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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

セボフレン吸入麻酔液の基本情報

先発品(後発品あり)
一般名
製薬会社
薬価・規格
47.8円(1mL)
添付文書

基本情報

効能・効果
  • 全身麻酔
注意すべき副作用
肝機能検査値異常 、 不整脈 、 悪心 、 嘔吐 、 血圧変動 、 頭痛 、 咳 、 心電図異常 、 乏尿 、 多尿
用法・用量(主なもの)
  • 1.導入:セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスとで導入する
    • また、睡眠量の静脈麻酔剤を投与し、セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスでも導入できる
  • 本剤による導入は、0.5〜5.0%で行うことができる
  • 2.維持:患者の臨床徴候を観察しながら、酸素・亜酸化窒素と併用し、最小有効濃度で外科的麻酔状態を維持する
  • 4.0%以下の濃度で維持できる
禁忌・原則禁忌
  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 黄疸
    • 過敏症
    • 原因不明の発熱

副作用

主な副作用
肝機能検査値異常 、 不整脈 、 悪心 、 嘔吐 、 血圧変動 、 頭痛 、 咳 、 心電図異常 、 乏尿 、 多尿 、 紅斑
重大な副作用
頻脈 、 高カリウム血症 、 心停止 、 横紋筋融解症 、 筋肉痛 、 脱力感 、 CK上昇 、 CPK上昇 、 血中ミオグロビン上昇 、 尿中ミオグロビン上昇 、 急性腎不全 、 重篤な腎障害 、 ショック 、 アナフィラキシー 、 血圧低下 、 皮膚発赤 、 蕁麻疹 、 気管支喘息様発作 、 全身紅潮 、 顔面浮腫 、 痙攣 、 不随意運動 、 ミオクロヌス様 、 肝機能障害 、 黄疸 、 著しいAST上昇 、 著しいALT上昇 、 重篤な不整脈 、 完全房室ブロック 、 高度徐脈 、 心室性期外収縮 、 心室頻拍 、 Torsades de Pointes 、 心室細動 、 終末呼気二酸化炭素濃度上昇 、 過呼吸 、 二酸化炭素吸収剤の異常過熱 、 二酸化炭素吸収剤の急激な変色 、 急激な体温上昇 、 筋強直 、 血液暗赤色化 、 チアノーゼ 、 発汗 、 アシドーシス 、 ミオグロビン尿 、 ポートワイン色尿 、 重篤な悪性高熱
上記以外の副作用
悪寒 、 異常脳波 、 棘波 、 棘徐波結合 、 BUN上昇 、 クレアチニン上昇 、 筋硬直 、 興奮 、 瞳孔散大 、 気管支痙攣 、 呼吸抑制 、 心拍出量低下 、 発熱

注意事項

病気や症状に応じた注意事項
  • 禁止
    • 黄疸
    • 過敏症
    • 原因不明の発熱
  • 慎重投与
    • 肝疾患
    • 筋ジストロフィー
    • 腎機能障害
    • 心疾患
    • 心電図異常
    • 胆道疾患
    • てんかん
    • 悪性高熱
    • King Denborough症候群
    • セントラルコア病
    • マルチミニコア病
    • スキサメトニウム塩化物水和物の静注により筋強直
    • アドレナリン含有製剤投与中
患者の属性に応じた注意事項
  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 慎重投与
    • 妊婦・産婦
    • 高齢者
年齢や性別に応じた注意事項
  • 慎重投与
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用
薬剤名
影響
エピネフリン
頻脈
ノルエピネフリン
頻脈
エピネフリン
不整脈
ノルエピネフリン
不整脈
エピネフリン
心停止
ノルエピネフリン
心停止
カルシウム拮抗剤
心停止
ジルチアゼム
心停止
エピネフリン
3回以上持続する心室性期外収縮
非脱分極性筋弛緩剤
作用を増強
パンクロニウム臭化物
作用を増強
ベクロニウム臭化物
作用を増強
β−遮断剤
過剰の交感神経抑制
塩酸エスモロール
過剰の交感神経抑制
血圧降下剤
血圧低下が増強
ニトロプルシドナトリウム
血圧低下が増強
α2受容体刺激薬
鎮静・麻酔作用が増強し血圧低下
塩酸デクスメデトミジン
鎮静・麻酔作用が増強し血圧低下
カルシウム拮抗剤
徐脈
ジルチアゼム
徐脈
カルシウム拮抗剤
房室ブロック
ジルチアゼム
房室ブロック
中枢抑制剤
中枢神経抑制作用が増強
塩酸モルヒネ
中枢神経抑制作用が増強
フェンタニルクエン酸塩
中枢神経抑制作用が増強

処方理由

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添付文書

効果・効能(添付文書全文)

全身麻酔。

用法・用量(添付文書全文)

1.導入:セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスとで導入する。また、睡眠量の静脈麻酔剤を投与し、セボフルランと酸素もしくは酸素・亜酸化窒素混合ガスでも導入できる。本剤による導入は、0.5〜5.0%で行うことができる。
2.維持:患者の臨床徴候を観察しながら、酸素・亜酸化窒素と併用し、最小有効濃度で外科的麻酔状態を維持する。4.0%以下の濃度で維持できる。

副作用(添付文書全文)

承認時までの成績では1,364例中、副作用は178例(13.0%)にみられ、主なものは血圧下降(2.7%)、不整脈(2.9%)、悪心・嘔吐(3.7%)であった。承認後6年間の使用成績調査では6,999例中234例(3.3%)で副作用がみられ、主なものは血圧下降(1.7%)、肝機能異常(1.1%)、不整脈(0.4%)、血圧上昇(0.3%)、悪心・嘔吐(0.2%)で、承認時までの成績との著しい変動は認められなかった。
1.重大な副作用
1).悪性高熱(0.1%未満):原因不明の終末呼気二酸化炭素濃度上昇・頻脈・不整脈・血圧変動、過呼吸、二酸化炭素吸収剤の異常過熱・二酸化炭素吸収剤の急激な変色などの初期症状、急激な体温上昇、筋強直、血液暗赤色化(チアノーゼ)、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、心停止、ミオグロビン尿(ポートワイン色尿)等を伴う重篤な悪性高熱が現れることがあるので、本剤を使用中、悪性高熱に伴うこれらの症状を認めた場合は、直ちに投与を中止し、ダントロレンナトリウム水和物の静脈内投与、全身冷却、純酸素での過換気、酸塩基平衡の是正など適切な処置を行う(なお、本症については麻酔後にもみられることがあるので、患者の状態に注意し、また、本症は腎不全を続発することがあるので、尿量の維持を図る)。
2).横紋筋融解症(頻度不明):筋肉痛、脱力感、CK上昇(CPK上昇)、血中ミオグロビン上昇及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症が現れ、これに伴って高カリウム血症、心停止、また急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
3).ショック、アナフィラキシー(頻度不明):ショック、アナフィラキシーを起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、頻脈、皮膚発赤、蕁麻疹、気管支喘息様発作、全身紅潮、顔面浮腫等異常が現れた場合には、投与を中止し適切な処置を行う。
4).痙攣、不随意運動(頻度不明):周術期に痙攣、不随意運動(主としてミオクロヌス様)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の減量又は中止、あるいは他剤を併用するなど適切な処置を行う。
5).肝機能障害、黄疸(頻度不明):著しいAST上昇(著しいGOT上昇)、著しいALT上昇(著しいGPT上昇)等を伴う肝機能障害、黄疸が現れることがあるので、異常が認められた場合には適切な処置を行う。
6).重篤な不整脈(頻度不明):心停止、完全房室ブロック、高度徐脈、心室性期外収縮、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)、心室細動が現れることがあるので、異常が認められた場合には本剤の減量又は中止、除細動、心肺蘇生等の適切な処置を行う。
2.その他の副作用
1).精神・神経:(0.1〜5%未満)頭痛、(0.1%未満)筋硬直、興奮、(頻度不明)異常脳波(棘波、棘徐波結合等)。
2).自律神経:(0.1%未満)瞳孔散大。
3).呼吸器:(0.1〜5%未満)咳、(0.1%未満)気管支痙攣、呼吸抑制。
4).循環器:(0.1〜5%未満)不整脈、血圧変動、心電図異常、(0.1%未満)心拍出量低下。
5).消化器:(0.1〜5%未満)悪心・嘔吐。
6).肝臓:(5%以上)肝機能検査値異常。
7).泌尿器:(0.1〜5%未満)乏尿、多尿、(0.1%未満)ミオグロビン尿、(頻度不明)BUN上昇、クレアチニン上昇。
8).皮膚:(0.1〜5%未満)紅斑。
9).その他:(0.1〜5%未満)悪寒、(0.1%未満)発熱。

使用上の注意(添付文書全文)

(禁忌)
1.以前にハロゲン化麻酔剤を使用して、黄疸又は原因不明の発熱がみられた患者[同様の症状が現れる恐れがある]。
2.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
(慎重投与)
1.肝疾患・胆道疾患のある患者[肝・胆道疾患が増悪する恐れがある]。
2.腎機能障害のある患者[腎機能が更に悪化する恐れがある]。
3.高齢者。
4.スキサメトニウム塩化物水和物の静注により筋強直がみられた患者[悪性高熱が現れることがある]。
5.血族に悪性高熱がみられた患者[悪性高熱が現れることがある]。
6.てんかんの既往歴のある患者[痙攣が現れる恐れがある]。
7.心疾患及び心電図異常のある患者[心停止、完全房室ブロック、高度徐脈、心室性期外収縮、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)、心室細動が現れる恐れがある]。
8.セントラルコア病、マルチミニコア病、King Denborough症候群のある患者[悪性高熱が現れる恐れがある]。
9.筋ジストロフィーのある患者[悪性高熱、横紋筋融解症が現れる恐れがある]。
10.アドレナリン含有製剤投与中の患者[併用により心筋のアドレナリンに対する感受性が亢進することが知られており、頻脈、不整脈等を起こす恐れがある]。
(重要な基本的注意)
1.麻酔を行う際には原則としてあらかじめ絶食をさせておく。
2.麻酔を行う際には原則として麻酔前投薬を行う。
3.麻酔中、麻酔後は気道に注意して呼吸・循環に対する観察を怠らない。
4.麻酔の深度は手術、検査に必要な最低の深さにとどめる。
5.本剤の高濃度導入時、特に過換気状態において異常脳波や異常運動がみられたとの報告があるので、患者の状態に注意して投与する。
(相互作用)
併用注意:
1.アドレナリン製剤:
1).アドレナリン製剤(アドレナリン)[頻脈、不整脈、場合によっては心停止を起こすことがある;本剤麻酔中、5μg/kg未満のアドレナリンを粘膜下に投与しても3回以上持続する心室性期外収縮は誘発されなかったが、5μg/kg〜14.9μg/kgのアドレナリンを投与した場合、1/3の症例に3回以上持続する心室性期外収縮が誘発された(アドレナリン5μg/kgは、60kgのヒトの場合、20万倍希釈アドレナリン含有溶液60mLに相当する)(本剤が心筋のアドレナリンに対する感受性を亢進することが知られている)]。
2).アドレナリン製剤(ノルアドレナリン等)[頻脈、不整脈、場合によっては心停止を起こすことがある(本剤が心筋のアドレナリンに対する感受性を亢進することが知られている)]。
2.非脱分極性筋弛緩剤(パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等)[非脱分極性筋弛緩剤の作用を増強するので、本剤による麻酔中、この種の筋弛緩剤を投与する場合には減量する(本剤は筋弛緩作用を持つため、これらの薬剤と相乗的に働く)]。
3.β遮断剤(エスモロール塩酸塩等)[過剰の交感神経抑制を来す恐れがあるので、注意する(相互に作用(交感神経抑制作用)を増強する)]。
4.降圧剤(ニトロプルシドナトリウム水和物等)[血圧低下が増強されることがあるので、注意する(相互に作用(降圧作用)を増強する)]。
5.α2受容体刺激薬(デクスメデトミジン塩酸塩等)[鎮静・麻酔作用が増強し血圧低下などの症状が現れる恐れがあるので、注意する(相互に作用(鎮静、麻酔、循環動態への作用)を増強する)]。
6.Ca拮抗剤(ジルチアゼム塩酸塩等)[徐脈、房室ブロック、心停止等が現れることがある(相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強させると考えられる)]。
7.中枢神経系抑制剤(モルヒネ塩酸塩、フェンタニルクエン酸塩等)[中枢神経抑制作用が増強される恐れがあるので、注意する(相加的に作用(中枢神経抑制作用)を増強させると考えられる)]。
(高齢者への投与)
1.高齢者では手術後一過性の臨床検査値異常が起こりやすい。
2.高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいので慎重に投与する。
(妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
1.妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦<3カ月以内>又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
2.子宮筋を弛緩させる可能性があるので、産科麻酔に用いる場合には、観察を十分に行い慎重に投与する。
(取扱い上の注意)
1.麻酔技術に熟練した麻酔専門医が使用する。
2.本剤を閉鎖系麻酔回路で二酸化炭素吸収剤に接触させると分解するので、注意する。
3.セボフレン吸入麻酔液の指示色は黄色である。
4.正確な濃度の気体を供給できるセボフレン吸入麻酔液専用気化器を使用することが望ましい。
5.本剤の瓶頚部には麻酔薬液別注入装置用のカラー(リング状の気化器接続部分)を装着している。
6.乾燥した二酸化炭素吸収剤を用いた場合に異常発熱を呈することがあり、海外においては発火したとの報告もあることから、二酸化炭素吸収剤が乾燥しないように定期的に新しい二酸化炭素吸収剤に交換し、二酸化炭素吸収装置の温度に注意する。
(保管上の注意)
遮光し、密栓。

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