フェノチアジン系薬剤 相互に作用が増強
バルビツール酸誘導体 相互に作用が増強
トランキライザー 相互に作用が増強
トピラマート 相互に作用が増強
抗ヒスタミン剤 相互に作用が増強
ジフェンヒドラミン 相互に作用が増強
エタノール摂取 相互に作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 相互に作用が増強
三環系抗うつ剤 相互に作用が増強
イミプラミン 相互に作用が増強
四環系抗うつ剤 相互に作用が増強
マプロチリン 相互に作用が増強
三環系抗うつ剤 血中濃度が低下
イミプラミン 血中濃度が低下
四環系抗うつ剤 血中濃度が低下
マプロチリン 血中濃度が低下
バルプロ酸 血中濃度が低下
スチリペントール 血中濃度が低下
クロバザム 血中濃度が低下
ソホスブビルを含む製剤 血中濃度が低下
ラモトリギン 血中濃度が低下
デフェラシロクス 血中濃度が低下
ルフィナミド 血中濃度が低下
メチルフェニデート 本剤の血中濃度が上昇
クロバザム 本剤の血中濃度が上昇
バルプロ酸 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
スチリペントール 本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
イリノテカン 活性代謝物の血中濃度が低下し作用が減弱
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 血中濃度が低下し作用が減弱
アゼルニジピン 血中濃度が低下し作用が減弱
イグラチモド 血中濃度が低下し作用が減弱
イマチニブ 血中濃度が低下し作用が減弱
インジナビル 血中濃度が低下し作用が減弱
カルバマゼピン 血中濃度が低下し作用が減弱
サキナビル 血中濃度が低下し作用が減弱
シクロスポリン 血中濃度が低下し作用が減弱
ゾニサミド 血中濃度が低下し作用が減弱
タクロリムス水和物 血中濃度が低下し作用が減弱
フェロジピン 血中濃度が低下し作用が減弱
ベラパミル 血中濃度が低下し作用が減弱
モンテルカスト 血中濃度が低下し作用が減弱
副腎皮質ホルモン剤 血中濃度が低下し作用が減弱
デキサメタゾン 血中濃度が低下し作用が減弱
黄体・卵胞ホルモン剤 血中濃度が低下し作用が減弱
ノルゲストレル・エチニルエストラジオール 血中濃度が低下し作用が減弱
PDE5阻害薬 血中濃度が低下し作用が減弱
タダラフィル<勃起不全・前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合> 血中濃度が低下し作用が減弱
シルデナフィル 血中濃度が低下し作用が減弱
バルデナフィル 血中濃度が低下し作用が減弱
アミノフィリン製剤 血中濃度が低下し作用が減弱
クロラムフェニコール 血中濃度が低下し作用が減弱
テオフィリン 血中濃度が低下し作用が減弱
トロピセトロン 血中濃度が低下し作用が減弱
パロキセチン 血中濃度が低下し作用が減弱
フレカイニド 血中濃度が低下し作用が減弱
ドキシサイクリン 血中濃度半減期が短縮
クマリン系抗凝血剤 作用が減弱
ワルファリン 作用が減弱
アルベンダゾール 活性代謝物の血中濃度が低下し効果が減弱
利尿剤 起立性低血圧が増強
チアジド系薬剤 起立性低血圧が増強
アセタゾラミド クル病
アセタゾラミド 骨軟化症
アセトアミノフェン 肝障害

飲食物との相互作用

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    1.不安緊張状態の鎮静(緊急に必要な場合)。
    2.てんかんの痙攣発作:強直間代発作(全般痙攣発作、大発作)、焦点発作(ジャクソン型発作を含む)。
    3.自律神経発作、精神運動発作。

    用法・用量(添付文書全文)

    フェノバルビタールとして、1回50〜200mgを1日1〜2回、皮下又は筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
    1.重大な副作用
    1).中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens−Johnson症候群)、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明):観察を十分に行い、発熱、紅斑、水疱・糜爛、そう痒感、咽頭痛、眼充血、口内炎等の異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う。
    2).過敏症症候群(頻度不明):初期症状として発疹、発熱がみられ、更にリンパ節腫脹、肝機能障害等の臓器障害、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が現れることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う(なお、ヒトヘルペスウイルス6再活性化(HHV−6再活性化)等のウイルス再活性化を伴うことが多く、発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意する)。
    3).依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、不安、不眠、痙攣、悪心、幻覚、妄想、興奮、錯乱又は抑うつ状態等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
    4).局所壊死(頻度不明):注射局所の組織壊死を起こすことがある。
    5).顆粒球減少、血小板減少(頻度不明):観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
    6).肝機能障害(頻度不明):AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)、γ−GTP上昇等を伴う肝機能障害が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    7).呼吸抑制(頻度不明):観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。
    2.その他の副作用(頻度不明)
    1).過敏症:猩紅熱様発疹、麻疹様発疹、中毒疹様発疹[投与を中止する]。
    2).血液:血小板減少、巨赤芽球性貧血[投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    3).肝臓:AST上昇(GOT上昇)・ALT上昇(GPT上昇)・γ−GTP上昇等の肝機能障害、黄疸[観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う]。
    4).腎臓:蛋白尿等の腎障害[連用により現れることがある]。
    5).精神神経系:眠気、アステリキシス(asterixis)、眩暈、頭痛、譫妄、昏迷、鈍重、構音障害、知覚異常、運動失調、精神機能低下、興奮、多動。
    6).消化器:食欲不振。
    7).骨・歯:クル病、骨軟化症、歯牙形成不全[連用により現れることがあるので、観察を十分に行い、異常(血清アルカリホスファターゼ値上昇、血清カルシウム低下・血清無機リン低下等)が現れた場合には、減量又はビタミンDの投与等適切な処置を行う]、低カルシウム血症。
    8).内分泌系:甲状腺機能検査値異常(血清T4値異常等)。
    9).その他:血清葉酸値低下、*ヘマトポルフィリン尿[*:連用により現れることがある]、発熱。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分又はバルビツール酸系化合物に対して過敏症の患者。
    2.急性間欠性ポルフィリン症の患者[ポルフィリン合成が増加し、症状が悪化する恐れがある]。
    3.ボリコナゾール投与中、タダラフィル投与中<肺高血圧症を適応とする場合>、リルピビリン投与中、アスナプレビル投与中、ダクラタスビル投与中、バニプレビル投与中、マシテンタン投与中の患者。
    (慎重投与)
    1.高齢者。
    2.虚弱者、呼吸機能低下している患者[呼吸抑制を起こすことがある]。
    3.頭部外傷後遺症又は進行した動脈硬化症の患者[本剤の作用が強く現れることがある]。
    4.心障害のある患者[血圧低下や心拍数減少を起こす恐れがある]。
    5.肝障害、腎障害のある患者[これらの症状の悪化、また血中濃度上昇の恐れがある]。
    6.薬物過敏症の患者。
    7.アルコール中毒のある患者[中枢抑制作用が増強される]。
    8.薬物依存傾向又は薬物依存の既往歴のある患者[精神依存及び身体依存を示すことがある]。
    9.重篤な神経症の患者[依存を示す恐れがある]。
    10.甲状腺機能低下症の患者[甲状腺機能の異常を来す恐れがある]。
    (重要な基本的注意)
    1.有機溶媒を用いた製剤であるため、注射局所に壊死を起こすことがあるので、内服不可能な患者の場合、又は緊急に必要とする場合以外は使用しない。
    2.連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、てんかん重積状態が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う(なお、高齢者、虚弱者の場合は特に注意する)。
    3.連用中は定期的に肝機能・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。
    4.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
    (相互作用)
    本剤は薬物代謝酵素CYP3A等の誘導作用を有する。
    1.併用禁忌:ボリコナゾール<ブイフェンド>、タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合><アドシルカ>、リルピビリン<エジュラント、コムプレラ配合錠>、アスナプレビル<スンベプラ>、ダクラタスビル<ダクルインザ>、バニプレビル<バニヘップ>、マシテンタン<オプスミット>[これらの薬剤の代謝が促進され血中濃度が低下する恐れがある(本剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)誘導作用による)]。
    2.併用注意:
    1).中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体、トランキライザー、トピラマート等)、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)、アルコール[相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意する(相加的中枢神経抑制作用による)]。
    2).MAO阻害剤[相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意する(機序不明)]。
    3).三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤:
    (1).三環系抗うつ剤(イミプラミン等)、四環系抗うつ剤(マプロチリン等)[相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど注意する(相加的中枢神経抑制作用による)]。
    (2).三環系抗うつ剤(イミプラミン等)、四環系抗うつ剤(マプロチリン等)[これらの抗うつ剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    4).メチルフェニデート[本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤を減量するなど注意する(メチルフェニデートが肝代謝を抑制すると考えられている)]。
    5).バルプロ酸、スチリペントール:
    (1).バルプロ酸、スチリペントール[本剤の血中濃度が上昇し作用が増強されることがある(これらの薬剤が肝代謝を抑制する)]。
    (2).バルプロ酸、スチリペントール[これらの薬剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    6).クロバザム:
    (1).クロバザム[本剤の血中濃度が上昇することがある(機序不明)]。
    (2).クロバザム[クロバザムの血中濃度が低下することがあるので、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    7).ソホスブビル[ソホスブビルの血中濃度が低下する恐れがある(本剤のP糖蛋白誘導作用による)]。
    8).イリノテカン[イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が低下し作用が減弱することがあるので、併用を避けることが望ましい(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    9).主にCYP3A4で代謝される薬剤(アゼルニジピン、イグラチモド、イマチニブ、インジナビル、カルバマゼピン、サキナビル、シクロスポリン、ゾニサミド、タクロリムス、フェロジピン、ベラパミル、モンテルカスト等、副腎皮質ホルモン剤(デキサメタゾン等)、卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤(ノルゲストレル・エチニルエストラジオール等)、PDE5阻害剤(タダラフィル<勃起不全・前立腺肥大症に伴う排尿障害を適応とする場合><シアリス、ザルティア>、シルデナフィル、バルデナフィル))、アミノフィリン水和物、クロラムフェニコール、テオフィリン、トロピセトロン、パロキセチン、フレカイニド[これらの薬剤の血中濃度が低下し作用が減弱することがあるので、用量に注意し、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    10).ラモトリギン、デフェラシロクス[これらの薬剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(本剤がこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進する)]。
    11).ルフィナミド[これらの薬剤の血中濃度が低下することがあるので、本剤を減量又は中止する場合には、これらの薬剤の血中濃度の上昇に注意する(機序不明)]。
    12).ドキシサイクリン[ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    13).クマリン系抗凝血剤(ワルファリン)[クマリン系抗凝血剤の作用が減弱することがあるので、通常より頻回に血液凝固時間の測定を行い、クマリン系抗凝血剤の用量を調整する(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用による)]。
    14).アルベンダゾール[アルベンダゾールの活性代謝物の血中濃度が低下し効果が減弱することがある(機序不明)]。
    15).利尿剤(チアジド系降圧利尿剤等)[起立性低血圧が増強されることがあるので、減量するなど注意する(機序は不明であるが、高用量の本剤は血圧を低下させることがある)]。
    16).アセタゾラミド[クル病、骨軟化症が現れやすい(本剤によるビタミンDの不活性化促進、又はアセタゾラミドによる腎尿細管障害、代謝性アシドーシス等が考えられている)]。
    17).アセトアミノフェン[本剤の長期連用者は、アセトアミノフェンの代謝物による肝障害を生じやすくなる(本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、アセトアミノフェンから肝毒性を持つN−アセチル−p−ベンゾキノンイミンへの代謝が促進されると考えられている)]。
    18).セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品(St.John’s Wort)[本剤の代謝が促進され血中濃度が低下する恐れがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意する(セイヨウオトギリソウの肝薬物代謝酵素誘導作用によると考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    少量から投与を開始するなど慎重に投与する(なお、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う)[高齢者では、呼吸抑制、興奮、抑うつ、錯乱等が現れやすい]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    1.妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性(母体のてんかん発作頻発を防ぎ、胎児を低酸素状態から守る)が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中に本剤を単独、又は併用投与された患者の中に、奇形児(口唇裂、口蓋裂、心奇形、大動脈縮窄症等)を出産した例が多いとの疫学的調査報告がある]。
    2.妊娠中の投与により、新生児に出血傾向、呼吸抑制等を起こすことがある。
    3.分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状(多動、振戦、反射亢進、過緊張等)が現れることがある。
    4.妊娠中の投与により、葉酸低下が生じるとの報告がある。
    5.授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合には、授乳を避けさせる[ヒト母乳中へ移行し、新生児、乳児に傾眠、哺乳量低下を起こすことがある]。
    (過量投与)
    1.過量投与時の症状:中枢神経系抑制及び心血管系抑制。血中濃度40〜45μg/mL以上で眠気、眼振、運動失調が起こり、過量投与時、重症の中毒では昏睡状態となり、呼吸は早期抑制され、脈拍弱く、皮膚には冷汗があり、体温下降し、肺合併症や腎障害の危険性もある。
    2.過量投与時の処置:呼吸管理、炭酸水素ナトリウム投与による尿アルカリ化、利尿剤投与により薬物の排泄を促進させる(重症の場合は、血液透析や血液灌流を考慮する)。
    (適用上の注意)
    1.投与経路:静脈内注射はできない。
    2.筋肉内注射時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため、次記の点に配慮する。
    1).筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意して注射する。
    2).筋肉内注射時繰り返し注射する場合には同一注射部位を避ける。なお、乳児、幼児、小児には筋肉内注射を連用しないことが望ましい。
    3).注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流を見た場合は、直ちに針を抜き部位を変えて注射する。
    3.投与速度:呼吸抑制、血圧降下が現れることがあるので、注射方法については十分注意し、注射速度はできるだけ遅くする。
    4.他剤との配合:本剤は、水によって主薬を析出するので、静脈内注射及び他の注射剤との混合はしない。
    5.投与時:本剤の投与により、注射局所の腫脹、硬結を起こすことがある。
    6.アンプルカット時:本品はワンポイントアンプルであるが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭してから、カットすることが望ましい。
    (その他の注意)
    1.ラット及びマウスに長期間大量投与(ラット:25mg/kg、マウス:75mg/kg)したところ、対照群に比較して肝腫瘍の発生が有意に増加したとの報告がある。
    2.血清免疫グロブリン異常(IgA異常、IgG異常等)が現れることがある。
    3.本剤と他の抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピン)との間に交差過敏症(過敏症症候群を含む皮膚過敏症)を起こしたとの報告がある。
    4.海外で実施された複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患等を対象とした199のプラセボ対照臨床試験の検討結果において、自殺念慮及び自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でプラセボ群と比較して約2倍高く(抗てんかん薬服用群:0.43%、プラセボ群:0.24%)、抗てんかん薬の服用群では、プラセボ群と比べ1,000人あたり1.9人多いと計算された(95%信頼区間:0.6−3.9)。また、てんかん患者のサブグループでは、プラセボ群と比べ1,000人あたり2.4人多いと計算されている。

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