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腎結石・尿路結石治療薬 解説
じんけっせき・にょうろけっせきちりょうやく
腎結石・尿路結石治療薬の解説
薬の解説
薬の効果と作用機序
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尿路結石の溶解作用や抗炎症作用などにより結石の排出を促進する薬
- 尿路結石は腎臓で尿の成分により結石ができ尿路中に存在している状態で尿管などにつまると激しい痛みなどをおこす
- 尿路結石はリン酸、炭酸などがカルシウムなどと一緒になり固まった物質
- 本剤は尿路結石の溶解作用、抗炎症作用、利尿作用をあらわす植物由来の製剤
詳しい薬理作用
尿路結石は腎臓(腎盂)で尿の成分の一部が結石を作り、尿路の中に存在している状態で尿管などにつまると激しい痛みなどをおこす。
結石はリン酸、炭酸、シュウ酸などがカルシウムなどと固まってできた物質となる。
本剤は植物であるウラジロガシのエキス製剤であり、尿路結石を溶解する作用や結石の発育を抑える作用をあらわす。また、抗炎症作用や利尿作用をあらわしこれらの複合的な作用によって尿路結石の排出促進作用をあらわす。
主な副作用や注意点
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消化器症状
- 稀に、胃部不快感、胃部膨満感、胃腸障害などがあらわれる場合がある
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皮膚症状
- 頻度は非常に稀だが、発疹、発赤、痒みなどがあらわれる場合がある
一般的な商品とその特徴
ウロカルン
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服用方法などに関して
- 通常、1回2錠、1日3回服用する(年齢、症状などにより適宜増減)
- 本剤は比較的大きめの錠剤であり、特に嚥下能力に不安のある患者などへの使用は注意する
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