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ケタラール静注用50mg基本情報

一般名:ケタミン塩酸塩注射液

製薬会社:第一三共プロファーマ

薬価・規格: 287円(50mg5mL1管) 薬価を比較する

添付文書(PDF)

基本情報

効能・効果詳しく見る

  • 検査の全身麻酔
  • 検査の吸入麻酔の導入
  • 手術の全身麻酔
  • 手術の吸入麻酔の導入
  • 処置時の全身麻酔
  • 処置時の吸入麻酔の導入

注意すべき副作用詳しく見る

発疹悪心嘔吐呼吸抑制不整脈徐脈血圧下降不随意運動筋緊張亢進

用法・用量(主なもの)詳しく見る

  • ケタミンとして、初回体重1kg当り1〜2mgを静脈内に緩徐(1分間以上)に投与し、必要に応じて、初回量と同量又は半量を追加投与する

禁忌・原則禁忌

  • 病気や症状に応じた注意事項
    • 外来患者
    • 過敏症
    • 痙攣発作
    • 重症心代償不全
    • 脳血管障害
    • 脳圧亢進症
    • 高血圧<収縮期圧160mmHg以上・拡張期圧100mmHg以上>

副作用

主な副作用

発疹悪心嘔吐不整脈徐脈血圧下降不随意運動筋緊張亢進唾液分泌過多発熱

重大な副作用

呼吸抑制痙攣喉頭痙攣声門痙攣全身痙攣無呼吸舌根沈下覚醒時反応夢のような状態幻覚興奮錯乱状態激しい覚醒時反応急性心不全

上記以外の副作用

低血圧血圧上昇頭痛眩暈ふらつき呻吟精神症状流涙複視口渇食思不振発汗悪寒顔面潮紅なきじゃくりしゃっくり過敏症眼振眼内圧上昇皮膚紅斑過呼吸腹痛眼瞼浮腫

注意事項

病気や症状に応じた注意事項

  • 禁止
    • 外来患者
    • 過敏症
    • 痙攣発作
    • 重症心代償不全
    • 脳血管障害
    • 脳圧亢進症
    • 高血圧<収縮期圧160mmHg以上・拡張期圧100mmHg以上>
  • 慎重投与
    • 急性アルコール中毒
    • 慢性アルコール中毒
    • β−遮断剤使用中

患者の属性に応じた注意事項

  • 相対禁止
    • 妊婦・産婦
  • 注意
    • 高齢者
  • 投与に際する指示
    • 高齢者

年齢や性別に応じた注意事項

  • 注意
    • 高齢者(65歳〜)
  • 投与に際する指示
    • 高齢者(65歳〜)

相互作用

薬剤との相互作用

薬剤名 影響
β−遮断剤 本剤の二次的な血圧下降作用を増強
中枢抑制剤 覚醒が遅延
バルビツール酸誘導体 覚醒が遅延
向精神薬 覚醒が遅延
麻薬系鎮痛剤 覚醒が遅延
ツボクラリン 筋弛緩作用を増強

処方理由

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    添付文書

    効果・効能(添付文書全文)

    手術、検査及び処置時の全身麻酔及び吸入麻酔の導入。

    用法・用量(添付文書全文)

    ケタミンとして、初回体重1kg当り1〜2mgを静脈内に緩徐(1分間以上)に投与し、必要に応じて、初回量と同量又は半量を追加投与する。
    <用法・用量に関連する使用上の注意>
    1.麻酔方法:本剤の用法・用量は患者の感受性、全身状態、手術々式、麻酔方法等に応じてきめるが、一般に行われている方法を示すと次のとおりである。
    手術の少なくとも6時間前から絶飲絶食とし、アトロピン硫酸塩水和物等の前投薬を行い、次いで本剤の1回量を緩徐に静注する。麻酔の維持には、本剤の追加投与を行うが、手術の時間が長くなる場合には点滴静注法が用いられる。投与速度は最初30分間が0.1mg/kg/分、それ以後は0.05mg/kg/分を一応の基準として、必要に応じ若干これを増減し、手術終了の30分前に投与を中止する。なお、手術の種類によっては、吸入麻酔剤に切り替える。また必要によりスキサメトニウム塩化物水和物等の筋弛緩剤を併用する。
    2.作用発現及び持続:健康成人に通常用量を静注した場合、30秒〜1分で手術可能な麻酔状態が得られ、作用は5〜10分前後持続する。

    副作用(添付文書全文)簡潔に見る

    (本項には頻度が算出できない副作用報告を含む)。
    総症例7,300例(筋注を含む)中、副作用が報告されたのは4,485例(61.44%)であった。そのうち主なものは呼吸器−呼吸抑制(2.27%)、循環器−不整脈(0.42%)、徐脈(0.30%)、血圧下降(0.26%)、中枢神経系−不随意運動(3.22%)、筋緊張亢進(0.89%)、痙攣(0.59%)、精神神経系−夢(16.25%)、過敏症−発疹(5.23%)、消化器−悪心・嘔吐(13.36%)、唾液分泌過多(3.25%)、その他−発熱(3.36%)等であった[新開発医薬品の副作用のまとめ(その6)]。
    1.重大な副作用
    1).急性心不全(0.1%未満):急性心不全が現れることがあるので、観察を十分に行い、適切な処置を行う。
    2).呼吸抑制(2.27%)、無呼吸(頻度不明)、舌根沈下(頻度不明):過量投与した場合及び静注速度が速い場合には呼吸抑制、無呼吸又は舌根沈下が起こることがあるので、静脈内投与に際しては、1分以上時間をかけて緩徐に注射する。なお、観察を十分に行い、呼吸抑制の症状が現れた場合には、補助呼吸を行うなど適切な処置を行う。
    3).痙攣(0.59%):痙攣(喉頭痙攣、声門痙攣又は全身痙攣等)が起こることがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には筋弛緩剤を投与の上、気管内挿管のもとに調節呼吸を行うなど、適切な処置を行う。
    4).覚醒時反応(頻度不明):
    (1).本剤の投与をうけた患者の15%前後に覚醒時反応が起こるとされており、その症状としては、夢のような状態、幻覚あるいは興奮、錯乱状態等で、通常数時間で回復するが、まれに24時間以内に再び現れることがある。
    (2).覚醒時反応を防ぐには、回復期の早期に患者に話しかけたりするような不必要な刺激は避ける。また、完全に覚醒するまで患者のバイタルサインを監視するなど、全身状態の観察を十分に行う。
    (3).覚醒時反応を予防するために、ジアゼパム、ドロペリドール等の前投薬を行うことが望ましい。
    (4).興奮、錯乱状態等の激しい覚醒時反応に対する処置としては、短時間作用型又は超短時間作用型バルビツール酸系薬剤の少量投与、あるいはジアゼパム投与を行うことが望ましい。
    2.その他の副作用
    1).循環器:(0.1〜1.5%未満)不整脈、低血圧、徐脈、*血圧下降、*血圧上昇[*:血圧上昇作用は一過性で、二次的に血圧降下を招く場合があるので、観察を十分に行い、適切な処置を行う]。
    2).呼吸器:(0.1%未満)過呼吸。
    3).中枢神経系:(1.5%以上)不随意運動、(0.1〜1.5%未満)筋緊張亢進、頭痛、眩暈・ふらつき。
    4).精神神経系:(1.5%以上)夢、呻吟、(0.1〜1.5%未満)興奮、精神症状。
    5).感覚器:(0.1〜1.5%未満)流涙、複視、(頻度不明)眼振、眼内圧上昇。
    6).過敏症:(1.5%以上)発疹、(頻度不明)皮膚紅斑。
    7).消化器:(1.5%以上)悪心・嘔吐、唾液分泌過多、(0.1〜1.5%未満)口渇、食思不振、(0.1%未満)腹痛。
    8).その他:(1.5%以上)発熱、発汗、(0.1〜1.5%未満)悪寒、顔面潮紅、なきじゃくり、しゃっくり、(0.1%未満)眼瞼浮腫。

    使用上の注意(添付文書全文)簡潔に見る

    (禁忌)
    1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
    2.脳血管障害、高血圧<収縮期圧160mmHg以上・拡張期圧100mmHg以上>、脳圧亢進症及び重症心代償不全の患者[一過性の血圧上昇作用、脳圧亢進作用がある]。
    3.痙攣発作の既往歴のある患者[痙攣を誘発することがある]。
    4.外来患者[麻酔前後の管理が行き届かない]。
    (慎重投与)
    1.急性アルコール中毒・慢性アルコール中毒の患者[一般にアルコール中毒患者は麻酔がかかりにくい]。
    2.β−遮断剤使用中の患者[β−遮断剤が本剤の二次的な血圧下降作用を増強する恐れがあり、また、一般にβ−遮断剤を使用中の患者は高血圧症の場合が多いので、本剤の一過性の血圧上昇作用に注意する]。
    (重要な基本的注意)
    1.本剤の使用に際しては、一般の全身麻酔と同様に適応、投与法、用量は医師が判断し、麻酔開始より患者が完全に覚醒するまで、患者の全身状態を専任の医師が注意深く監視する。また、呼吸・循環管理等ができるような整備された手術の状態で使用する。
    2.麻酔を行う際にはあらかじめ絶食させておく。
    3.麻酔前に酸素吸入器、吸引器具、挿管器具等の人工呼吸のできる器具を手もとに準備しておく。
    4.麻酔を行う際には原則として麻酔前投薬を行う。
    5.手術が内臓の痛覚路への侵襲を含む場合、他の鎮痛剤を併用する。
    6.本剤には筋弛緩作用がほとんどないので、開腹術等には、筋弛緩剤の併用がすすめられる。
    7.本剤による麻酔時には咽喉頭反射が維持されているので、咽喉頭に機械的刺激を与えない(従って、咽頭、喉頭及び気管支の手術、処置には筋弛緩剤の使用その他の方法により反射を除く)。
    8.麻酔中は気道に注意して呼吸・循環に対する観察を怠らない。
    9.麻酔の深度は手術、検査に必要な最低の深さにとどめる。
    10.本剤を投与された患者は麻酔状態に入ると、多くの場合その目は開いたままであり、眼振がみられ、数秒後眼球は中心に固定する(骨格筋には一般に若干の筋緊張の亢進が認められる)。麻酔深度が適切であれば、手術刺激による呼吸、循環の変動はなく安定化し、また体動は現れない。麻酔が浅くなると、ほかの吸入麻酔剤と同様に体動がみられ、発汗、呼吸、循環の変動をみる。
    (相互作用)
    併用注意:
    1.中枢神経系抑制剤(バルビツール酸系薬剤、向精神薬、麻薬性鎮痛剤等)[覚醒が遅延することがあるので、減量するなど注意する(本剤の作用が増強されるためと考えられる)]。
    2.ツボクラリン[本剤がツボクラリンの筋弛緩作用を増強させることがある(本剤がツボクラリンの蛋白結合を阻害すると考えられている)]。
    (高齢者への投与)
    減量するなど注意する[一般に高齢者では生理機能が低下している]。
    (妊婦・産婦・授乳婦等への投与)
    妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊婦に対する安全性は確立されていない]。
    (適用上の注意)
    1.投与時:バルビツール酸系薬剤と混合すると沈澱を生ずるので、同じ注射筒を使用しない。
    2.投与経路:本剤は静注用にのみ使用する。
    3.アンプルカット時:ワンポイントカットアンプルであるが、アンプルの首部をエタノール綿等で清拭してからカットすることが望ましい。
    (その他の注意)
    外国において、乱用により依存性が生じたとの報告がある。

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