処方薬事典データ協力:株式会社メドレー
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コレミナール錠4mgの基本情報
基本情報
脳の興奮などを抑えることで不安、緊張、不眠などを改善する薬
- セルシン ホリゾン
- デパス
- リーゼ
- メイラックス
- 胃潰瘍の身体症候
- 胃潰瘍の緊張
- 胃潰瘍の不安
- 胃潰瘍の抑うつ
- 過敏性腸症候群の身体症候
- 過敏性腸症候群の緊張
- 過敏性腸症候群の不安
- 過敏性腸症候群の抑うつ
- 十二指腸潰瘍の身体症候
- 十二指腸潰瘍の緊張
- 十二指腸潰瘍の不安
- 十二指腸潰瘍の抑うつ
- 心身症の身体症候
- 心身症の緊張
- 心身症の不安
- 心身症の抑うつ
- 慢性胃炎の身体症候
- 慢性胃炎の緊張
- 慢性胃炎の不安
- 慢性胃炎の抑うつ
- フルタゾラムとして1日12mgを3回に分割経口投与する
- なお、年齢・症状により適宜増減する
- 病気や症状に応じた注意事項
- 急性閉塞隅角緑内障
- 重症筋無力症
副作用
注意事項
- 禁止
- 急性閉塞隅角緑内障
- 重症筋無力症
- 慎重投与
- 重篤な呼吸障害
- 中等度呼吸障害
- 肝障害
- 呼吸不全
- 心障害
- 腎障害
- 脳器質的障害
- 注意
- 投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された
- 相対禁止
- 妊婦・産婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 希望禁止
- 授乳婦
- 新生児(低出生体重児を含む)
- 慎重投与
- 幼児・小児
- 高齢者
- 虚弱者(衰弱者を含む)
- 投与に際する指示
- 高齢者
- 相対禁止
- 新生児(0日〜27日)
- 希望禁止
- 新生児(0日〜27日)
- 慎重投与
- 高齢者(65歳〜)
- 小児(0歳〜14歳)
- 投与に際する指示
- 高齢者(65歳〜)
相互作用
- 薬剤名
- 影響
- 中枢抑制剤
- 相互に作用が増強
- フェノチアジン系薬剤
- 相互に作用が増強
- バルビツール酸誘導体
- 相互に作用が増強
- モノアミン酸化酵素阻害剤
- 相互に作用が増強
- エタノール摂取
- 相互に作用が増強
- 四環系抗うつ剤
- 痙攣発作
- マプロチリン塩酸塩
- 痙攣発作
- アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>
処方理由
添付文書
心身症(過敏性腸症候群、慢性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ。
フルタゾラムとして1日12mgを3回に分割経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
承認時及び市販後使用成績調査において11,011例中、副作用が報告されたのは179例(1.63%)で、主な副作用は眠気88例(0.80%)、口渇31例(0.28%)、眩暈・ふらつき・立ちくらみ18例(0.16%)等であった(再審査終了時)。
1.重大な副作用
依存性(頻度不明):連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与する。また、連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、譫妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状が現れることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行う。
2.重大な副作用(類薬)
刺激興奮・錯乱:刺激興奮、錯乱等が現れることがあるので観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行う。
3.その他の副作用
1).精神神経系:(0.1〜5%未満)眠気、眩暈・ふらつき・立ちくらみ、(0.1%未満)眼症状(眼調節障害、複視、羞明)、頭痛、頭重感、焦燥感、振戦、夜間譫妄。
2).肝臓:(0.1%未満)AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)。
3).循環器:(0.1%未満)血圧低下、動悸。
4).消化器:(0.1〜5%未満)口渇、胃腸障害(便秘、下痢)、(0.1%未満)食欲不振、嘔気・嘔吐、胃部不快感、膨満感、胃もたれ、胸やけ、違和感、のどがつかえる。
5).過敏症:(0.1%未満)発疹、皮膚そう痒感[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
6).骨格筋:(0.1〜5%未満)易疲労感・倦怠感、(0.1%未満)筋弛緩、脱力感。
7).その他:(0.1%未満)排尿困難、発汗、性欲減退。
(禁忌)
1.急性閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある]。
2.重症筋無力症のある患者[筋弛緩作用により症状を悪化させる恐れがある]。
(慎重投与)
1.心障害のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
2.肝障害のある患者[副作用が強く現れる恐れがある]。
3.腎障害のある患者[高い血中濃度が持続する恐れがある]。
4.脳器質的障害のある患者[作用が強く現れる恐れがある]。
5.小児。
6.高齢者。
7.衰弱患者[薬剤に対する感受性が高いため、傾眠や運動失調が起こりやすい]。
8.中等度呼吸障害又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)のある患者[症状が悪化する恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意する。
2.連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける(本剤の投与を継続する場合には、治療上の必要性を十分に検討する)。
(相互作用)
併用注意:
1.中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体等)[相互に作用が増強することがあるので、減量するなど注意する(本剤及びこれらの薬剤の中枢神経抑制作用による)]。
2.モノアミン酸化酵素阻害剤[相互に作用が増強することがあるので、減量するなど注意する(不明)]。
3.アルコール(飲酒)[相互に作用が増強されることがある(アルコールは中枢神経抑制作用を有する)]。
4.四環系抗うつ剤(マプロチリン塩酸塩等)[併用中の本剤を急速に減量又は中止すると痙攣発作が起こる恐れがある(本剤の抗痙攣作用が、四環系抗うつ剤による痙攣発作の発現を抑えている可能性がある)]。
(高齢者への投与)
高齢者では、少量から投与を開始するなど慎重に投与する[運動失調等の副作用が発現しやすい]。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中に他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)の投与を受け、出生した新生児に口唇裂(口蓋裂を伴うものを含む)等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある]。
2.妊娠後期の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されており、なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある(また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸増強を起こすことが報告されている)]。
3.分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状が現れることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
4.授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行すること及び他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)では、ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが報告されており、また、黄疸増強する可能性がある]。
(小児等への投与)
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
(過量投与)
本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意(禁忌、慎重投与、相互作用等)を必ず読む。
(適用上の注意)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
(その他の注意)
投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニルを投与された(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化、鎮静・抗痙攣作用が遅延する恐れがある。
(取扱い上の注意)
小児の手の届かない所に保管するよう指導する。
(保管上の注意)
遮光・気密容器。
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