日経メディカルのロゴ画像

処方薬事典データ協力:株式会社メドレー

プロスタグランジン関連薬(点眼薬) 解説

ぷろすたぐらんじんかんれんやく

プロスタグランジン関連薬(点眼薬)の解説

薬の解説

薬の効果と作用機序
  • 眼圧を上げる眼房水の排泄を促進し、眼圧を下げて緑内障の悪化を防ぐ薬
    • 緑内障では眼の中の圧力(眼圧)が高くなり、視野が狭くなるなどにより目が見えづらくなる
    • 眼圧が高くなる要素に眼房水という体液があり、体内のプロスタグランジンF2α(PGF2α)という物質がこの体液の排泄を促進させる
    • 本剤はPGF2αとほぼ同様の作用をあらわし、眼房水排泄を促進する
  • 特徴的な副作用に関して
    • まぶたなどへの色素沈着、まつ毛が濃くなるなどがあらわれる場合がある
    • 上記の作用を利用した「まつ毛貧毛症治療薬」がある
詳しい薬理作用

緑内障は眼の中の圧力(眼圧)が高くなってしまうことで視神経にダメージが加わり、視野が狭くなるなどにより目が見えづらくなる病気である。

眼圧が高くなる要素として眼球を満たしている眼房水があり、この体液が多くなると眼圧が高くなり、緑内障が悪化する。眼房水の排泄を促進させる体内物質にプロスタグランジンF(PGF)というものがあり、眼房水が排泄されると眼圧が下がる。

本剤はプロスタグランジンFという体内物質を元にして造られた薬剤(PGFの眼圧降下作用を保持したまま、結膜充血などへの副作用の軽減を目的として造られた薬剤)であり、点眼後、PGFと同様に眼房水の排泄を促進することで眼圧を下げる作用をあらわす。

緑内障は眼の中の圧力(眼圧)が高くなってしまうことで視神経にダメージが加わり、視野が狭くなるなどにより目が見えづらくなる病気である。

眼圧が高くなる要素として眼球を満たしている眼房水があり、この体液が多くなると眼圧が高くなり、緑内障が悪化する。眼房水の排泄を促進させる体内物質にプロスタグランジンF(PGF)というものがあり、眼房水が排泄されると眼圧が下がる。

本剤はプロスタグランジンFという体内物質を元にして造られた薬剤(PGFの眼圧降下作用を保持したまま、結膜充血などへの副作用の軽減を目的として造られた薬剤)であり、点眼後、PGFと同様に眼房水の排泄を促進することで眼圧を下げる作用をあらわす。

主な副作用や注意点
  • 眼や眼の周りなど局所への副作用
    • 色素沈着、多毛、充血、角膜障害などがおこる場合がある
  • 点眼後の処置に関する注意点(ただし、緑内障治療薬であるPG製剤に関して)
    • まぶたなどへの色素沈着やまつ毛が濃くなることがあるため、点眼後は洗顔や眼周囲の拭き取りを行うことが望ましい
一般的な商品とその特徴
キサラタン
  • ラタノプロスト製剤
  • β遮断薬との配合剤(ザラカム配合点眼液 など)がある
  • 専用の点眼補助器具(ザライース)がある
トラバタンズ
  • トラボプロスト製剤
  • β遮断薬との配合薬(デュオトラバ配合点眼液)がある
ルミガン
  • ビマトプロスト製剤
  • 本剤の成分を利用した「まつ毛貧毛症治療薬(グラッシュビスタ外用液剤)」がある
タプロス
  • タフルプロスト製剤
  • 剤形に関して
    • 1回使い捨てタイプのタプロスミニ点眼液がある
    • β遮断薬との配合剤(タプコム配合点眼液)がある
レスキュラ
  • イソプロピルウノプロストン製剤
  • 本剤を他成分のプロスタグランジン関連薬(点眼薬)と比較した場合
    • 一般的に、眼圧下降効果は控えめで、局所への副作用は少ないとされる

薬の種類一覧

プロスタグランジン関連薬(点眼薬)の医療用医薬品(処方薬)
外用薬:皮膚塗布剤
外用薬:目・耳鼻用剤

処方薬辞典は医療・医薬関係者向けのコンテンツです。