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処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

経口鉄剤 解説

けいこうてつざい

経口鉄剤の解説

薬の解説

薬の効果と作用機序
  • 鉄欠乏性貧血による頭痛やめまい、息切れなどの症状を改善する薬
    • 血液中の赤血球には酸素を運ぶヘモグロビンという成分が含まれ、ヘモグロビンをつくるには鉄が必須である
    • 鉄が足りないと全身に十分な酸素が運べなくなる
    • 本剤は鉄分を体内に補給することで、赤血球を増やす作用をもつ
  • 手術前の造血目的などで使用する場合もある
詳しい薬理作用

貧血は何らかの理由で赤血球が減ってしまい全身に十分な酸素を供給できなくなってしまう状態である。鉄欠乏性貧血は赤血球の生成に関わる物質のひとつである鉄分が不足しておこる貧血で、頭痛やめまい、息切れなどの症状があらわれる。

赤血球の中にヘモグロビンという物質があり、ヘモグロビンが酸素と結合することで赤血球は全身に酸素を運ぶことができる。ヘモグロビンはビタミンなどの働きにより、鉄とタンパク質などが合わさって生成される。

本剤は体内に鉄分を補充することで、ヘモグロビンの合成を促進し赤血球を増やして鉄欠乏性貧血の症状を改善する作用をあらわす。また本剤は手術前の造血目的などで使用する場合もある。

貧血は何らかの理由で赤血球が減ってしまい全身に十分な酸素を供給できなくなってしまう状態である。鉄欠乏性貧血は赤血球の生成に関わる物質のひとつである鉄分が不足しておこる貧血で、頭痛やめまい、息切れなどの症状があらわれる。

赤血球の中にヘモグロビンという物質があり、ヘモグロビンが酸素と結合することで赤血球は全身に酸素を運ぶことができる。ヘモグロビンはビタミンなどの働きにより、鉄とタンパク質などが合わさって生成される。

本剤は体内に鉄分を補充することで、ヘモグロビンの合成を促進し赤血球を増やして鉄欠乏性貧血の症状を改善する作用をあらわす。また本剤は手術前の造血目的などで使用する場合もある。

主な副作用や注意点
  • 消化器症状
    • 吐き気、嘔吐、胃痛、腹痛、便秘などの症状があらわれる場合がある
  • 抗菌薬との相互作用(飲み合わせ)
    • キノロン系抗菌薬やテトラサイクリン系抗菌薬などと本剤を一緒に服用した場合、薬の吸収が相互に阻害される場合がある
    • 上記などの相互作用がある薬を服用する場合は本剤との服用間隔をあける
一般的な商品とその特徴
インクレミンシロップ
  • ピロリン酸第二鉄の経口鉄剤(シロップ剤)
  • お茶などのタンニンを含む飲食物との飲み合わせ
    • 一緒に摂取すると薬の吸収が低下する場合がある(一般的に、錠剤やカプセル剤の鉄剤より影響を受けやすいとされる)ので、同時の摂取は避ける
フェロミア
  • クエン酸第一鉄の経口鉄剤
  • 錠剤に加え、顆粒剤もあり嚥下能力の低下した患者などへのメリットが考えられる
フェルム
  • フマル酸第一鉄の経口鉄剤(カプセル剤)

薬の種類一覧

経口鉄剤の医療用医薬品(処方薬)
内用薬:カプセル剤
内用薬:液剤
内用薬:散剤
内用薬:錠剤

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。